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知床の「人」紹介vol.2~カフェ、地域、人との交流を求めて。

※こちらの記事は2021年5月26日のInstagramより引用・再編集したものです。

斜里町の地域おこし協力隊として2021年の春に斜里町にやってきた武山灯さん。
弊社に配属となり、4月から私たちと一緒に働いています。主に観光にまつわる事業を担当している武山さんに、これまでの経歴や地域おこし協力隊に応募したきっかけなどを改めて聞いてみましたので、ご紹介いたします。

札幌市出身で、斜里町に来る直前も札幌在住だった武山さんですが、ご家族の転勤が多く、福岡、東京、静岡、長野…と様々な土地で子ども時代を過ごしてきたそうです。
札幌で高校卒業後は岩手県の大学に進学。農学部共生環境課程で勉強をする傍らで民俗芸能にも興味を持ち、さんさ踊りの保存会に参加し熱心に活動をおこなっていました。

昔から日本各地で過ごしてきたこともあって、この頃には旅行するのが好きという自覚があったとのことですが、旅行先で訪れたお店などで地元の方と話をする楽しさに気付き、「地域の人との出会いや交流」に喜びを感じるようになっていったそうです。

「大学時代によく行っていた雑貨屋さんの方とも仲が良くて、お店に行くというより、その人に会いに、報告しに行くっていう感覚でした」と、懐かしそうな表情を浮かべながら話します。

大学卒業後は札幌で大学院へ進学した武山さん。大学院では「カフェでの人と人の交流」について研究していましたが、武山さん自身もカフェ巡りが趣味で休みの日はほぼカフェで過ごすなど、とにかくカフェづくしの毎日だったそう。

「今日はプリンの日!と決めて、プリンのあるお店を一日何軒もまわることもありました」というエピソードも。

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▲斜里町内では「陶房cafe こひきや」がお気に入りだそう!

地域おこし協力隊という道を選んだ理由を尋ねてみたところ、

「やっぱり”地域での人との交流”というのが自分の中にあったのが大きいです。旅行も好きだし、観光に携わりたいと思って旅行会社への就職も考えたのですが、うまくいかなくて。そんなとき斜里町の地域おこし協力隊の募集があることを知人からたまたま聞きました。知床は修学旅行で一度、大学時代に友人の研究の手伝いで一度来ていて、やっぱり自然環境の豊かさが印象的でしたね。観光地として有名な知床で、これまで学んだり研究してきたことを活かしたいと思って、応募しました」という回答が返ってきました。

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▲マスク越しにでも伝わる笑顔がとっても素敵な武山さん☺

また「普通に就職していたらできなかった経験ができていると感じるので、この選択をして良かったです」とも話してくれました。

2022年2月現在は、知床トコさんスタンプラリーの運営の他、夏の知床におすすめのe-Bikeにまつわる企画も考案してくれている武山さん。「いつか自分の店を持ちたい」という思いもあるそうなので、今後の活躍がとても楽しみです。

武山さんの応援、どうぞよろしくお願いいたします!

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