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はじめまして。北海道・斜里町に誕生した「一般社団法人 知床しゃり」です。(1)
みなさん、はじめまして。知床ブランディングのクリエイティブ・ディレクターをしている初海淳です。このnoteは一般社団法人 知床しゃりのnoteなので、あれ?と思った方もいるはずですが、その前身となった知床ブランディングのことから語らないと、なかなか分かりづらいので、まずは私からご挨拶です。
北海道の道東と呼ばれるエリアをご存知ですか?自然豊かな北海道の中でも、特にいろいろな顔を持った大自然が広がる地域です。その道東に、私たちの斜里町はあります。
世界自然遺産で国立公園でもある「知床」のある斜里町は、人口約12,000人の町ですが、観光・漁業・農業が盛んなこともあり、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
知床は、流氷を起点とした、海・川・森の生命のサイクルがもたらす豊かな恵みの地です。そして、それを大切に暮らす人たちがいます。
出典:環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/nature/isan/worldheritage/shiretoko/uiversal/index.html)
2015年から斜里町では、知床観光ブランディングをスタートさせました。知床は古くから観光地として有名ですが、世の中の変化にあわせて、滞在型・個人旅行タイプの人にも向けて、知床の魅力を伝えよう! ということで始まりました。
まず考えたのが、世界遺産+知床ではなくて、世界遺産になった理由+知床でコミュニケーションしたほうが、より強い・知床ならではのものになるのでは?ということでした。なので、地域のブランドスローガンを「SHIRETOKO! SUSTAINABLE 海と、森と、人。」としました。この言葉とともに、新しくて・多様な知床のイメージを発信していこう、ということになりました。
次にキービジュアルを決めました。写真家・石川直樹さんが撮影した知床連山からの眺めです。この写真を見たとき、海・川・森の生命のサイクルを伝えるのにピッタリだと思いました。これほど高い山が連なるそばに海があるのも珍しい風景なのだそうです。
(第2回へ続く)
■「知床観光ブランディング強化業務」は、2015年 知床斜里町観光協会によりスタートし、2016年からは斜里町役場が推進している事業です。
https://www.town.shari.hokkaido.jp/
https://www.shiretoko.asia/
■一般社団法人 知床しゃりの公式サイトとECサイト
https://www.shiretoko-sustainable.com/company
https://shiretokoshop.com/