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能登半島地震 大相撲初場所・郷土力士の活躍 報道リンクその1(場所前)


元日(2024年1月1日)に北陸地方で発生した大地震から2週間が経過した1月14日、大相撲初場所が初日を迎えた。


被害のあまりの甚大さに、胸中をとても言葉では表現できない郷土力士も多い。しかし、彼らの取組を目にすれば、郷里への強い思い、心配、不安、悲嘆、すぐに駆け付けられない葛藤や苦悩などが、ひしひしと伝わってくる。

どの力士も、悲壮なまでに真剣な表情で、気迫あふれる相撲を取り続けている。その姿は、勝ち負けの結果にかかわらず、見る者の心を強く打つ。


避難所で、郷土力士を応援する被災者の方々の様子も、日々報道されている。今は混乱の中にあり、つぶさに報道を追えない被災者の方も多いと思う。


私が見つけられた限りで、被災地域出身の力士の活躍を伝える報道について、URLを記録していきたい。

※ 報道記事のURLは、日付け・番付順に掲載し、震災に関連する記述を極力抜粋する。



1.初場所の番付発表


1-1.富山県出身力士の番付発表


NHK富山 NEWS WEB(動画あり)
大相撲初場所番付 朝乃山は西前頭7枚目

※ 太字は引用者による強調

来月の大相撲初場所の番付が25日に発表され、富山市出身の朝乃山は、西の前頭7枚目に番付を落としました。
10月の秋巡業で左足をけがした朝乃山は、先月の九州場所を途中から出場し4勝4敗、7日の休みで負け越しました。
この結果、次の初場所は、東の前頭筆頭から番付を落とし西の前頭7枚目となり、巻き返しに期待がかかります。
そのほかの県内出身力士は、三段目で南砺市出身の常川が西の37枚目に、朝日町出身の旭水野は東の41枚目にそれぞれ上がりました。
高岡市出身の富豊は東の48枚目に下がりました。
高岡市出身の坂林は東の57枚目に上がり、富山市出身の飛騨野が東の77枚目に序二段から上がりました。
南砺市出身の千代烈士は西の78枚目に下がりました。
また序二段では、高岡市出身の霧乃華が東の52枚目に上がりました。
大相撲の初場所は、来月14日に東京・両国の国技館で初日を迎えます。

大相撲初場所番付 朝乃山は西前頭7枚目
(NHK富山 NEWS WEB、2023年12月25日)


1-2.石川県出身力士の番付発表


NHK石川 NEWS WEB(動画あり)
大相撲初場所番付発表 大の里が所要4場所で新入幕果たす

※ 太字は引用者による強調

(・・・)初場所の番付が25日に発表され穴水町出身の遠藤は、九州場所で5勝10敗と負け越し、東の前頭8枚目から西の前頭13枚目に番付を5枚下げました。
津幡町出身の大の里は、12勝3敗と大きく勝ち越し、東の十両5枚目から西の前頭15枚目に番付を上げました。
初土俵以来、所要4場所での新入幕となり、昭和以降では3位に並ぶ早さとなりました。
七尾市出身の輝は、5勝10敗と負け越し、東の十両3枚目から番付を4枚下げて東の十両7枚目で臨みます。
津幡町出身の欧勝海は4勝3敗と勝ち越し、西の幕下2枚目から西の十両13枚目に上がり、新十両で臨みます。
幕下は2人です。
羽咋市出身の深井西の12枚目能登町出身の栃登西の59枚目といずれも番付を下げました。
三段目も2人。
白山市出身の豊雅将西の33枚目に上げ、金沢市出身の炎鵬東の83枚目に番付を下げました。
序二段も2人で、小松市出身の綿谷東の56枚目に番付を上げ、穴水町出身の大翔西の82枚目に下げました。
大相撲初場所は1月14日に東京・両国の国技館で初日を迎えます。(・・・)

大相撲初場所番付発表 大の里が所要4場所で新入幕果たす
(NHK石川 NEWS WEB、2023年12月25日)


1-2-1.大の里 新入幕昇進の報道・会見


所要4場所での幕内昇進!大の里 <令和6年一月場所> SUMO
日本相撲協会公式チャンネル


石川テレビ
昭和以降3位タイのスピード出世…大の里が初土俵から所要4場所で幕内へ 大相撲初場所で西前頭15枚目に


NHK sports
大相撲初場所 新入幕の大の里 “勝ち越し目指す”


北國新聞
大の里「まず勝ち越し」新入幕会見、スピード出世も謙虚


新潟日報
[大相撲]新入幕の大の里(新潟・海洋高校出身)「ここからが大事、部屋の顔になる」 高まる期待、二所ノ関親方「横綱に育てる」


中日スポーツ
ざんばら髪の新入幕・大の里、師匠・二所ノ関親方から10勝指令”9勝だったオレを超えろ”


日刊スポーツ
大の里が昭和以降3位タイの所要4場所で新入幕 師匠の元稀勢の里「通過点」とさらなる出世期待


スポーツ報知
大の里が所要4場所で新入幕 「白熊さんと切磋琢磨したい」改名した十両の兄弟子と共闘誓う


1-2-2.欧勝海 新十両昇進の報道


石川テレビ
故郷に来場所での活躍誓う…石川・津幡町出身で新十両昇進決めた欧勝海が親方とともに地元に


UX新潟テレビ21
県立海洋高校出身・欧勝海関 十両として活躍誓う「ふるさとに愛される力士に」【新潟】スーパーJにいがた12月20日OA


石川 NEWS WEB(動画あり) 津幡町出身の欧勝海が新十両に昇進


石川 NEWS WEB(動画あり) 
津幡町出身・欧勝海の新十両昇進祝い津幡町役場に懸垂幕


石川 NEWS WEB(動画あり)
十両昇進の欧勝海が津幡町の実家に帰省 地元のファンから祝福


NHK sports
特集 尊富士と欧勝海 2人の新十両が大相撲初場所に挑む!

(・・・)初場所で新入幕となる大の里(二所ノ関部屋)は同じ津幡町出身で1学年上です。欧勝海は大の里に誘われて、新潟県の海洋高校に進みました。「今は差をつけられているので、いつか追いついて、幕内で取りたいです」と話していました。また石川県は元日の地震で大きな被害を受けていますが「能登のいとこが避難所にいるということで心配しています。初場所では活躍をして、少しでも石川県に元気を送ることができればと思っています」と話していました。(・・・)

特集 尊富士と欧勝海 2人の新十両が大相撲初場所に挑む!
(NHK sports、2024年1月11日)


北國新聞
欧勝海けが乗り越え新十両 津幡の先輩・大の里追い


北國新聞
新十両欧勝海「2桁勝つ」 津幡町役場で昇進報告


北國新聞
欧勝海「まずは関取定着」初場所へ北國新聞社インタビュー


中日スポーツ
【大相撲】新十両決定の欧勝海、目標は人生のキーマンになった同郷の先輩・大の里との幕内対決


日刊スポーツ
新十両の欧勝海、初土俵から3年半、左肩大けが乗り越え「長いようで短かった」


スポニチアネックス
新十両・欧勝海 同郷の先輩・大の里に「まずは追いつきたい」幕内での対戦が目標


毎日新聞
憧れの先輩・大の里を追って新十両 けがに泣いた苦労人・欧勝海


新潟日報
大相撲初場所の新十両・欧勝海に、新潟糸魚川市の母校海洋高OBらから化粧まわし


1-3.新潟県出身力士の番付発表


NHK新潟 NEWS WEB
大相撲 初場所の番付発表 新潟県出身の力士たちは

※ 太字は引用者による強調

(・・・)初場所の番付が25日発表され、▽佐渡市出身の朝乃若は九州場所で4勝3敗と勝ち越し、西幕下38枚目から東幕下32枚目に番付を上げ、県出身力士として最上位となりました。
▽同じ幕下では糸魚川市出身の黒姫山は5勝2敗と勝ち越して東幕下48枚目から西幕下34枚目に、▽上越市出身の丸勝は5勝2敗と勝ち越し、東幕下50枚目から西幕下35枚目にそれぞれ番付を上げました。
三段目は、▽上越市出身の謙信が西幕下50枚目から番付を下げて西1枚目
関川村出身の王輝は東73枚目から番付を上げて東17枚目
新潟市出身の大新海は東38枚目から番付を上げて西22枚目となりました。
序二段は、▽燕市出身の飛燕力が西の50枚目から番付を上げて西の11枚目
新潟市出身の煌星は、三段目西88枚目から下がって西の59枚目
阿賀野市出身の柾富士が、東の36枚目から番付を下げて東の70枚目
南魚沼市出身の天一は。西の59枚目から番付を下げて西の77枚目となりました。

続いて県立海洋高校出身の力士3人です。
石川県出身の大の里は、東十両5枚目から西前頭15枚目に番付を上げて初土俵以来、4場所での新入幕となり、昭和以降では3位に並ぶ早さとなりました。
▽そして福島県出身の高橋改め白熊は、東十両9枚目から西十両6枚目に上がりました。
▽さらに石川県出身の欧勝海は西の幕下2枚目から西十両13枚目に上がりました。
大相撲初場所は来月14日に東京・両国の国技館で初日を迎えます。

大相撲 初場所の番付発表 新潟県出身の力士たちは
(NHK新潟 NEWS WEB、2023年12月25日)


2.元日以降、場所前の報道・動画(連合稽古、稽古総見)


2-1.2024年1月3日 大の里


サンスポ
新入幕大の里、始動「辰年で年男なので、いい1年に」

(・・・)石川県津幡町出身の23歳。1日の能登半島地震で実家は停電や断水になっている。年末に帰省したばかりで「初場所はより一層頑張らないといけない。石川県に明るい話題を届けられたらいい」と気合を入れた。

新入幕大の里、始動「辰年で年男なので、いい1年に」
(サンスポ、2024年1月3日)


2-2.2024年1月4日 朝乃山、大の里


サンスポ
北陸出身の大の里と朝乃山が申し合い 被災の地元思い奮起誓う

(・・・)大の里は石川県津幡町出身。実家が停電や断水の被害を受けた。「能登は海がきれいで、魚もおいしく、景色もいい。すごく悲しい気持ち。初場所で自分が頑張って、いい姿を見せるのが一番」と地元愛をにじませた。

富山市出身の朝乃山は、富山県氷見市に住む母方の祖母が被災したという。「北陸出身力士が土俵で頑張って白星を取れば、お客さんにも勇気や元気を与えられる」と自らを鼓舞した。

北陸出身の大の里と朝乃山が申し合い 被災の地元思い奮起誓う
(サンスポ、2024年1月4日)


スポニチアネックス
新入幕の大の里 故郷・石川に元気与える!「より一層頑張らないといけない」14日初場所

(・・・)石川県津幡町出身。年末に帰省した故郷は1日に大きな地震に見舞われた。家族の無事は確認できたが停電や断水になっている。能登の状況をテレビなどで見て心を痛めているが、今できることは土俵上から元気を与えること。「初場所はより一層頑張らないといけない。石川県に明るい話題を届けたい」と奮闘を誓った。

新入幕の大の里 故郷・石川に元気与える!「より一層頑張らないといけない」14日初場所
(スポニチアネックス、2024年1月4日)


スポーツ報知
元大関・朝乃山 元横綱・稀勢の里の二所ノ関部屋へ出稽古、能登半島地震被害の地元へ「北陸出身として頑張る」

(・・・)地元・富山は元日の能登半島地震で被災した。実家は大丈夫だったというが、母方の祖母宅は停電したという。「北陸出身として土俵で頑張らないといけない」と神妙な面持ち。石川出身の大の里とも地元について話し、状況を確認したという。(・・・)

元大関・朝乃山 元横綱・稀勢の里の二所ノ関部屋へ出稽古、能登半島地震被害の地元へ
「北陸出身として頑張る」(スポーツ報知、2024年1月4日)


2-3.2024年1月5日 横綱土俵入、朝乃山、遠藤、大の里、時津風一門連合稽古


スポーツ報知
照ノ富士が明治神宮で横綱土俵入り「大変なニュースが続いている中で始まった年。振り払えるような相撲を」

(・・・)2024年は元日に能登半島地震が発生し、2日には羽田空港での衝突事故が起こるなど大変な年明けとなった。古来、横綱土俵入りには「大地を踏んで地の邪気を払い鎮め正気を招き寄せる」という意味もあるとされる。それだけに横綱は「大変なニュースが続いている中で始まった年ですから、そういったことも含めて心をこめてやりました」と神妙な面持ちだった。今後は力士会会長として被災地の支援なども検討することを示唆した。(・・・)

照ノ富士が明治神宮で横綱土俵入り「大変なニュースが続いている中で始まった年。
振り払えるような相撲を」(スポーツ報知、2024年1月5日)


スポーツ報知
富山出身の朝乃山「北陸出身の力士が土俵で頑張って、勇気や元気を」能登半島地震の被災地を励ます

(・・・)富山出身で、1日に起きた能登半島地震に心を痛めている。「北陸出身の力士が土俵で頑張って、白星を取れば、お客さんにも勇気や元気を与えられる」と自らを鼓舞した。いつも励まし続けてくれる故郷を思い、初場所に臨む。

(・・・)石川出身大の里活躍「見せる」 〇…石川・津幡町出身の大の里が朝乃山に3勝1敗と奮闘した。勝った3番は左おっつけから押し倒すなどいずれも完勝した。「小さいときから見ていた」という北陸出身の先輩との稽古に「すごく充実していた」と笑顔。だが、地震で石川にある実家の水道、ガスなどが止まった。中、高を過ごした新潟・糸魚川市の寮も大きな被害が出たという。「自分が頑張っている姿を見せられたらいい」と神妙だった。

富山出身の朝乃山「北陸出身の力士が土俵で頑張って、勇気や元気を」
能登半島地震の被災地を励ます(スポーツ報知、2024年1月5日)


スポニチアネックス
朝乃山が本格始動 二所ノ関部屋に出稽古「北陸に元気を」
14日初日大相撲初場所

(・・・)富山市出身で1日に起きた能登半島地震では氷見市に住む祖母が被災した。石川県津幡町出身の大の里とも地震の話をしたそうで「北陸出身の力士が頑張って白星を取れば、勇気や元気を与えられる」と、初場所(14日初日、両国国技館)での奮起を誓った。

朝乃山が本格始動 二所ノ関部屋に出稽古「北陸に元気を」 14日初日大相撲初場所
(スポニチアネックス、2024年1月5日)


サンスポ
遠藤、津波が実家近くまで到達 家族について「今も避難していると思う」 能登半島地震

能登半島地震で被害を受けた石川県穴水町出身の大相撲の幕内遠藤が5日、報道陣の取材に応じ、実家の近くまで津波が到達していたことを明らかにした。家族は無事が確認できたというが「今も避難していると思う。電波が通じず、詳しく聞けていない」と心配そうな表情を浮かべた。

故郷を思いながら、初場所(14日初日・両国国技館)に臨む。33歳の人気力士は「亡くなった方もいるし、あまり多くを話せる状況ではない。僕は僕でやることをやるだけ。(白星で)元気が出てくれれば一番うれしい」と言葉をつないだ。

関脇大栄翔は甚大な被害となった石川県珠洲市に親戚がいるという。「大変な状況だと聞いた。元日からこんな大地震に見舞われるなんて…。そういう人たちのためにも、純粋に勝ちたいなと思う」と気遣っていた。

遠藤、津波が実家近くまで到達 家族について「今も避難していると思う」能登半島地震
(サンスポ、2024年1月5日)


サンスポ
石川県出身の遠藤「純粋に勝ちたいと思う」トロフィーなどの常設展示場が避難所に…

大相撲の初場所(14日初日、両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が5日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。能登半島地震で震度6強を観測し、大きな被害を受けた石川・穴水町出身の西前頭13枚目遠藤(33)も参加。発生後すぐに同町の実家や祖父へ連絡し、家族の無事を確認したという。だが、津波が自宅近くまで押し寄せていたといい、人気力士は危機感を募らせながら献身の白星を送る。

テレビ画面に映し出される崩壊した家屋を見て、両親はもとより膝を痛めている実家近くに住む祖父・遠藤勇さん(82)の姿も頭によぎる。大地震が発生した1日夜、遠藤にとって、携帯電話がつながるまでの時間はもどかしかった。

無事は確認できたが、海岸に近い実家の100メートル手前まで津波が押し寄せたという。地域では断水や停電が続き「(家族は)今も避難していると思う。電波が通じず、詳しく聞けていない」と心配を募らせる。

状況は激変した。初場所3日目には地元の「追手風・遠藤穴水後援会」の会員約20人による応援ツアーが組まれていたが、能登空港の閉鎖など深刻な被害で中止となった。穴水駅前にある公共複合施設には遠藤の少年時代から日大時代の活躍、昭和以降最短となる幕下付け出しから所要3場所での新入幕など、写真やトロフィーを飾る常設の展示場があるが、避難所に様変わりした。

連合稽古では大関霧島に指名されて連続3番、幕内正代らと取って1勝5敗だった遠藤は「亡くなった方もいるし、多くを話せる状況ではない。僕は僕でやることをやるだけ。(白星で)地元に元気が出てくれれば一番うれしい」と故郷を思いやった。

また、関脇大栄翔(30)は母方の祖父が石川・珠洲市出身で、親類が同市内に住んでいるという。「大変な状況だと聞いている。元日からこんな大地震に見舞われるなんて…。そういう人たちのためにも、純粋に勝ちたいと思う」。厳しい寒さと食事にも窮する地元へ思いを込めて。新春の土俵に決意を秘める。

石川県出身の遠藤「純粋に勝ちたいと思う」トロフィーなどの常設展示場が避難所に…
(サンスポ、2024年1月5日)


スポーツ報知
石川・穴水町出身の遠藤、能登半島地震で被災の故郷へ思い「(白星で)元気が出てくれれば。(家族は)無事」

 大相撲の幕内・遠藤(追手風)が5日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた時津風一門の連合稽古に参加した。大関・霧島(陸奥)らと5番取るなどして汗を流した。

 石川・穴水町出身。故郷は元日の能登半島地震で大きな被害を受けた。ふるさとに住む家族は無事が確認できたというが、「避難はしています」とも明かした。実家も大きな被害はないが、津波がすぐ近くまで来たという。電波がつながりにくい状況で「今も避難していると思いますが、そこまで状況が詳しく聞けない」と心配そうな表情で話した。

 初場所(14日初日、東京・両国国技館)は様々な思いを背負って臨む。遠藤は「亡くなった方もいるし、あまり多くを話せるような状況ではないし、話さない方がいいと思うんですね」と神妙な面持ち。ただもちろん、故郷を思う気持ちは胸に抱いている。「僕は僕でやることをやるだけです。特別なことはない。それ(白星)で元気が出てくれれば一番うれしいです」と土俵の上で結果を出し、少しでも元気を届ける。

石川・穴水町出身の遠藤、能登半島地震で被災の故郷へ思い
「(白星で)元気が出てくれれば。(家族は)無事」(スポーツ報知、2024年1月5日)


デイリー
遠藤 石川の励みになる取組を 地震で被災の家族は「無事」

「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)

 石川県穴水町出身の幕内遠藤(33)=追手風=が5日、能登半島地震に見舞われた実家の家族の状況を明かした。両国国技館内の相撲教習所で行われた時津風一門の連合稽古参加後に取材に応じ「無事です。すぐ逃げたので」と説明。停電や断水が続いており「避難はまだしている」と話した。家屋に損壊はなかったが、すぐ近くまで津波が迫ったという。

 故郷を大地震が襲った中で、初場所を迎える。「亡くなった方もいるし、あまり多くを話せるような状況ではない」と慎重に言葉を選んだ遠藤。「僕は僕でやることをやるだけ。それ(白星)で元気が出てくれれば、一番うれしいじゃないですか」と、被災者の励みになることを信じて土俵に集中する。

遠藤 石川の励みになる取組を 地震で被災の家族は「無事」
(デイリー、2024年1月6日)


北國新聞
大の里、朝乃山が奮起誓う 一緒に稽古、地元思い胸合わせる 14日から初場所〈1.1大震災〉

 ●「いい姿見せるのが一番」

 大相撲初場所(14日初日・両国国技館)で新入幕の大の里(津幡町出身)は4日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で出稽古に訪れた元大関朝乃山(富山市出身)と胸を合わせた。ともに能登半島地震に見舞われた北陸出身。地元への思いを胸に土俵での奮起を誓った。

 23歳でざんばら髪の大の里は8番のうち、朝乃山に3勝1敗。右の相四つから馬力で上回り、右差しを許さず、強烈な左おっつけで押し倒す場面も。「稽古できて光栄。わくわくした気持ちがあった」と初々しく語り「立ち合いの切れにびっくりした。幕内上位で闘う人だと思った。本場所は違うと思う」と話した。

 朝乃山は「ぼろ負けだ。圧力があるし、腰の寄せ方もうまい。強かった」とうなった。

 大の里は津幡町の実家が停電や断水の被害を受けた。「能登は海がきれいで、魚もおいしく、景色もいい。すごく悲しい気持ち。初場所で自分が頑張って、いい姿を見せるのが一番」と地元愛をにじませた。

 氷見市に住む母方の祖母が被災したという朝乃山は「北陸出身力士が土俵で頑張って白星を取れば、お客さんにも勇気や元気を与えられる」と自らを鼓舞した。

大の里、朝乃山が奮起誓う 一緒に稽古、地元思い胸合わせる 14日から初場所
〈1.1大震災〉(北國新聞、2024年1月5日)


スポーツ報知
新入幕の大の里が大関・霧島と初の手合わせ 1勝4敗も善戦 霧島「体が大きいし、楽しみ」

(・・・)地元・石川は能登半島地震で苦しんでいる。津幡町にある実家の被害はなかったが「頑張らないといけない」。石川へ元気を届けるためにも、稽古を重ねる。

新入幕の大の里が大関・霧島と初の手合わせ 1勝4敗も善戦 
霧島「体が大きいし、楽しみ」(スポーツ報知、2024年1月6日)


時津風一門連合稽古(2024年1月5日、朝稽古) 遠藤が参加


2-4.2024年1月8日 炎鵬


サンスポ
炎鵬「全員無事で良かった」 石川県の親族と連絡がつき安心

金沢市出身の元幕内炎鵬が8日、能登半島地震で被災した石川県能登町の親族と連絡がつき、無事だったことを明らかにした。両親ともに同町出身で「年始に帰省しようと思っていた。ニュースを見てぞっとしたが、全員無事で良かった」と胸をなで下ろした。(・・・)

炎鵬「全員無事で良かった」 石川県の親族と連絡がつき安心
(サンスポ、2024年1月8日)


中日スポーツ
炎鵬、両親の地元・能登町の親族無事でホッ 首痛め4場所連続休場中、初場所は慎重に様子見定め判断【大相撲】

大相撲の元幕内炎鵬(宮城野)が8日、能登半島地震で震度6弱を記録して津波の被害も出た石川県能登町の親族の無事を明かした。

同町は両親の故郷で「少しでも力になれるように頑張りたい。僕自身も励みになるので、身が引き締まる」と縁ある被災地への思いを語った。(・・・)

炎鵬、両親の地元・能登町の親族無事でホッ 首痛め4場所連続休場中、
初場所は慎重に様子見定め判断【大相撲】(中日スポーツ、2024年1月8日)


2-5.2024年1月9日 朝乃山、稽古総見


サンスポ
富山市出身の朝乃山「白星を届ける」 被災地へ奮闘誓う

大相撲初場所(14日初日、両国国技館)を前にした横綱審議委員会による稽古総見が9日、国技館内の相撲教習所で行われ、富山市出身の朝乃山は能登半島地震の被災地へ奮闘を誓った。今場所は西前頭7枚目で臨み「北陸出身の力士が闘う姿を見て、少しでも元気になってほしい。一番は白星を届けること」と気合十分に語った。(・・・)

富山市出身の朝乃山「白星を届ける」 被災地へ奮闘誓う
(サンスポ、2024年1月9日)


稽古総見(2024年1月9日)朝乃山、幕下への胸出し


2-6.2024年1月10日 大の里


中日スポーツ
稀勢の里の『侍』魂引き継ぐ大の里 ふるさと石川の震災には「ほんとに頑張るしかない」【はなわの相撲ヲタク対談】

(・・・)はなわ「関取、石川のこと聞いちゃっていいですか。1月1日に震災がありました。ふるさとの石川県に」
 大の里「そのときはこっちにいて。ほんとに頑張るしかない。それしか言えないです」
 はなわ「パワーを相撲で与えるという感じですかね。みんな応援してくれると思いますので、そういう思いも乗せてみんな応援されると思いますので」(・・・)

稀勢の里の『侍』魂引き継ぐ大の里 ふるさと石川の震災には「ほんとに頑張るしかない」
【はなわの相撲ヲタク対談】(中日スポーツ、2024年1月10日)


東スポ
【大相撲】2024年の新大関候補「どんどん土俵も活性化していくはず!」 元琴奨菊が注目する3力士


2-7.2024年1月11日 炎鵬


スポニチアネックス
炎鵬「出たいですね」脊髄損傷から8カ月…初場所出場へ医師からGOサインも最終判断は持ち越し

(・・・)今月1日には、故郷の石川県が最大震度7の大地震で被害を受けた。「気持ち的にも動かされた。自分が出ることで少しでも力になれたらという気持ちもあります。少しでも恩返しできたらいいなという気持ちもあります」。いろいろな思いを背負い、土俵に帰ってくる炎鵬の姿が待ち遠しい。

炎鵬「出たいですね」脊髄損傷から8カ月…初場所出場へ医師からGOサインも最終判断は持ち越し
(スポニチアネックス、2024年1月11日)


日刊スポーツ
金沢市出身の炎鵬が被災の故郷を思い「出たい」4場所休場中で痛みも後遺症もあるが恩返しに意欲

(・・・)自身は金沢市出身で、元日の能登半島地震で被害の大きかった地域に親戚もいるだけに「ふるさとでこういうことがあって、気持ち的に動かされた。少しでも自分ができることで、力になれたらいいなと思う」と、力説した。(・・・)

金沢市出身の炎鵬が被災の故郷を思い「出たい」4場所休場中で痛みも後遺症もあるが
恩返しに意欲(日刊スポーツ、2024年1月11日)


2-8.2024年1月12日 朝乃山、大の里、炎鵬、二所ノ関一門連合稽古


日刊スポーツ
富山市出身の朝乃山が北陸に勇気届ける2桁白星と優勝争い誓う 20代最後で「この1年が勝負」

大相撲で富山市出身の大関経験者、西前頭7枚目の朝乃山(29=高砂)が、元日に起きた能登半島地震の被災者を勇気づける、2桁白星と優勝争いを誓った。初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けて12日、都内の部屋で基礎運動などで調整。同場所で使う予定の紫色の締め込みを着け、動きの確認なども行った。

朝乃山の実家や、能登半島に近い富山・氷見市の祖母はすでに日常を取り戻しつつある。それでも「元日から悲しいニュースがあって、今場所、北陸出身力士は、よりいっそう力が入ると思う。一人一人が頑張れば、元気や勇気を与えられると思う。自分も2桁勝って、優勝争いに加われるように頑張りたい」と、白星を重ねる決意を口にした。富山市の実家には、500ミリリットルの水が30本入った箱を10箱送った。(・・・)

富山市出身の朝乃山が北陸に勇気届ける2桁白星と優勝争い誓う 
20代最後で「この1年が勝負」(日刊スポーツ、2024年1月12日)


サンスポ
【ベテラン記者コラム(552)】スピード新入幕の大器・大の里に人気の遠藤 被災した故郷の名を背負う力士の活躍に期待したい

大相撲の番付表には地位としこ名の間に出身地が記されている。力士が土俵に上がる際にも、場内アナウンスでしこ名に加えて出身地と所属部屋が紹介される。

江戸時代は大名のお抱え力士として出場しており、番付にはそのお国の名が記されていた。「大関 雲州 雷電為右衛門」のように。その伝統が少し形を変えて続いているわけだ。

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県出身の力士は10人いる。幕内力士は2人で、西前頭13枚目の遠藤と新入幕で西前頭15枚目の大の里が故郷の名を背負って初場所(14日初日、両国国技館)の土俵に立つ。

中でも大の里は鳴り物入りでの入幕だけに注目が集まる。日体大時代の令和3、4年に2年連続でアマチュア横綱になり、元横綱稀勢の里の二所ノ関部屋に入門。卒業後の昨年夏場所に幕下10枚目格付出でデビューすると、幕下と十両を各2場所で通過して新入幕を果たした。昭和以降で3位タイというスピード入幕で、まだ大銀杏を結えるほどには髪が伸びていない。

その大器は能登半島に近い石川県津幡町出身で、昨年末に帰省したばかりだったという。実家は停電や断水の被害を受けたそうで、「すごく悲しい。初場所で自分ががんばって、石川県に明るい話題を届けたい」という言葉には実感がこもる。

【ベテラン記者コラム(552)】スピード新入幕の大器・大の里に人気の遠藤 
被災した故郷の名を背負う力士の活躍に期待したい(サンスポ、2024年1月12日)


日刊スポーツ
大の里、故郷石川に「いい姿見せる」4場所で新入幕、注目の大器「優勝候補の1人」の声も

(・・・)初めて力士として新年を迎えた1日。故郷の石川県を能登半島地震が襲った。津幡町にある実家も停電や断水の被害を受けた。「能登が好きなのですごく悲しい。初場所で頑張って、いい姿を見せるのが一番」とあふれる思いを口にした。(・・・)

大の里、故郷石川に「いい姿見せる」4場所で新入幕、注目の大器「優勝候補の1人」の声も
(日刊スポーツ、2024年1月12日)


北國新聞
大の里、初日は武将山 大相撲初場所 遠藤―美ノ海 輝―獅司 欧勝海―勇磨


スポニチアネックス
炎鵬が5場所連続休場で序二段転落へ 脊髄損傷から8カ月「100%になるまでは…」大事を取り決断


二所ノ関一門連合稽古(2024年1月12日、朝稽古)
大の里、輝、欧勝海が参加


2-9.2024年1月13日 朝乃山、遠藤、大の里祖父、日本相撲協会


日刊スポーツ
富山市出身の朝乃山が2ケタ勝利&優勝争いで故郷北陸を勇気づける「少しでも何かを」初場所へ

(・・・)苦しくても、歯を食いしばって踏ん張ってきた朝乃山だからこそ、伝えられることがある。発生から10日以上が経過した能登半島地震には今も心を痛めている。いても立ってもいられず、富山市の実家には飲料水としても生活用水としても使えるよう、500ミリリットルの水が30本入った箱を10箱送った。幸い、家族や能登半島に近い富山・氷見市に住む祖母は日常を取り戻した。それでも北陸地方の仲間が、今も苦しんでいる。そう思うと自然と言葉は熱を帯びた。

「元日から悲しいニュースがあって、今場所、北陸出身力士は、より一層力が入ると思う。1人1人が頑張れば、元気や勇気を与えられる。自分も2桁勝って、優勝争いに加わるよう頑張りたい」(・・・)

富山市出身の朝乃山が2ケタ勝利&優勝争いで故郷北陸を勇気づける
「少しでも何かを」初場所へ(日刊スポーツ、2024年1月13日)


東京新聞
「元気な相撲で勇気づけたい」穴水町出身の大相撲・遠藤が語る被災地への思い「いつでも駆けつけたい」

◆実家の近くまで津波が迫った

実家から一歩出れば山が迫り、背後には海、耳を澄ませば波の音が聞こえます。僕は家の中で遊ぶような子どもではなかった。今日は海に行こうとか、今日は山だとか、友達と言い合って遊びました。海と山。「穴水」と言われて思い出す心の風景です。
 能登半島地震が発生した元日は、東京近郊の自宅でゆっくり過ごしていました。午後4時過ぎ、緊急地震速報が鳴り、テレビに目を向けると画面に「能登」の文字。それまでも地震が続いていたので、どきっとした。とっさに祖父に電話して「すぐに逃げて」と。津波が来ても山に逃げれば助かります。登り切ったころを見計らって、もう一度電話し、祖父の「もう大丈夫」という言葉を聞いてほっとしました。後で親族から送られてきた写真で、実家の近くまで津波が迫ってきていたことが分かりました。
 少しでも元気づけられたり、皆さんが笑顔になってくれたりするのであれば、いつでも駆けつけたい。でも、余震が続き、支援の態勢も整っていない状況で行っても「それどころじゃない」と迷惑をかけてしまいかねない。その時機は見極めたいと思っています。
 ただ、行かないからといって故郷のことを忘れているわけでは絶対にありません。連日、報道が続き、被災者の方の声をテレビで聞く機会も増えている。懐かしい方言とイントネーション。リモコンを片手に、少しでも地元の映像が流れている番組へとチャンネルを変えています。

◆「テレビの向こうで喜んでくれる人がきっといる」

 14日から大相撲の初場所(東京・両国国技館)が始まります。一番良いのは勝って白星を、元気を届けること。ただ、相撲は相手がいることなので、こればかりは確約できません。被災者の方の思いを背負う、と格好つけても、一番大変なのは現地の方々。思いは胸の奥にとどめ、いつものように元気な相撲を取って、勇気づけられるのであればそれが一番良い。結果的に前向きな気持ちになってもらえれば、すごくうれしい。そのために僕は頑張らないといけない。
 乾燥した関東とは異なり、能登はしっとりとした寒さが肌を刺します。避難生活では冷たい床の上で横にならざるを得ない人もいるのではないでしょうか。高齢の方もいると思います。体の芯から冷える寒さで本当に大変だと心配しています。
 実家から見える海には、伝統的なボラ漁に使う「ボラ待ちやぐら」が立っています。上から大群を見張る漁法で、穴水ならではのやぐらです。僕の化粧まわしには、このボラ待ちやぐらをあしらったものがあり、初場所でもそれを着けて土俵入りします。テレビの向こうで喜んでくれる人がきっといると思うから。

「元気な相撲で勇気づけたい」穴水町出身の大相撲・遠藤が語る被災地への思い
「いつでも駆けつけたい」(東京新聞、2024年1月13日)


共同通信
新入幕・大の里へ被災祖父エール「勝てば石川のみんなが元気に」

大相撲の有望若手力士、大の里(23)=本名中村泰輝、石川県津幡町出身、二所ノ関部屋=の祖父、坪内勇さん(74)が能登半島地震で被害を受け、同県内灘町の避難所に身を寄せる。13日に共同通信の取材に応じ、初場所(14日初日・両国国技館)を新入幕で迎える孫に「勝てば石川のみんなが元気になる。自分らしい相撲を取ってほしい」とエールを送った。

 「子どもの頃から体が大きかった」と懐かしそうに振り返る。2021年の全国大会で優勝した際は記念のカップを持って内灘町の坪内さん宅を訪れたそうで「抱いてみて、と言ってくれたな」と笑顔をのぞかせた。

新入幕・大の里へ被災祖父エール「勝てば石川のみんなが元気に」
(共同通信、2024年1月13日)


サンスポ
相撲協会、初場所で募金箱設置 芝田山広報部長「しっかりと開催していくことが、皆さまへの応援や励ましになる」

日本相撲協会は13日、能登半島地震の被災者支援のため、大相撲初場所(14日初日)が行われる東京・両国国技館で募金箱を設置すると明らかにした。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「大変な思いをされている方がいる。大相撲をしっかりと開催していくことが、皆さまへの応援や励ましになる」と語った。

相撲協会は2011年の東日本大震災や16年の熊本地震が発生した際に、慰問活動を実施。芝田山部長は今後の対応について「なかなか現地に入れる状況でもない。避難している方々の生活が整うことが先決だ」と述べた。

相撲協会、初場所で募金箱設置 芝田山広報部長「しっかりと開催していくことが、
皆さまへの応援や励ましになる」(サンスポ、2024年1月13日)


サンスポ
芝田山広報部長、被災地へ「相撲で応援、励ましを伝えなければ」/初場所

大相撲初場所は14日に両国国技館で初日を迎える。13日には土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方らが15日間の安全を祈願した。新型コロナウイルスなどの感染症対策で力士は出席しなかったが、一般客約600人が見守った。

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は初場所に向け、「(力士)それぞれが攻防がある熱のこもった相撲を繰り広げてもらいたい」と奮起を求めた。能登半島地震で大きな被害が発生している中、「相撲をしっかり開催することで、被災者の皆さんへの応援、励ましを伝えなければならない」と強調した。館内に募金箱を設置するほか、協会としての支援は今後検討する。

芝田山広報部長、被災地へ「相撲で応援、励ましを伝えなければ」/初場所
(サンスポ、2024年1月13日)


能登半島地震 大相撲初場所・郷土力士の活躍 報道リンクその2(初日)へつづく


※ ヘッダー写真の出典は、中日新聞(2023年12月29日付)。


ヘッダー写真は、倶利伽羅峠の戦いのモチーフで、津幡ゆかりの「火牛(かぎゅう)の計」を表現した大の里の化粧まわし。
詳しくは以下を参照。

北國新聞
新入幕大の里凱旋、津幡沸く 後援会発足、300人祝福


北陸朝日放送
【石川】大相撲で新入幕の大の里 化粧まわしを贈呈