【読書メモ】左手首(黒川博行)
全7話の短編集です。表題の「左手首」のみ、あらすじと感想を書きます。あらすじは途中までですが、感想はネタバレ有りかもです。
あらすじ
富南市梶尾で手首が発見された。指紋が採れ、照会の結果、被害者は木村久司という元ヤクザの準構成員だと判明。捜査員は男の周辺の聞き込みを開始した…
彼氏の研次に言われて美人局をやっていた瑠美が、テレクラで出会った木村と会っていると、研次が部屋に入ってきて争いになった。はずみで瑠美が消火器で木村を殴ると、木村は死んでしまった。死体を隠すため、2人は奮闘する…
関西…河内とか南大阪が舞台です。が、富南市梶尾は架空のようです。左手首発見から犯人を突き詰めていく様と、殺人を犯し死体を遺棄するまでの様子が、少しずつ交互に描かれます。緊迫感あり!?