060 おほえやま【令和訳百人一首】
【原文】
大江山 生野の道の 遠ければ
まだふみも見ず 天の橋立
(小式部内侍)
【個人的解釈】
大江山を越え生野を通る道が都からは遠いので
私はまだ天橋立を見たことが無いです。
だから母からの手紙を見たこともありません。
【感想】
母(和泉式部)の留守中に、歌合の歌人に選ばれた作者に対して、「歌は母親に頼り切りでしょうから、母の元へ使者を送ります?」と言われた際に、即興で返したとされる首。
このくそみてえな台詞言ったやつ誰だよ!(名前も明らかになってるので調べてみてね)(嫌味というか心配の意味合いで言ったみたいだけど)
生まれや外見など、自分自身の努力では変えられないものに対して色々誹謗してくるやつが世界で一番嫌いです。
もちろん、変えられる内容でも誹謗はいけないけれども。
東京から、飛行機でしか行けない土地って沖縄以外にあるのだろうか。
こんなに小さな島々が集まっていて、さらに山脈が多い国なのに、いろんな”路”の発達で、様々な交通手段で移動が出来ている今ってすごいよね。
こういう地形だからこそ、繋ぐ技術が発達したのかな?
ということで、各配達業様。もう送料無料に沖縄と北海道含めないあのいじめやめてくれえ!
全国発送有料でも、北海道沖縄は明らかに値段高いんじゃあ!
あまりにも可哀想じゃあ!
【令和に言い換え】
東京からあのひとがいる沖縄までは遠すぎて
飛行機で行くしかないけど
私まだ飛行機乗ったことないです。
だから沖縄にも行けていませんが何か?
【備忘録】
・大江山:京都市左京区と亀岡市の境にある山。
・いく(掛詞)
①行く
②生野:現在の京都府福知山市生野。京都山陰間の交通の要地。天橋立に至る通路として有名。
・ふみ
①踏み
②文
※「ふみ」は「橋」の縁語。
【自己評価】
★☆☆☆☆
沖縄、また行きたいな。
(正確には、沖縄でオリオンビール飲みながらタコライス食べたい。泡盛飲みながらソーキソバ食べたい。)