024 このたびは【令和訳百人一首】
【原文】
このたびは 幣もとりあへず 手向山
もみぢの錦 神のまにまに
(菅家)
【個人的解釈】
今回の旅は急な出発だったので、幣も用意できませんでした。
手向山の紅葉をお供えしますので、神様心のままにお受けください。
【感想】
菅家って菅原道真のことです。
なんだか、旅行も安心して出来ない世の中になりましたね。
私は意外と旅行したいタイプなので残念です。
一番の趣味とか楽しみ、というわけではないけど…。
大学では、素敵な男女グループの一員にはなれなかったから
旅行はいつも決まった人と二人でした。
それもすっごく楽しくて最高なんだけどさ
男女6人くらいで韓国とか箱根とか行ってみたい人生だった~
皆でお菓子とか分け合いたかった~
旅行安全を祈願するお守りがあること、ご存じですか?
多分どの神社にも一個はあると思うけど…。
一番有名なのは羽田神社!羽田空港のおひざ元にあります。
フライトの安全を祈って、パイロットやCAもよく来るみたいです。
私も行ったことあって、飛行機が描かれた御朱印帳も買いました!
飛行機型の絵馬とかもあったよ!
ぜひ行ってみてください。駅からまあまあ歩くから涼しくて元気な日にね!
【令和に言い換え】
急な出発で凝ったお菓子とか作れなかったのー!
みんな、この可愛いアメちゃん配るから勘弁してー!
【備忘録】
・たび(掛詞)
①度
②旅
・たむけ(掛詞)
①手向山:現在の奈良県奈良市北方の京都へ行く途中にある奈良山。旅の安全を守るという手向け神(=道祖神)が祭られている峠や山。
②手向け:旅の安全を祈念して、神仏に幣・花・香などを供えること。
・幣:神に祈るときの捧げもの。細かく切った布や紙。
・錦:絹織物の一種。金銀などの数種の色糸で美しい模様を織り出した厚地の織物。
・まにまに:随に。思いのままに。~のとおりに。
・とりあふ:用意する。
※「幣」は「手向」の縁語。
【自己評価】
★☆☆☆☆
幣も旅の神も現代に直せない!ドクトクノブンカ!
てことで、神は旅のなかまってことで!
間違ってないですよね!