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【漫画メモ】九十九乱蔵 闇狩り師(石川賢)

原作:夢枕獏

1993~1995年にかけて「小学四年生」で連載されてたそーです。各話、途中までのあらすじと、ネタバレ有りの感想を。

怪士の鬼ノ章

妖魔封じをする「祟られ屋」の九十九乱蔵。丹波善之助という社長に悪鬼封じを依頼され、社長の別荘にやってきた。別荘は邪悪なエネルギーに包まれていた。社長はお金のためなら人殺しをも厭わない。社長に殺された人たちの怨念か…

死んだ人の怨念ではなく、自分の欲望が鬼と化してたらしい。どんだけ~

蘭陵王ノ章

小学生の光浩は蘭陵王のお面を拾ったことから、英雄になって強い力を発揮できるようになった。お面を探す依頼を受けていた九十九乱蔵は、光浩に目を付けた。これまでにもお面の持ち主は不幸になって死んでいるからと、光浩を説得し、お面を取り返そうとした。しかし、これまでいじめられっ子だった光浩は、お面のおかげでいじめられなくなったことから返すのを嫌がり…

異次元空間をつないで、過去の世界に送り込んだりと、蘭陵王すごい。何でも有りか。九十九乱蔵の師匠・雲斎先生登場。いつもニッコリ笑顔で緊張感に欠けます。

餓鬼魂ノ章

天魔山ではぐれ、三日三晩何も食べずに彷徨っていたアキオは、餓鬼魂に取りつかれてしまった。以来、異常な食欲で食べ物を食い尽くし、自分の母親をも食べようとするのだった。母親から依頼を受けた九十九乱蔵は、アキオの家に向かった。アキオには餓鬼魂だけでなく、班の鬼も取りついている様子で…

餓鬼魂は美味しいらしい。

第六天魔王信長ノ章

オズマ宇宙開発研究所が用地買収した土地には寺があった。寺には仏像があったがそれも取り壊し、工事を始めてしまった。しかしその仏像の中には信長に虐殺された者たちの怨念が封じ込められており、それが解放されてしまった。寺の和尚さんから依頼を受け、九十九乱蔵が現場に向かうと、殺された者の怨霊ではなく、信長の怨霊が現れた…!

研究所のロボットと怨霊が合体し、コンピュータを乗っ取って信長の霊が施設全体で襲ってきた…カオス!

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