【漫画メモ】海の牙(星野之宣)
短編4話収録。「海の牙」と「暁の狩人」は、先日書いたイワン・デジャビュの一日にも収録されているので省きます。以下、残り2編のあらすじ(途中まで)と感想です。感想はネタバレ注意です。
遠い呼び声
ジョディは子供の頃からUFOが見え、自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
大人になったジョディは航空宇宙局に勤めていた。たまたま聞いたレイ・バック少尉の声が、UFOから呼ばれる声に似ていて…
細かく物理的な(?)裏付け説明があり、一瞬本当のように感じてしまう話。UFOの形の起源が語られます。
太陽惑星イカルス
大気汚染が進み、汚染雲が地球を取り巻き、太陽光が入ってこなくなった地球は氷河期のような異常低温気象が続いていた。これを解決するため、イカルス計画を実行することになった。人工静止惑星のイカルスを太陽の近くまで飛ばし、太陽の熱を取り込んでレーザーガンで地球に送るというのだ。イカルスの乗組員の1人として選ばれた五郎は、地球開放戦線の爆破テロで恋人を殺されていた…
太陽熱をレーザーガンで地球に送るってちょっと現実離れしてるんですが、このタッチの絵で描かれると信じてしまわざるをえないのです。