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【漫画メモ】幻影の都市(アーシュラ・K・ル=グイン)

訳 山田和子

全10章あります。1章の途中までのあらすじとネタバレありの感想を。表紙は竹宮恵子先生なサンリオSF文庫です。

あらすじ
闇の中から男が現れた。男はあてもなく歩き、開拓地に踏み込んだ。ゾブの館に住むパースが男に気づいた。パースは男に対して恐怖心はなかった。男は全裸で、身に着けているのは黄金の指輪のみ。瞳孔が大きく、光彩は縦長で琥珀色、白眼部分がなく猫の目のようだった。それ以外は人間と変わりなかったが、周囲の人々の話し声には無反応で生気がなかった。成人の体力、赤ん坊の筋肉連動調整能力、空っぽの心を持つこの男、いったい何者なのか?敵対する異星人・シングかとも思われたが、教育すべきか?殺すべきか?ゾブの館の人々の間で話し合いがなされた結果、好奇心から男をここに置くことに決めた。男をフォークと名付け世話をした。そしてフォークへの教育が始まった…

文字だけで読んでると、フォークは奇怪な人物に思えるんですが、竹宮恵子先生の表紙絵の少年(?)だと分かると、かなりイメージ変わりますw

この後、すごいスピードで教育内容を吸収し、幻影の都市を目指すとか。

ちなみに、アーシュラ・K・ル=グイン氏は「ゲド戦記」の作者でもあります。

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