育児1年目。やめたこと、はじめたこと
新型コロナウイルスが世界を席巻してから2年目の春を迎えました。
昨年の今頃、入院中の面会禁止、出産への立ち会い禁止、不要不急の外出禁止。禁止禁止のなかで娘を出産し、育児がスタートしました。そんな私たちも、間もなく育児2年目の春を迎えます。
外出時は原則マスク着用、オンライン帰省、在宅ワーク…。所謂「新しい日常」にも段々と慣れていました。
お店に入る前の手指消毒よろしく、わたしにも新たに習慣になったことがあります。それとは反対に、やめたこともあります。
やめたこと、毎朝のトイレ掃除。
「トイレの神様」、何年か前に流行りましたよね。水回りはきれいにしておくと運気が上がる!というようなことも聞きかじり、妊娠してしゃがむことが大変になってきても、何となくトイレ掃除は毎朝やってました。
切迫早産で安静を指示されたときは流石にお休みしてましたが。
それほどトイレ掃除に熱をいれていたのに、娘が生後半年を過ぎる頃にはすっかり冷めていました。
娘がずり這いをするようになった頃から、【家の中のきれいにしておきたい場所ランキング】がガラッと入れ替わったのです。
今のダントツNo. 1は床。うちはフローリングで、埃が溜まりやすい。それプラス、娘のよだれや食べこぼし、ミルクを吐いたものが毎日落ちていきます…。そんなのお構いなしに家中の床を這うので、毎朝の家中の掃除機かけは必須になりました。
No.2はおもちゃ、No.3はお風呂場、と、段々とトイレの優先度が下がっていき、今は週1掃除に落ち着いています。
娘のトイレトレーニングが始まったら、またランキングも変わるでしょう。
はじめたこと、朝のうちに軽いメイク。
トイレ掃除の頻度が落ちる一方で、頻度をあげていることもあります。
朝の娘のお世話(ミルクをあげたり着替えをさせたり)はオット担当なのですが、その間にヘアセットと軽いメイクをしておくようになりました。
日焼け止めを塗って、眉毛をかく程度。外で人に会っても、自分が恥ずかしく思わないレベルに。
外出自粛が呼びかけられていることには触れるまでもありませんが、乳幼児がいるとただでさえ外出することのハードルが上がってしまっています。
オムツ、使用済みオムツを入れる袋、お尻拭き、着替え一式、飲み物、おやつetc… 用意するものも多いし、天気や気温をチェックして服装を調整したり。子どものことだけでもやることが多い。
気分転換に近所をお散歩しよう!と思い立っても、自分の身支度までしないといけないことに気づいた途端、腰が重くなるものです。
世のなかの大きなうねりと、家のなかで生まれ育っていく命
なるだけフットワーク軽く、楽しく過ごしたいものです。
わたしも毎日そう思っていますが、いろんなものに飲まれて振り回されて「きーっ」となることが常。
そんななかでも気持ちに5mmでもゆとりができますように。
育児2年目を迎えようとする春、そんなことを思いました。