見出し画像

【漫画メモ】東京ガールズブラボー 上、下(岡崎京子)

上下巻あります。ざっくり概要と、ネタバレ有りの感想を書きます。

概要
80年代初期。北海道に住む金田サカエ、16歳、高校生。両親が離婚し、母親の実家のある東京へ引っ越すことに。ロックやライブが好きで、憧れの大都会東京で住めるとあって大喜び。が、引っ越し先は巣鴨のおばさんちで、学校とスーパーと八百屋を往復する毎日。夢だった東京のライブハウスにもまだ行けてないのであった…

90~92年連載。80年代を描いた作品ですが、やれベストテンとかアイドル全盛期とか竹の子族が~とかいう話ではなく、ロックやパンク方面から切り込んだ作品です(多分…)

"思ってたんとちょっと違ったー"な東京で、厳しいおばあちゃんちに軟禁されながらも、マーキン(雑誌で知り合って手紙やり取り)や、その友達のなっちゃん、ミヤちゃん(実は同じ高校だった)、同級生でサカエに恋する犬山君、その犬山君に恋してサカエに嫌がらせをする同級生の女の子らと、サイケに楽しむ様子が描かれます。

犬山君、いつのまにか「のび太」呼ばわりされてるなと思ったら、本名「犬山のび太」らしいw

下巻の最終話の最後のコマを見て、もしやこれは岡崎先生の実体験?と思ったら、一部そうらしい。

いいなと思ったら応援しよう!