渋谷の地下貯水槽。ロシアの民間武装集団「ナーダ・ウニチトージティ」による千葉刑事の拉致。
警視庁への脅迫電話。
リーダー・エレニカとメンバーのラザレフ兄弟の会話。
ハロ嫁関連の前後の記事は、下記マガジンを参照されたい。
『ハロウィンの花嫁』で学ぶロシア語
※ 以下、ネタバレになるので、未視聴の方は先に映画をご覧ください。
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少年探偵団が巻き込まれた爆破事件の聞き込み中、千葉刑事が襲撃される。
千葉は、ロシアの民間武装集団「ナーダ・ウニチトージティ」のアジトである地下貯水槽に拉致される。
警視庁への脅迫電話で、リーダーのエレニカは、千葉の身柄引き渡しの条件として、松田刑事(故人、『揺れる警視庁』で殉職)を連れて来るよう要求する。
以下、エレニカとラザレフ兄弟の会話。
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エレニカ
Я позвони́ла, детекти́в Мацуда ско́ро бу́дет.
「とりあえず松田刑事がここへ来るよう電話を入れた」
(発音)
グリゴーリー
Ты уве́рена, что всё полу́чится?
「本当に大丈夫なのか?」
(発音)
エレニカ
У нас нет друго́го спо́соба загна́ть Пла́мя.
「我々がヤツを追いつめるためにはこの方法しかない」
(発音)
エレニカ
Е́сли они́ отка́жутся, ему́ коне́ц.
「拒否すればコイツが死ぬ」
(発音)
エレニカ
Всем бы хоте́лось э́того избежа́ть.
「それは避けたいところだろう」
(発音)
エレニカとラザレフ兄弟の氏名については次回、「ナーダ・ウニチトージティ」の呼称については後の回に詳説する。