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文化的ミニマリストの年間ワードローブ20着まとめ(2022年)
既に手垢にまみれきった「ミニマリスト」という言葉を使うのが適切なのかは分からないが、私が狭い狭いワンルームで一人暮らしをしていた頃に思いつきで始めた断捨離がもう5年は続いている。
それは世間的なブームというものもあったが、常に頭の中が言葉で埋め尽くされてしまう性質を抱えていた私にとっては「身の回りにある物の総量が少ないこと」がとても心身に合っていたからのようにも思う。
最初は大物である家具やインテリアに始まり、続いて家電や日用品へと続いた。物を減らしながらできる範囲で美しく暮らすことが一種のライフワークと化し、大袈裟と思われるかもしれないが、断捨離を続けていくと少しずつ暮らしがうまく回るようになったように感じられた。
そして大物をやり切ってあまり捨てるものがなくなった私が、継続的に長らくハマっているのが「服の最適化」であった。
3年ほど前からNotionで服の管理を始めたことにより「服の総数」を気にするようになり、次第に「年間ワードローブを20着でこなせないか」という謎の縛りを自分に設けるようになった。これが意外と面白くてハマりにハマり、見事に3年もの間「年間20着」を実現し続けてきたのだ。
しかしそんな最適化を進めてきた私にも変化が訪れた。今年に第1子の妊娠が発覚したことをきっかけに、幸か不幸か数年かけて築き上げた自身のワードローブという名の「制服」が体型変化によって全く着れなくなったのだ。
加えて生活すらままならない程に悪化した最悪のツワリ期に何気なく調べ出した「ファッション業界自体の構造」や「歴史」を学んだことにより、服に対する価値観の天変地異が起きたのは2022年春先のこと。これについては先日の別noteにて詳しく綴っている。
歴史と文化的背景を知ることにより、これまで徹底的に「機能性」と「数」のみに執着してきたこの私が、今は服に対して「文化的な楽しみ」をプラスしたいと思うようになった。これは間違いなく、自分の価値観を変える大変革であった。
これも何かの縁だと思い、これまで貫いてきた「数の縛り」は残しつつも新しい取り組みとして「趣味としてのファッション」に真剣に取り組んでみようと思っている。方法はいたってシンプルで、国内国外のブランド問わず、できる範囲で値段も問わず、その思想や歴史を知り、楽しみながら「生活のためではない服」を少しずつ増やしていこうという算段だ。
今回はそのスタート地点の記録も兼ねて、まずは現状の「年間ワードローブ」をここに残しておこうと思う。今後も不定期で半年〜年ごとの変化を観察して報告していこうと思うので、誰かの参考になれば嬉しい。
この記事を執筆している今現在は妊娠9ヶ月過ぎ、お腹がパンパンすぎてボトムの選択肢はないに等しい。ラインナップは妊娠前に購入した基本アイテムに加えて、妊娠してから購入した服が混ざり合っている状態。
現在のワードローブ紹介
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実はここ最近の私の趣味は「買った服をmiroで見える化」して最適なワードローブを思惑することである。ひたすらiPadでmiroを眺め、組み合わせを弄り続ける姿は側から見れば不審者極まっているだろうが、正直そんなことはお構いなしである。
miroの素晴らしさについては別の動画でも解説しているので、まだ使ったことがない人はこちらもぜひ見てみてほしい。
気を取り直して、さっそく部位ごとのアイテムたちを紹介していこうと思う。
トップス(6)
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ノースリーブ(2020 / green label relaxing)
Tシャツ(2022 / 無印良品)
チェックシャツ(2022 / BEAMS BOY)
ストライプシャツ(2022 / TOMORROWLAND)
ノーカラーシャツ(2021 / 無印良品)
ノーカラーシャツ(2021 / 無印良品)
元々持っていたのは1,2,5,6の4着、無地で無難なアイテムとして常に固定しているアイテムたち。無印良品が多めなのは毎年同じシルエットのものが出ているので「制服化」にかなり向いているから。へたっても翌年に同じアイテムが何度でも買い直せるのでものすごく重宝している。
無印の白Tに関してはここ3年ほどの「制服化」のメインアイテムとして活躍しており、夏はトップス、秋冬はインナーとして兼用。圧倒的な利用率で年1で気潰してしまうのでほぼ毎年買い代えている。
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同様に色違いで持っている無印のノーカラーシャツも春秋冬を通して「羽織」としても「トップス」としても大活躍している。これも同じシルエットで毎年出てくるので2~3年に1度買い替えている制服用の定番品である。
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一方、今年思い切って買い足したのは2,4の柄シャツだ。色の深さは違うがどちらもグリーンのコットンシャツで、カジュアルと綺麗めにそれぞれ振り切っている。妊娠してから着れる服が狭まった中で「色や柄で気分を上げたい」という気持ちが強く反映された2着である。
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柄物のトップスはかなり久しい購入だったのでちょっと迷ったが、いざ買ってみると「着るだけで様になる」アイテムとしてこの春夏に大活躍したのが嬉しい誤算だった。
また後述するボトムスはかなりシンプルなもので揃っているので、今後はトップスを中心に主役となるような柄物アイテムの割合を増やしていきたい。
パンツ&スカート(3)
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マタニティスラックス (2022 / ユニクロ)
スラックス(2020 / DANSKIN)
プリーツスカート(2022 / 1er)
数少ない精鋭のボトムスたち。
中央2つ目のDANSKINというヨガメーカーのスラックスが超お気に入りで、無印同様に毎年発売されるのでここ3年ほど「制服ボトムス」として大活躍してくれているアイテム。ぱっと見はキレイなスラックスなのに、超ストレッチが効くという優れもの。
妊娠するまではこれを常に2着持っていて通年着とし、気潰しては買い足すのを1~2年おきに繰り返していた。産後もこのパンツに舞い戻る予定。
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しかし今現在、妊娠で出しゃばったパンパンのお腹を受け入れてくれるのは1のマタニティ用スラックスぐらいだ。それも臨月が近づいた今、これも地味にキツくなってきたのでそろそろお役御免になりそうな勢いである。
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そして今現在、唯一持っているスカートは「1er Arrondissement」にて購入した今年の秋冬コレクション。
2段フレアでシンプルすぎず、同時に目線が腰より下に誘導されるので腰回りの悩みも解消されることを期待して個人的にかなり挑戦したアイテム。レザーライクに見えるが通年いける素材で出来ているのもお気に入りである。
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長年フレアスカートやプリーツは似合わないと思い込んでいたが「シンプルすぎること」と「腰回りが強調されること」が似合わない敗因だと気づいたのが今年2022の夏。その2点を解消するスカートを探し続けた結果、ようやく見つけたのがこのスカートだ。
コレクション発表と同時に気になって目星をつけていたので、値段は張ったが店頭で質感をチェックして即買いした。ちなみにこんなに熱く語っているのにも関わらず、妊娠中期以降に購入したのでまだ1度も着ていない(というか産後まで物理的に履けない)
それでもあまりの可愛さに惚れ込んでしまい、産後の体型戻しの灯台とすべくご褒美的に購入した一品。絶対にこいつを着れる体型に戻すと心に誓いつつ、ハードになるであろう産後生活を乗り切って「己のためのおしゃれ」をする時間を意地でも確保するぞという覚悟の表れでもある。
ワンピース(3)
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チェックワンピース(2022 / BEAMS BOY)
オーバーオール(2022 / FREAK'S STORE)
スキッパーワンピース(2022 / BEAUTY&YOUTH)
ここまで定番品が多かった一方、3着全てを今年買い足したのがこのワンピース群である。ここ数年はワンピースを持っていなかったのだが、妊娠に伴って「ワンピース is 最強」となったのでガッツリ買い足した。
MVPは中央のオーバーオールスカート。
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楽ちんとはいえ、ワンピースだけで揃えると服の総数が増えてしまう。けれどオーバーオールならインナーを変えるだけで雰囲気がガラッと変わるし、今持っている手持ちのトップスと「組み合わせられる」という最強の拡張性に気づいたのが今年最大の発見であった。
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生地もしっかりしているので秋冬になったら長袖に変更すればオールシーズン使えるため、カジュアルな服装が許されるライフスタイルであれば服の総数を押さえるのにこれほど貢献してくれるアイテムはないだろう。
とはいえこのオーバーオールはコットン素材で重さがややあるため、妊娠中は身軽さを優先したい時もある。かつ、妊娠中は「とにかく暑い」と先人たちからのアドバイスを貰っていたので真夏用の薄手のワンピースも購入した。
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トップスと同様に妊娠中のテンションを上げていく狙いでチョイスした色柄物。とにかく薄くて軽い、涼しいので外食や旅行の際にとても重宝した。シワのつきやすい素材なのがちょっと気になるが、そこまで頻度が高くないので今のところは許容範囲。
トップスの新入り2着もそうだが、今年は自分の中で「グリーン×柄」がマイブームらしい。
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3点目はニット素材のスキッパワンピース。
これも産後の秋冬を乗り切るために新しく購入したもので、スカートと同様にまだ一度も着ていないアイテムである。胸元にジップもついているので授乳にも向いていると期待しているが、ミルクを吐かれたら毎回洗うのが億劫になりそうなので日用着というよりかはお出かけようになりそうな予感。
どれもこれも「妊娠」を機に購入したアイテムばかりなので今後の定番品として残り続けるかはわからないが、今後の動向が楽しみなアイテムたちである。
アウター(5)
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ナイロンコート(2021 / COMME CA)
ステンカラーコート(2022 / DÉPAREILLÉ)
ウールコート(2021 / UNITED ARROWS)
ダウンジャケット(2021 / MOUNTAIN HARDWEAR)
ダウンジャケット(2021 / INHERIT)
私の被服費のほとんどを占めている(=お金をかけている)のがこのアウター群である。ワンピースを1着も持っていなかった時ですらアウターは5着前後持っていたのだから、もしかすると「服の中で最もアウターが好き」なのかもしれない。
まずはCOMME CAのミドルアウター。
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ジップやポケットなどの細かいデザインが凝っていて、羽織るだけでモードっぽくなる。素材がナイロンで軽いけれど取り外し可能な中綿ライナーが入っているので春秋の気温に合わせて調整できるのも良いなと思って購入した。
単品としてはとても気に入っているコートなのだが、着用していてインナーの留め具(特に袖部分)が外れやすいことが地味にストレス。あとボトムスに制服のスラックスを合わせるとほぼカラスになってしまうので意外と着回しが難しいのが悩みどころ。利用頻度を上げるべく、新たな組み合わせを模索中。
続いての2着目は2021年にスタートした新鋭ブランド「DÉPAREILLÉ」で今年購入した日本製のステンカラーコート。
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これまでアウターは黒 or ネイビーばかりだったので、自分にとっては色も形も「人生初」がぎゅっと詰まったチャレンジアイテム。
こちらも春秋アウターを想定しているが、馬布という厚手のコットン生地を使用しているのでかなり肉厚。むしろ初秋には暑いぐらいだと思われる。代わりにインナーダウンを着れば真冬でもいけそうな予感がしているので、着用期間が長くなりそうなのもお気に入りポイント。
早く気温が下がって欲しいと思うほど、今からデビューが楽しみな新入りコートである。
ちなみにこのDÉPAREILLÉというブランドは今年に偶然見つけたブランドなのだが、今時珍しく日本製をはじめとした品質の高い服作りに拘っていてデザインも素材も惚れ惚れするアイテムが非常に多い。
ちなみに先述のスカート部門でご紹介した「1er Arrondissement」と同じ日本人のデザイナーが手がけているブランドで、前情報は一切ない状態で「なんか良いな〜」と思って購入した後に両ブランドのつながりを知ってかなり驚いたという裏エピソードも。服ってこういう楽しみ方もあるんだな、と思わせてくれる嬉しい出会いであった。
ちなみに実店舗はまだ新宿NewManにしかないので、現物を見たり試着したい方はぜひ足を運んでみてほしい。
続いてUNITED ARROWSで購入したウール100%の日本製ロングコート。昨年の冬に清水買いした人生最高額のコートであり、できれば10年は着たいと思っている一張羅でもある。
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かれこれ数年ほどロングコートを探していたが素材が微妙だったり、デザインが強すぎたり、自分が低身長なことも相まって「着た時のしっくり感」があるロングコートが中々見つからず、ほぼ諦めかけていた昨年に見つけた奇跡のコートでもある(個人の見解です)
店頭に通って何度も試着したし、サイズも36と38で死ぬほど悩んだので店員さんにアドバイスを貰いまくったのが今となっては良き思い出。着るたびにブラッシングして、服を大切に扱う面白さを知ったキッカケもくれたコートでもある。
ちなみに同価格帯+αでドメブラを探せばもっとコスパ良いのあるよと言われそうだが、昨年はまだそこまでの服飾業界の知見を持っていなかったので当時のマイベストではある。でもクローゼットにあるだけで圧倒的な満足度を与えてくれるコートなので、全く後悔はしていない。
4着目は打って変わり、日常にもアウトドアにもガンガン使える「MOUNTAIN HARDWEAR」のスリムダウン。
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定価はそこそこお値段のするアイテムなのだが、友人のファミリーセールについて行った時に半額ぐらいになっていたので「えいや」で買った。流石お値段がそこそこするだけあってか薄いのにめちゃくちゃ暖かく、街なら真冬でもこれ一枚羽織るだけで余裕で過ごせた。秋冬の登山に持っていった際はその動きやすさにかなり感動した。
アウターとしては昨年の使用頻度ぶっちぎりの「デイリーアウター大賞」であり、ワンマイルウェアとしてはもちろん、PCリュックを背負って出かける打ち合わせの日ははほぼこれだったので最高に買ってよかった一着。今年も産後にガンガン着たい。
最後はINHERITのボリュームダウン、メンズのSサイズを軽井沢のアウトレットで購入したもの。
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メンズなのでボリューミーでオーバーサイズ、なのに軽い。1着ぐらい雑に扱えるアウターが欲しいなと思い、お求めやすい価格だったので「日頃の厚着用」兼「キャンプ用」にと購入。
しかし去年は暖冬だったことに加え、購入タイミング的に冬キャンにも連れて行きそびれたので思ったより出番がなく「早まったか…?」と思ったものの、今年の秋に第一子が生まれるのでミルクも涎もドンと来いの「雑アウター」として新たな活路を見出している。こちらも追って使用感をお伝えしていきたい。
冬用インナー(2)
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ウールインナー XL(2022 / 無印良品)
ウールインナー L(2022 / 無印良品)
無印好きなら誰もが知る「綿とウールで真冬もあったか」シリーズのブラックをサイズ違いで愛用。
以前はユニクロのヒートテックを利用していたが、ピチッと感と屋内で汗がドバドバ出る感じが苦手で冬のインナー迷子になっていた時に見つけた一品。実はウールは登山でも使われる体温調整に優れた素材で、あったかいのに汗をかかないのでこれがまた超快適なのである。
日々乾燥機にかけたいし、冬はゆったり着るのが好きなので大きめサイズを購入。肌着ということもあり試着もできないので試験的にサイズ違いで購入したが、XLの方が好みだったのでLを着倒したら買い替えてサイズ統一する予定。
2022総括と今後について
タイトルで20着とデカデカと主張したのにも関わらず、実は今回ご紹介したアイテムは合計19着に留まっている。
これは執筆当初、ここに無印のハイゲージニットが+1着含まれていたが2年以上ヘビーに着たこともあってか数カ所の「ほつれ」が目立ったので先日処分したためである。数が少ないとこういった手持ちの服の「痛み」にも気付きやすいのは大きな利点でもある。
ちなみに産後は新生児の肌への負担があったり、ニットの毛自体をしゃぶってしまう現象が起きるらしく、極め付けには抱っこ紐の摩擦で肩周りが毛玉まみれになるという「産後はしばらくニット着れない問題」があるという情報を諸先輩方から教えてもらったので、追加購入はしばらく見送ることにした。
また持っている点数が少ない=使用頻度が高いこともあってか、歴代の服の耐久年数は2~3年前後のアイテムが多く、中でもトップスは1~2年で着倒しているものも多かった。
しかし今年購入したものを中心に「品質重視」で投資したアイテムも増え、同じ部位のアイテムでも1着あたりの単価が数倍以上あるアイテムもあるため今後は「耐久性の違い」にも注目して経過観察していきたい。
ちなみにミニマリストのワードローブ=シンプルすぎて味気ないという印象と食傷気味な感情をお持ちの方も多いだろうが、私は顔タイプ的にも服がシンプルすぎると地味な印象になりがちであることに加え、せっかくファッションを楽しむからにはデザインや柄、色物も積極的に取り入れていきたいと思っている。
またラインナップを見てお分かりの通り、今まで手を出してこなかった価格帯やブランドへのトライは始まったものの、その振れ幅はまだまだ狭い範囲に留まっている。今後は国内のデザイナーズブランドはもちろん、いわゆるラグジュアリーブランドのプレタポルテも袖を通す機会を積極的に持ってみようと思うし、その瞬間に起きる自分との化学反応を観察したいと思っている。
これらを始まりとして、今後は「数」と「機能性」だけでなく「服飾の文化」を等身大に取り入れた新しいミニマムワードローブを目指していくので今後のアップデートと変遷を楽しんでもらえると嬉しい。
おまけ
ちなみに着ない服をとにかく減らすため、我が家では長年「持っている衣服を全てハンガーにかける」方式を採用している。よって家には衣類のための引き出し類が一歳なく、こじんまりとしたクローゼットを開ければ服の総量が一目で目に入る設計だ。
オススメは圧倒的にIKEAのハンガー。
安いのに木製で見た目がそこそこ良い。店舗が遠い人は少し割高だがAmazonでも購入できるし、中古でも気にならないのであればメルカリもオススメ。これらに加え、大事なコート用に専用の極太ハンガーを数本ほど持っている。
これは本当に心からオススメできる手法で、物理的に「家のクローゼットにかけられる数」しか服が持てなくなる。さらに1年を通して手持ち服の認知及び一覧性が圧倒的に上がるので、超ズボラな人でも「持っているのに着ない服」が目につく。程よいプレッシャーにもなるので、ぜひ試してみてほしい。
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