【漫画メモ】鬼虫 1(柏木ハルコ)
全5巻のストーリーものです。途中までのあらすじと、ネタバレ有りの感想を書きます。
あらすじ
時は平安期中頃。洋上にポツンと浮かぶ鬼島があった。そこに住むタナとトラゴの幼い姉妹。ある日、小船に乗って遊んでいた2人は流されてしまい、タナは戻ってこなかった。
数年後、成長したトラゴはククリと結婚していた。ある日、タナそっくりの娘"マナメ"が鬼島に流れ着いた。トラゴが救出して介抱したが、その夜トラゴ夫妻の家が火事で焼けてしまった。
トラゴが漂流者を匿っていると聞きつけた村人たちは、漂流者は「凶」で火事は不吉の前兆、マナメを捨ててこいと言う。しかし、トラゴはタナ似の彼女を捨てることができず…
設定は日本人ですが裸族です。男も女も子供も老人も、少なくとも上半身は裸で艶めかしいです。
冒頭は幼年期のタナ達が描かれますが、これも裸族で男女の区別に悩む(^~^;)。(故意ではないものの)船が流されないよう引っかけてあった縄を外したのが、後にトラゴと結婚するククリなんだろうか?幼年期のククリはタナ、トラゴ姉妹よりも幼い風で、彼女らの弟かとも思ったけど。
マナメがタナ似なのは何故か?とか、次々と起こる天変地異とマナメとの関係は?とか謎が謎を呼び、次巻が気になる展開です。トラゴの家が火事になったとき、マナメがその隙に逃げたのがちょっと怪しい気がするんですが。