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【FMあばしり 過去の放送内容】 マルミヤ大宮商店

※これは、「知床トコさんスタンプラリー」の参加店が出演した、FMあばしり「Break Time Abashiri」の内容をテキストでご紹介するものです。
※文字おこしは、FMあばしり(株式会社LIA)の許可をいただき行っております。

2023 流氷シーズン
放送日:2023/2/7
ラジオパーソナリティー:湊 恵行さん
ゲスト:藤田裕司さん(マルミヤ大宮商店)

湊さん(以下M):このコーナーは知床トコさんスタンプラリー参加事業者の皆さまに、知床斜里の魅力やお店、施設の情報、スタンプラリーのお得な情報をお伝えしていただくコーナーです。
今回はマルミヤ大宮商店より、藤田裕司さんに、美味しい「チェプ饅」についてお伺いしたいと思います。藤田さん、よろしくお願いします。

藤田さん(以下F):よろしくお願いします。

M:まずは、藤田さんおすすめの流氷を眺めるベストスポットをひとつ教えていただけないでしょうか?

F:すごく気に入ってる場所が、オチカバケ川という川なんですけど。

M:オチカバケ川。なかなか言いにくいですね。

F:僕もあまり口が回らないんですけど(笑)、日の出という場所からウトロ側に少し走ったところにある川で、橋があって。そこからさらにちょっと行くと知床連山が綺麗に見えて、知床連山と流氷がちょうどセットで見える場所なんです。そこがすごく綺麗です。

M:ちょっと秘密の場所のような感じですね。車でも行けるところですか?

F:国道沿いなので、道路からでも見えます。

M:オチカバケ川、私も初めて聞きましたが、ぜひ見に行ってみたいと思います。それでは、お店のお話もお伺いしていきます。
藤田さんがいらっしゃるマルミヤ大宮商店では、どんなものをお取り扱いしていますか?

F:「知床チェプ饅」という中華まんじゅうを作っておりまして、この季節は店頭でホッカホカの状態で提供しております。

M:中華まんが美味しい季節ですね。「チェプ饅」にはぎっしりと具材が詰まっているようですが、何が入ってるんでしょうか?

F:地元で獲れる鮭を使った郷土料理、鮭のちゃんちゃん焼きが入っています。

チェプ饅スタンプもかわいい


M:ちゃんちゃん焼きということは、味噌味ですね。
北海道外でこの放送を聞いてくださってる皆さんの中には、鮭のちゃんちゃん焼きに憧れを抱いてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?私も昔おばあちゃんの家でよく食べましたが、美味しくてごはんが進むんですよね。
鮭のちゃんちゃん焼きをおまんじゅうの具材にしようと思った経緯など、誕生秘話を教えていただけますか?

F:もともと食堂で「ちゃんちゃん焼き丼」というメニューを作っていたんですが、もっと手軽に食べられるようなものにして販売したら?となったことがきっかけです。

M:ちゃんちゃん焼き、けっこう準備が必要ですもんね。私は今ひとり暮らしなのですが、ひとりで「ちゃんちゃん焼き作ろう!」とはなかなかならない。でもおまんじゅうならドライブの途中にも手軽に食べられますし、冬の知床で、たとえば流氷ウォークをしたあとやスノーシューウォークをしたあとにこのチェプ饅があったら、本当に元気が出そうです。
おまんじゅうにちゃんちゃん焼きを入れてみたら?とアドバイスをしてくださった方がいらっしゃったんですね。

F:はい、もう亡くなってしまってるんですけど、その人の一言がきっかけでした。

M:今もその方の言葉が生き続けてるということですね。
ちゃんちゃん焼きを入れたおまんじゅうですが「ちゃんちゃん饅」や「ちゃん饅」などではなく「チェプ饅」という名前なのは、何か由来があるんですか?

F:地域の資源をフルに使った商品にしたかったのと、この土地にもアイヌの方々が暮らしていたのでその人たちの思いも商品に込めたいと考えていました。鮭は神からの贈りものとして「カムイチェプ」と言われていて、商品名にするには少し長いので「チェプ」を使いました。チェプだけだと「魚」という意味です。

M:「チェプ饅」、語感がキャッチーですよね。一度で覚えられますし、なんだか嬉しい予感がする言葉です。
藤田さんはそこから何やらかわいらしい合言葉のような言葉を生み出したということなんですが、こちらもお聞かせいただけますか。

F:「ハッピー☆チェッピー」です!

M:ハッピー☆チェッピー!どんなときに使うんですか?

F:お客さんと一緒に写真を撮ることがたまにあって、シャッターを切るときに使ったりします。

M:いいですね!ウトロに来て美味しいものを食べたらハッピー☆チェッピーという言葉を使って写真を撮ろうということですね。
もう少しチェプ饅についてお聞きしたいんですが、地元産の素材も使われているのでしょうか?

F:メインの鮭は、ウトロで水揚げされた鮭を使っています。地元のものを使いたいということで、皮の部分の小麦粉も斜里産です。

M:地元の味、オホーツクの味がぎゅっと凝縮されたチェプ饅、ぜひお楽しみいただきたいです。
この知床トコさんスタンプラリーでは、マルミヤ大宮商店に行ってチェプ饅を食べたり、その他のお買いものでも押していただけるのでしょうか?

F:はい、うちでお買いものしていただけたらスタンプを押します。トコさんの下に「ハッピー☆チェッピー」の文字も入っているプラススタンプです。

M:ここならではのスタンプということですね。「あの言葉なんだっけ…」となったらスタンプブックを開けばハッピー☆チェッピーと書かれている。いいですね!私もぜひこのスタンプを集めたいです。他にはどんな商品があるのでしょうか?

F:食事の提供もしています。鮭を使ったメニューが多いんですが…「鮭の焼き漬け」ってご存じですか?

M:…焼き漬け。初めて聞きました。

F:焼いた鮭をタレに漬けこんで食べるという、僕が小さい頃から食べていた食べ方なんです。

M:私は塩鮭しか食べたことがないですね…何味に漬け込むんですか?

F:醤油ベースです。

M:それはまた…ごはんが進みそうですね。

F:すごく美味しいですよ。

M:美味しそうなものばかりでお腹がすいてきちゃいますね。ぜひお腹を満たしてスタンプをゲットしていただきたいです。
また、スタンプブックをお持ちの方へは素敵な特典もあるそうですね。

F:スタンプブックをお持ちの方へは、チェプ饅の商品パッケージのシールと同じ缶バッジをプレゼントさせていただきます。

M:スタンプラリーの景品のトコさんバッジをゲットする前に、チェプ饅マークのバッジもゲットできるんですね。これをつけている人を見かけたら「きっとあの人チェプ饅食べたんだな」なんて、もしかしたら旅先で会話を交わすきっかけになるかもしれません。
最後に、スタンプラリーに参加されている皆さんにメッセージをいただけますか?

F:流氷を見たりしながらでも、チェプ饅は手軽に食べられます。寒い外で温かいものを食べて温まっていただいて、知床の思い出にしていただければと思っております。ハッピー☆チェッピー!

※ここに記載されている情報は放送当時(2023年2月7日)のものとなります。
最新情報は知床トコさんスタンプラリー公式サイトをご覧下さい。