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フリー台本 クソ強桃太郎 (試作中)
配信で使える朗読台本が欲しいというリクエストを結構頂くのですが、ギャグ寄り、ネタ系で自由に読める台本が少ないという事で、試作を始めることにしました。
現状、冒頭部分のみで、適宜書き足していく予定です。
どんなオチにするかはまだ決めていませんので、ご了承ください。
クソ強桃太郎
昔々、はるかな昔
東の果ての地、日本に
マッチョダンディのおじいさんと
セクシーダイナマイツのおばあさんが住んでいました
ある日、おじいさんはヒマラヤ山脈に杉の伐採に
おばあさんはガンジス川に命の洗濯に生きました
おばあさんが川につかり、静かに祈りをささげていると
川上から山のように巨大な桃が、波しぶきをあげながら
どどどーん、ずずーん、どぶぶぶーん、どどらっこーと、流れてきました
おばあさんはおいしそうな桃に目を付けると
河から逃げる人の波を全く恐れずに、仏に祈りました
するとガンジス川が割れ、桃への道が開きました
おばあさんは桃をひょいと持ち上げると
家にもち帰っておじいさんと食べることにしました
おばあさんは、おれじゃなきゃ見逃しちゃう速度で家に帰ると
おばあさんと心で深くつながっているおじいさんが、刀を持って待っていました
おじいさんは「昔を思い出すな」とつぶやいて、居合の構えをとると
気合と共に桃を真っ二つに切り裂きました
おじいさんはいいました
「また、つまらぬもの切って……む?」
地響きをあげながら倒れていく二つの桃の間には
真剣白刃取りで身を守った赤ちゃんがいました
おじいさんとおばあさんは
赤ちゃんに神にも悪魔にもなりえる力を見出し
桃太郎という名前を付け
世界の均衡を保つ抑止力として育てることにしました
利用規約
作者がしらたま。であるという事に、概要欄等に明記する、あるいは配信中に口頭で触れていただければ問題ありません。
まだ作成途中ですので、どの様になるかも決まっていません。
更新はのんびりお待ちください。