【漫画メモ】帰って来たどらン猫(はるき悦巳)
小鉄シリーズ、続きます。1冊で完結するストーリーものです。途中までのあらすじと、ネタバレ有りの感想を書きます。
あらすじ
アントニオ・ジュニア(=アンちゃん)が旅に出た。行った先の街で、トッペルゲンガー的な「もう一人の自分」が存在することを知る。プラマイのゼロバァさんに「もう一人の自分に会うと2匹とも消えてしまう」と教えられたジュニアはひどく怯えるが、その正体は昔少しだけ面倒を見たプチ坊だった。ジュニアに憧れたプチ坊は、外見、性格、名前ともジュニアと同様にし、ジュニアになりきって善行に励むのだった。そんなプチ坊を慕うプチ虎も「ニセニセ(偽物の更に偽物)のアンちゃん」としてジュニアそっくりに振る舞うのだった。
そんなプチ虎が、ジュニアと小鉄のところにやってきた。なんでも、プチ坊がプラマイのゼロバァさんの息子の仇討ちに行ったところ、帰ってこなくなったというのだ…
Webで無料連載されてたというのが驚きです。しかも2001年とかに。(連載終了してますが、最新作は「帰って来たどらン猫3」です)
猫しか出てきません。これもヤクザの抗争モノと近いものがあります。人情味あふれるタッチの絵とは裏腹に、けっこうなハードアクションですよ?小鉄は強すぎて、色んなところに恨みを買ってるっぽい。
序盤はトッペルゲンガー的な超常現象モノ?と惹きつけられる仕様です。ジュニアとプチ坊とプチ虎がほぼ同じ外見なので、ちょっと混乱します。
"夜啼きのフクロウ"は、猫のふりしたフクロウかと思いきや、普通に猫でした。とある事情で「ホーッ、ホーッ」と鳴きますが、ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッとは(以下略
あとがきに、はるき先生の近況が載ってました。
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