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【読書メモ】白い小箱(眉村卓)
短篇集です。表題の「白い小箱」のみ、最初の方のあらすじとネタバレ有りな感想を書きます。
あらすじ
会社員の広川俊文は何もかもがうまくいってなかった。が、その日、アレンジボールで大当たりし、景品交換でラジオをゲット。ラジオをつけると自分好みの声色の女性が、あたかも自分に語りかけるかのように励ましの言葉を囁くのだった。「あなたには才能がある。自信を持って。自分が思っているよりハンサムよ」。
ラジオの女性の言葉に励まされ、職場の会議で自分の意見を言い、課長に反発するなど、普段の俊文では考えられない大胆な言動をとるようになった。多少、周りの反発を買いながらも、皆が俊文に一目置くようになった。気になっていた美人の女性社員・小杉ルミとも付き合えるようになった。しかしある日、ルミに言われた一言が…
ドラえもんの腹話ロボットみたいなヤツだな。言ってほしいことを言ってほしい声色で囁いてくれるイカすヤツ。自分の心理の確認に使いたいw