【読書メモ】夏への扉(ロバート・A・ハインライン)
福島正実 訳
全12章あるうちの最初の1章のみあらすじを書きます。
あらすじ
主人公と牡猫のピートは、外へ繋がる扉が11個もある家に住んでいた。冬にもなると、扉を開けるとそこには雪が積もっているわけだが、ピートは夏に繋がる扉があるのではないかと、扉を一つ一つ開けて確認するのだった。
1970年12月3日。主人公自身も今、「夏への扉」を探していた。季節ではなく、心の中が「冬」だったのだ。恋人のベルに振られ、やけになっていた彼の目に飛び込んできたのは「ミュチュアル生命 冷凍睡眠保険」の広告だった。ミュチュアル生命に話を聞きに行った彼は、ピートと共に冷凍人間になり、30年後の西暦2000年まで眠ることを決意する。30年経てば今23歳のベルも53歳だ。しかし自分は若いまま…それが何よりの復讐になると信じて…
今度、映画化するようですね。夏の扉を開けて~♪って歌が思い出されます。
11個も扉がある家ってちょっと想像し難いですが(広い家でもなさそうな?)、別の季節に繋がる扉があるって発想が面白いです。「季節」ではなく「場所」が違うのは、ドラえもんやハウルの動く城でおなじみですが。
夏の扉云々は序盤の導入部だけでのエピソードなのか、今後の展開に重大に関わってくるのか…は読んでないので不明です(おい)。メインは、主人公とピートが西暦2000年の世界で復活して大暴れってやつなのかな?など色々考えつつ…