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【漫画メモ】戦士の休息(坂口尚)

短編集です。各話、途中までのあらすじと、ネタバレ有りかもな感想を。

コッケル氏の財産覚書

老人(コッケル氏?)が家に帰ると白いカケラがあり…

セリフなし漫画。巻頭のオールカラー超短編。ちょっとよく分からなかった。

戦士の休息

宇宙航士になった男が、遥か彼方の宇宙ロケットの中から母親宛にビデオメールを送る。ビデオを撮影していると…

俺こそが地球だ!

奇蹟

ライダーの礌流は、最大の難所・巨大クレパス「悪魔のキ裂」に挑もうとしていた。失敗するとクレパスに真っ逆さまだ。そんなクレパスに、脱出装置も敢えて取り外し、クレパスの向う岸に飛ぼうとしていた…

奇跡は起きたけど、悲劇でもある?

遠いささやき

地球の人口増のため、スペースコロニーに移住した人々の四世である男女カップル。コロニー以外の場所を知りたいという彼女のために、男は会社の規則を破り、彼女を資源探査船に乗せた。一面水晶のような星に辿り着いた。しかし足を滑らせ、彼女は崖下に落ちてしまう。「あなた、愛しているわ」と叫びながら…

音声記憶の可能性について。

故郷

工業地帯のスラムで育った男。常に騒音が聞こえてうんざりしていた。星間貨物パイロットになった今、シンと静まった宇宙は快適だった。しかし、宇宙船が小惑星群にぶつかり、誰もいない静かな星に漂着すると…

静寂の世界の恐怖…

流れ星

テストパイロットだったおじいちゃんは、若き日に新型宇宙船「ノバ」で旅立ち、以来帰ってこなかった。もう35年経つ。おばあちゃんは星を見つめ、おじいちゃんの帰りをずっと待つのだった。そんなある日、宇宙センターにノバからの通信が入り…

宇宙のロマン的な話。

宝石狩

一攫千金を夢見て、とある星にリルメルンを取りに来た2人。淀んだ水底の奥深くにあるらしい。水底の黒い泥土は人間を溶かす魔力を持つため、防護服を着こんで水中を探索する。とうとう見つけ出し、苦難の末、持ち帰るが…

リルメルンって何やねん?

祭の日

ムーンシティの20周年の祭の日。テムは総司令長官の家まで行った。長官のメイドのミーズを迎えに行くためだ。長官は5日前に故郷に帰ったらしい。博物館にいるボムを拾って祭の広場に向かう予定だったが、博物館に行くとボムはまだ仕事中だった。長官の故郷から送られる荷物を受け取るため、居残っていたのだ。この博物館では、長官の故郷の絶滅寸前の生物を冷凍保存している。そもそもこのムーンシティは、種の保続のために建設されていて…

明言されてませんが、長官の故郷=地球でしょうな。

微睡

遠い昔、好きあっていた男女が殺される夢を何度も見ていた青年…の夢を見ていた宇宙航海士の男。輸送船の制御装置が故障し、宇宙に漂うことになってしまった。もう生きて帰ることはできない。あらゆる時間が交錯する宇宙空間で、男は夢の女の声を聞く…

宇宙では何でもありです。

星の動く音

美しい星、ノバルに住む家族。建築家の父親が事故死し、遺言通り生まれた星に埋葬することに。その星に行くまでの費用が莫大で、家族は家を売り払い、移住することにした。ノバルの方がいい星なのにどうして引っ越さなければならないのか…長男ギルは不満だったが…

故郷は地球の日本っぽいです。何故か左から読む本作。ページ数がカウントダウンされていく奇妙な感覚が味わえます。坂口先生は虫プロ出身だからか、ギルの造形が手塚キャラっぽいと思った。

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