システムエンジニアの新3Kってマジかよ??
久々にシステムエンジニアネタです。
新3Kって言葉、聞いたことあります??
もはや死語でしょうかね。
旧3Kはこちら。
3K労働とは 3Kというのは「きつい」「汚い」「危険」の頭文字を取ったものであり、この3 つの要素が含まれている労働のことを3K労働といいます。 3K労働と考えられている仕事には建設や土木といった肉体労働、介護士や看護師、警察官などが含まれています。
ちょっと意外、警察も入るんですね。
新3Kという言葉はいろんな意味があるようですが、
主にIT業界のことを指しています。
新3Kとは。
現代では新しい3Kとして、新3Kという言葉が使われるようになっています。それは、きつい、帰れない、厳しいや、きつい、給料が安い、帰れないなど、いくつかのバリエーションが存在しています。
6Kなんて言ったりするらしいですが、わたしの中では
新3Kの定義は
・きつい
・帰れない
・給料が安い
この3つですね。
1.きつい
システムを外向けに販売&サービス提供する場合、
使いやすさや安全性など求められるレベルが
社内向けに比べて一段高くなるので激務になりがち。
激務の理由は、たぶん「ソフトウェアはカタチがない」から。
もちろん画面の設計書とかはあるんですが、
その裏でどういうふうに動かすかという
「見えない」部分のすり合わせが大変なんですね。
2.帰れない
「1.」の事情があり、会社の机の下に寝袋を
常備しているのは普通の光景。
帰れないときの行動パターンは下記3つ。
・会社に泊まる
・ホテルに泊まる(これは未経験)
・タクシーで帰る
ホテルとタクシーは上司の事前決裁が必要なので
役職者がいないときは必然的に「会社に泊まる」となります。
あのときの自分は会社に泊まる事実に対して、「仕事してるぜ」っていう変な充実感を感じていました・・・そんなの意味ないのに。
3.給料が安い
まず、もっと給料の絶対額が安い仕事はたくさんありますよ。
保育士とか、介護士とか。
それでも、「システムエンジニアは給料高い」と
思っている方にたま〜にお目にかかります。
DeNAとかグリーが一時期目立っていたせいか
「高年収」というイメージ持たれがちですが
そんなの一握りですよ〜。
わたしが3社目でお世話になった職場も
日本では知らない人はいないくらいの
インターネット企業でしたが月収は相当安いです。
転職したときの基本給、新卒並みでしたもん。
それでもここでしか出来ない経験があると思い、チャレンジしました。
実際、仕事は社会への影響が大きいのでやりがいはあります。
頑張って成果出して基本給は上がったんですが、
24時間メールが来る環境の中では
どう見ても責任や負担の重さと吊り合わない金額でした。
その会社は人件費が安いせいか会社の営業利益はとても良く、
決算発表のたびに
「その利益をこっちによこせ〜」
と心のなかで叫んでいましたww
自分の仕事が世の中にどう影響するか見えやすいので、
エンジニアの場合はとくに「やりがい詐欺」に遭いやすそうですね。
まとめ
システムエンジニアと一口に言っても、
・社内情報システムエンジニア
・WEBサービス系のシステムエンジニア
・機械などに組み込むソフトを開発するシステムエンジニア
など・・・多岐にわたります。
社内情報システムエンジニアは比較的残業少ないので
「新3K」には当てはまらないのですが
それ以外は「新3K」に該当してます。
そんな職場にはどういう人が向いているか。
「自分のやりたいことに対してワガママになれる」人です。
自分のやりたいことなくても出来ますが、やりたいことを持たずに「なんとなく」システムエンジニアになると激務なぶん、人生損してしまいます。
やりたいことを持っている人ならばITスキルも身について
つぶしも利くようになるのでオススメですよ!