見出し画像

ペット不可の物件から大量の毛~

ペット不可物件のオーナーさんが相談へ来ました。

退去後にクリーニングを始めたら、動物の大量の毛が部屋じゅうから見つかった! ペットを飼っているか尋ねても、飼ったことも、生き物を連れ込んだこともないの一点張りなので、本当に飼っていなかったか視てほしいという依頼。

この方はマンションを何棟か所有していますが、不動産人生で初めてのケースだそう。こっそり飼っている人口はもっと多いと思っていたので意外でした。

霊視のポイントは、

・入居者がうそをついていないか
・物証(部屋じゅうに落ちていた毛)を見せたらどう反応するか
・弁護士に任せる、法的措置をとるか

なにを軸に視るかというと、入居者のキャラクターや性格、思考の癖など。

人にはそれぞれ、他人の理解を超えた常識や正義があるので、はじめから悪い人、嘘をついている人と決めつけないで鑑定するのが大事かなと思います。

ペットは飼っていないけど一時的に保護はしている、ペットは飼っていないけれど人間ではない家族ならいる(笑) など、本人にとっての定義や、用いる語彙なども慎重に視ていきました。

この件はすんなり解決しました。物件のオーナーも苦労が多くて大変です。きれいに暮らしている人のほうが少ないのではないかと、この方から相談を受けるといつも感じます。

自分の事情は特別であり例外で、ルール違反をする権利が自分のケースにならあるのだと、自然と開き直ってしまうという人もたくさんいます。個々人の立場になれば理解できなくはないけど、まずは隠さずに相談しなくちゃと思います。

想定外のことが起こると、どうしても被害者意識が強くなったり、自分はとても大変な状況にいるからこれくらいは許されるだろうと思ってしまうのはよく分かります。自分もそうなってしまっていないか、この方が相談へ来るたび考えます。


いいなと思ったら応援しよう!