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妊娠によって起きた変化〜中期②〜

妊娠は、女性が100人いれば100通り。
もちろん隣の妊婦さんと自分を比べるものでもないし、そもそもそんなことは意味がないことだと思わざるを得ないくらい千差万別だと感じています。
自分の振り返りのため、また、もしかしたらどこかの誰かのお役に立てるかもしれないので私に起きた変化を綴ります。
Instagramで公開している「切迫流産レポ」と関連しているので、併せてどうぞ!

妊娠中期は切迫流産で入院したり、まぁ色々あったので3回に分けます。
今回は妊娠中期(16〜27週)編②。

自宅安静の甲斐も虚しく入院へ。

自分のできる限りの「安静」をして再診日を迎えました。
ですが結果は前回よりも悪くなっていました。
お腹の張りはないものの、頸管長が2.1センチ。(また時間の経過とともに3センチくらいまで伸びた)

・妊娠の経過とともに頸管長が短くなっていく可能性があること
 (今は2センチ⇄3センチだけど、1⇄2、0⇄1となっていくかもしれない)
・しっかり閉じているべき子宮の入口が開きかけていること
・その場合赤ちゃんがどんどん下におりてきてしまうこと
・流産、早産の可能性があること
・それらのリスクと、もし早産になった時の赤ちゃんの生存率

これら一通りの説明を聞き、【切迫流産】【子宮頸管無力症】の診断でその場で即入院が決まりました。

自宅に荷物を取りに行くこともできず、泣きながら夫に電話して会社早退をお願いしました。
そして車椅子で病棟まで移動し、張り止めの点滴。
再診からここまで1時間くらいの出来事です。

その後夫と一緒に今回の入院の理由と今後の治療計画について説明を受けました。体に炎症が起きていないことなどを検査し、なるべく早く、1週間後くらいに子宮頸管縫縮術(子宮の入口を縛る処置)を受けるとのこと。

その日の寝る前。
こうなったことはショックではあるし、展開の速さに気持ちがついていきませんでしたが

仕事もヨガも家事もお休みして、安静にした結果がこれなら仕方ないな。

【自分の生活態度のせいではないこと】が証明されたようで少し安心もしました。
個人的には、大好きなヨガのせいかもしれないことが一番気がかりだったのです。

入院生活①薬の副作用と活動制限がしんどい

入院生活で辛かったことは、主に2つ。
一つ目はお腹の張り止めの点滴の副作用です。

・動悸(ドキドキ感)、頻脈、ほてり
・指や手のふるえ
・頭痛、頭重感、めまい、ふらつき
・吐き気
(引用:http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se25/se2590004.html)

私は動悸、火照り、吐き気、やたら暑いという症状がありました。
自分の心臓の鼓動がうるさいことと慣れない環境ということもあり、睡眠導入剤を処方してもらいました。
ちなみに、眠剤には退院までお世話になりました。

二つ目は活動制限です。
手術まではトイレ⇄ベッドの歩行のみ可。二日に一度のシャワーへも、車椅子に引かれて移動でした。
手術から退院までは病棟内歩行のみ可。
入院中、売店に行くことなんてもってのほかでしたw

入院生活②Wi-Fiがある時代に生まれて良かった

1日の大半をベッドで過ごす上で課題だったのが「今日1日を如何に有意義に過ごすか」。

私の場合はこんな感じでした。

・Huluで「コウノドリ」シリーズを観る
・YouTubeでvlogを観る
・radikoでラジオを聴く
・読書(小説)

ほんと、この時代に生まれて良かった・・・!!
数時間に一度、看護師さんが点滴を確認しにきてくれた時に少し雑談もしたりしたこともあり「死ぬほど退屈」というわけではありませんでした。

テレビは情報も音もうるさいのでほとんど点けませんでした。
また、出産育児本は「無事に産めるか分からない」という状況ではあまり気が乗らず、読みませんでした。

入院生活③病院食が美味しい

毎食楽しみにしてました。
栄養のプロ集団によって考えられたバランス良い献立や味付けは参考になりました。
そのおかげなのか、毎食完食しても(お腹いっぱい)入院中ほとんど太りませんでした。

それに、なんと言っても美味しい。
自宅でもできる限り真似しています。

子宮頸管縫縮術

入院から4日経った日の昼食後、担当医がベッドを訪ねてきてくれ、「これから手術しましょう」とのこと。急ピッチで周りの準備が進んでいきました。
手術室に入ると、下半身(実際には胸らへんから下)の麻酔を受け、感覚がなくなったところで手術が始まりました。
手術は思っていたよりも和やかな雰囲気で、前後の処置を含めて1時間程度で無事に終了しました。

その夜は、晩ご飯なし。
ベッド上安静でトイレも行けないので尿道カテーテルで過ごします。血栓予防のための風船みたいな装置も足につけました。
さらにお腹の張り止め、術後の抗生剤を、それぞれの腕から点滴していたため両腕も塞がっていました。

術後の経過は良好。退院後、少しずつ安静度がゆるんでいきました。

手術を早めにしていただいたこともあり、予定より早く退院。
自宅安静をしつつ通院し、経過をみることになりました。

安静度も、
自宅安静→1日30分程度の外出(但し二日に一度)→時短で職場復帰可
と段階を追ってゆるくなっていきました。

そして退院から1ヶ月ほど経ち、なんとか出勤許可がおりました。

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