見出し画像

【漫画メモ】少女・ネム 1(木崎ひろすけ)

作:カリブ・マーレイ

全1巻の未完です。途中までのあらすじとネタバレ有りかもな感想を。

あらすじ
漫画家を目指すが、気が弱くてトロいネム。この地域に住む少女漫画の大家、伊藤れい子先生に自分の描いた漫画を見てもらいたかったが、勇気がなく、ポストに原稿を入れて帰ってきてしまった。その原稿は先生の目に留まり大絶賛される。しかし封筒には「ネム」としか書かれておらず、連絡したくても取れなかった。
一方、ネムの従姉妹(タマ)の友人(リョウコ)の兄の先輩に売れないプロの漫画家(木村ゴロー)がいて、ネムは会わせてもらうことになった。強面のゴローに漫画を見せるが、何も言われず、「何故漫画家になりたい?」とだけ問われるのだった…

サクサクと読みやすいです。未完ですが、どういう方向に話が進んでいくのかもよく分からず、まだこれからって感じでしたが、作と画、どちらの先生も亡くなってしまってます。ゴローとネムが恋愛に走るのか?ゴローがネムの作品を自分のモノにして売れていくのか?とか色々考えながら読んでたんですが。

登場人物は擬人化した動物です。普通に考えて猫かな?(虎だったりして)ネムの両親はラーメンチェーン「麺吉」を営み、帰りは夜0時とかです。=それまでネムは自由に外出もできるという設定。

作中で漫画を描いてる場面があり、スクリーントークの61番(定番!)が指定されてますが、この漫画自体はトーンなしです。そういう作風の先生みたいです。

1997年1月発行なことを考えると、武田真治のオールヌードの芝居=「身毒丸」かな?

あとがきがちょい病んでる感じで気になりました。リバースしたとか書いてあったので。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?