【読書メモ】フロスト気質 上、下(R・D・ウィングフィールド)
プロローグと第一章の途中までのあらすじです。感想はネタバレありかもです。
プロローグ
ある家に忍び込んだ男。男の子が寝ている子供部屋の窓枠を外し、室内に侵入。他の部屋には女がいるようだ。男はナイフを持ち、男の子の寝るベッドに忍び寄った…
第一章 ハロウィーン 十月三十一日
20歳のパッカー巡査は初めて単独で見廻りしていた。朝方、午前6時まで警護する予定だ。
ある店先の舗道に、翌朝の収集に備えてゴミが出してあった。浮浪者でもいるのではないかとゴミの山を見ると、人影が目に入った。驚いて見てみると、それはガイ・フォークス人形だった。しかし安堵したのも束の間、ゴミ袋を取り除いていくと、幼い少年の遺体が出てきた。口と目に粘着テープが巻かれていた。パッカーは無線で連絡した。行方不明の少年を発見した、既に死んでいて、殺人事件だと思われる、と。この日、7歳の少年がガイ・フォークス人形を持ったまま家に戻っておらず、注意喚起が出ていた。その少年に違いない。
ガイ・フォークスって1570年生まれの人物なんですけど、火薬陰謀事件の犯人だそう。ガイ・フォークス・ナイトの日には、ガイ・フォークスを模した人形を街中引き回し、最後に火で燃やすそうな。文字で読むと恐ろしげですが、ガイ・フォークス人形の画像検索もなかなか・・・
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