【漫画メモ】あばれ天童 第4集(横山光輝)
最終巻です。あらすじと感想を書きます。あらすじは終盤付近まで、感想はネタバレ有りです。
あらすじ
天童の元に父親がやってきた。家に帰ってこい、山城グループを継げ、と言う。複雑な気持ちでそれを聞いていた天童は、昔のある出来事が蘇る。母親の死後、父親は再婚し、連れ子の弟ができた。兄弟仲は良かったが、ある日遊んでいた2人は不注意で大けがを負い、弟の喜春は足を痛めて歩けなくなってしまった。以来天童はスポーツや喧嘩に明け暮れるようになった。
父親が帰った後、天童は夜な夜な出かけ、不良たちに喧嘩をふっかけるようになった。ついに警察沙汰になった天童は両親に引き取られ、1週間の謹慎生活を送ることに。親族会議も開かれた。その間、一人になった石倉が不良たちから襲撃を受け…
さわやか天童が"らしくなく"不良化しますが、それでも"いいとこのぼんぼん"オーラは消せないですね。
石倉、威勢はいいのですが、やられるためだけに存在してるような…ドラゴンボール映画版におけるクリリンのようですな。天童の仲間たちの戦闘力を数値化してほしいと思う今日この頃。
最終的には、石倉に加勢した旧番長連合と不良グループとの戦いになったところを、天童が仲裁して仲直り。
そして天童の海外逃亡…ではなく海外留学を皆で見送る場面で幕を閉じます。昔の作品は海外へ行って終わることが多いですね。海外へ行く=現世での別れに近いものがあります。