【アニメメモ】ひぐらしのなく頃に 第22~26話(罪滅し編)
無印ひぐらし、ザックリおさらいしてます。こちらで一応、無印の最終話になります。「業」も含め、ネタバレはフルにあります。
あらすじ
両親が離婚し、父に引き取られたレナ。そんな父に忍び寄る間宮レナと北条鉄平。美人局を仕掛け、金を踏んどるつもりだ。それを知ったレナは2人を殺害。ダム工事のゴミ捨て場で遺体処理をしていたところ、駆け付けた部活メンバーに知られてしまうが、皆で処理を手伝い、このことは自分たちだけの秘密にしようと誓い合う。
綿流しの夜、富竹と鷹野が遺体で見つかった。警察の捜査の手がレナにも伸びる。この頃からレナはいつも誰かに見張られてるように感じていた。実はレナは以前鷹野からスクラップを預かっていた。そこにはオヤシロさまの祟りの正体や鬼ヶ淵村のことなど、オヤシロさまの権威に関わるような裏情報が載っていた。これが世に出るとマズい。特に御三家に知られるとマズい。園崎本家がスクラップを狙い、自分を捕まえようとしてるのではないかと疑心暗鬼になるレナ。園崎本家の追手から逃れるため、生徒を人質にして雛見沢分校校舎に籠城した。圭一も人質になったが、レナが仕掛けた時限爆弾のカウンターを止め、レナと一騎打ちの勝負に出る…
オカルト回。これは「業」にはないエピソードですね。こういうのもあるのか(孤独のグルメ風に)
ここに来て、またも新キャラ・間宮リナ登場です。鉄平の愛人ってこの人だったんですね。話にだけ聞いてたキャラがどんどん出てくるの、楽しげ。にしても、鉄平とリナ殺しの件は恐ろしくスルーされてます。
レナ父、美人局にコロッといきすぎ。葛西は見かけは怖いけど、喋ると面白いです。
レナが「レイナちゃん」と呼ばれてるのは、ミサトさんの「エヴァー」みたいなもんかしら?
圭一の児童連続襲撃事件はなんだそりゃ?悪戯レベルのものなのか、ヤバい事件なのか??圭一も過去に色々ありそうです。
圭一が「奇跡」を発動させます。梨花が圭一を特別だと思うのは、こういうところからなのですね。「辛いときは仲間に相談すれば良かったんだ」と少年漫画のような結論が出ました。
その他(特にネタバレ注意!)
・レナの両親は離婚。母親はアキヒトおじさんの子を妊娠し、レナ父に離婚慰謝料5000万を払った。
・リナの本名はリツコ。お水の女。レナ父を「雛見沢の旦那」と呼ぶ。
・鉄平とリナはタチの悪いゴロツキ。恐喝と博打で生計を立てている。
・リナから「結婚しようと思ってる、妊娠してる」と聞いたレナは、思わずリナを殺してしまった。
・レナはオヤシロさまに会ったことがある。昔、母親の仕事の関係で茨城県に引っ越したとき、色々悪いことをした。手首を切ったら、傷口からウジ虫が湧いてきた。そのときオヤシロさまが現れ、「助かる方法はただ一つ。雛見沢に帰ること」と告げられた。
・雛見沢を離れると、傷口が腐りウジ虫が湧き出て、体中を内側から食い尽くされる。
・「鬼ヶ淵から鬼が湧き出て人を襲った」=鬼ヶ淵から湧き出たのは寄生虫(伝染病)。これに感染すると、人が人を襲う鬼になる。オヤシロさまが降臨し治療にあたったが、対処療法でしかなかった。そこで、被害を拡大させないために掟を作った。「中から出るな、外から入るな」。寄生虫は気候や風土の関係で雛見沢でしか生きられない。土地を出ようとすると強い症状を出して妨害する。この妨害こそがオヤシロさまの祟りの正体。
・「鬼と人の血が混ざりあう」=寄生虫の害を弱めるため。錯乱して他の人を襲うと、その人も殺される。ほどほどの害を持つ寄生虫と、ほどほどの耐性を持つ人間といった、相性のいい寄生虫と人間だけが生き残った。
・「錯乱した犠牲者の臓腑を喰らう」=犠牲者からワクチンを作り、村人の抵抗力を高めていった。
・鷹野はオヤシロさまの祟りは人(狂信的勢力…例えば御三家とか)の手によるものだと考えている。鬼ヶ淵村の風習を蘇らせ、再び恐れを取り戻すため、害の強い寄生虫を復活させ、オヤシロさま信仰を復活させるのが目的か。
・引っ越し前、圭一は児童連続襲撃事件を起こしていた。小さな女の子ばかりを狙い、通りがかりにモデルガンで打ち付けていた。父親は大金持ちなので、両親と一緒に自首し、多くの示談金を出して解決した。
・「寄生虫の正体は宇宙人で、寄生することで人体を支配してきた。でも勘のいい人間が支配の実態を暴こうとしていた」など、鷹野のスクラップはとんでもないオカルトな内容。