関西弁じゃない漫才に出会った私の話
私は芸人を尊敬している。①
どうも、秋田の田舎で育ったアラサーです。
「水10」で人間が変な格好で奇怪な行動をしていることにただ笑って真似していた小学校1低学年時代。
「はねとび」でこういう変な格好で変な事をする人たちを「芸人」というんだと知った小学校高学年時代。
「レッドシアター」「ピカルの定理」でそこまで変な格好してなくてもこの人たちって面白いじゃんと思った中学時代。
思えば、私の中の面白いという気持ちは「TVコント」に育てられたんだと思う。関西圏以外の同年代の子たちってみんなそうじゃないのかな。
高校生になって「バチバチエレキテる」からお笑い芸人にハマった。うしろシティやさらば青春の光の単独DVDを買い、アメトーークを高校3年間全回リアタイして、すべらない話やIPPONグランプリを見て、アルコ&ピースのANNを聴いた。
え、お笑いって、コントだけじゃないじゃん。
何かの役に入らなくても、この人たちこんなに面白いんだ。
そうして普通の人よりはお笑いに割く時間が多いくらいの感覚で過ごしていたある日。ついに出会った。
「東京よしもと」と「漫才」に。
…いやまあどっちももちろん知ってたし見てたよ。ちょうどM-1消失ザマンザイ時代よ、あの頃は。
だから正確には「関西弁じゃない漫才」に出会った。かな。
きっかけはバチエレのニューヨーク。そこで、吉本は東京にもあるということ。テレビに出ていない芸人は劇場でお笑いをやっていること。を知った。軽い気持ちで当時毎週やっていた無限大の生配信を見た(わかる人に突き刺され…彩時代)。
新鮮で面白かった。とにかく笑った。ネタはもちろん、そのあとのコーナーが新鮮で『これが劇場お笑いなのか』と感動した。その中で、私が強く思ったことは『この人たち縦のつながり強いんだなー』だった。先輩同期後輩入り混じってライブする・トークやコーナーに内輪ノリが多い・自己紹介で自分が何期か言う人多い。そして思った。
え、だったら誰が何期か知ってる状態で見れば
もっと楽しめるんじゃない?
ここからは早かった。当時彩(セカンドくらいまで)に出ていた芸人たちのツイッターを見漁った。だってみんなプロフにご丁寧に書いてあるんだもん。これ吉本芸人の特徴すぎるよね。
そしてメモなんか無くても私の頭にどんどんインプットされた。
へー、ランパンとフレミングとダンビラとやさしいズとゆにばーすが同期ね。
13期は仲良しだなあみんな。
14期はバチバチだなあ。15期は売れてる人多いなあ。
この辺が分かってくると、『私、無限大の芸人分かってますよ』ぶる事ができる。
「この前テレビに出てた横澤夏子?面白かった!」と友達に言われて、「あー15期ね!同期なら●●とかも面白いよ!」と、さも通ぶった答えが出来るのだ。JKとかJDとか一番こういうのやりたい年ごろなのよ、許してくれ。
そしてそのまま大学進学と共に秋田の田舎から上京。
無限大に行った。大宮にも行った。
でもバイトやらサークルやら、他に割く時間が増えてフェードアウト。
青春だったな、あの頃の無限大。
私の頭の中は9期~18期で完全にストップしている。
だから令和ロマンが23期で神保町所属と知って驚いた…。空白の5期間…。え、神保町ってお芝居するところじゃないの…。時の流れ…。
と、いうことで”空白の5期”を秋田に戻ったアラサーの今、勉強しなおしてみようかな。
あのころに比べると遠くに居ても劇場のお笑いを見られる環境があまりにも整っていてびっくり。
もはや何を選べばいいんだ…。
有識者さま是非教えてください。
おすすめの芸人さんもぜひぜひ教えてください。笑
次回、「世は大学お笑い時代…?」の巻!!!
思い返せばよしもとじゃなくても青春の漫才師いっぱいいるな…
磁石、三拍子、風藤松原、ハマカーン、Hi-Hi、オジンオズボーン、流れ星…
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