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【漫画メモ】武 TAKERU 1、2(寺沢武一)
全2巻です。1巻の途中までのあらすじと、全体の感想(ネタバレ有り)など。
あらすじ
大和の国にて。刃者の一文字武は相棒のブンブクを連れて、賞金首のくぐつ源太を探していた。源太をやっつけた後、たまたま通りがかった大和の城主・風姫(大和の国を一人で護っている)に一目惚れするが、目の前で姫がさらわれてしまい、助けたところ、犯人と間違えられて捕えられてしまう。牢獄で「風族」の頭領の黒虎(八雲谷の盗賊)と会う。なかなか気骨のある人物のようだ。武はすぐに脱獄し、風姫の元に行くが、姫が化け物に襲われていた。魔導士が妖術をかけたようだ。すぐに武が助けるが、姫は何者かに狙われているようだ。実は姫には不吉な予感があった。それは、卑弥呼を祀った神殿に魔導士が住みついているのではないかというものだった。神殿の司祭の巫女・紅竜も最近は来なくなった。神殿にはこれまでにも戦士を送っているが、帰ってきた者はなかった。あそこで何が起こってるのか?調べてきてくれないかと武に頼む風姫だった…
1993年出版。オールカラーのやたら綺麗な絵はアニメフィルムコミックかと思ったら、CGで描いてるんですって!この年代にCGは凄い!
スピード感のあるアクション漫画で、武が圧倒的な強さで大暴れします。武は衣笠のような不思議な髪型で、「刃者」といって言葉をかめはめ波のように飛ばして攻撃する言魂使いのようです。
女キャラはやたら露出度高くてセクシー。ちょっとネタバレしますと、風姫は替え玉で男だったりするのですが、それでもやたらセクシーなのね。。
卑弥呼は双瞳の女王。こういう作品内で登場する卑弥呼は悪役率高いっすね(汗)。卑弥呼が悪なのか、卑弥呼を利用しようとする者が悪なだけなのか・・・。本作では、悪者の魔導士が卑弥呼を復活させようとするんだけど、それには血縁の女(=風姫)が必要で~という感じです。