【読書メモ】ノンフィクション作家だってお化けは怖い(工藤美代子)
ノンフィクション作家三部作?な工藤美代子さんの怪談エッセーです。タイトルと簡単な概要のみですが、夏が終わる前に書いておきます。
生霊はやっぱり怖い
経営者のMさんの不倫相手の生霊の話。
変な人たちがいる街
死神を見た知人の話をはじめ、街で見かけたおかしな人達の話。
真夏に起きた不思議な話
取材先の98歳の上田さん宅へ向かう途中、最寄り駅から家までの道で見た不思議な光景。
眼を合わせてはいけない人たち
仕事部屋の外の駐車場を横切る人たち。
真冬の朝顔
植物との不思議な話。
挽き肉を食べる植物が何なのか気になりました。
時計だって嫉妬する
時計を買い替えると…。また、旅館の共同トイレとスリッパの話。
五カ月だけ住んだ家
新しく購入した家をリフォームする間、五カ月だけ住んだ家のトイレは…
某有名政治家(本にもう少し詳しく載ってます)も住んだことある家だそうです。
なぜ着物なのですか?
上記の「五カ月だけ住んだ家」では、寝ているときに…
会いたかったわ貞子さん
日系3世の静代さんのお婆さん(貞子さん)の話。
本でも言及されてますが、リングの貞子さんの話ではありません。
ヨシエさんの霊感
工藤家にお手伝いさんとして来ていたヨシエさんは霊感の持ち主で…
子供たちからのメッセージ
熱海で、老夫婦が住んでいたという空き家に住んだときの話。
殺ス人ガイルカラ殺サレル
スナックを経営する知人のお店の近所であった殺人事件。殺されたのは年配の男性で…
怖い顔の話
阪神淡路大震災の2年後、神戸でタクシーに乗った際の話。
山田太一×工藤美代子 対談 突き詰めていけば、人はみな幽霊なのだ
ラフカディオ・ハーンの話など。
あとがき
92歳の元華族の家に生まれた、霊感のある女性に教わった、幽霊撃退法や身を守る方法について。