こころのシャッターチャンス。
写真を撮るのがすきだ。
一眼レフを持ってるわけでもないし、画の構図がどうこう言われても分からない。だけれど、写真を撮るのがすきだ。一万円といくらかのLUMIXやらIXYだとかを買って、リストストラップを手首にかけて携えて歩くのがすきだった。
二十代前半の頃、夜勤明けで海水浴に行くような体力があった頃は精力的に出かけては写真を撮っていた。花灯路、寺院の夜間ライトアップ、花見、万博公園、植物園、海。
何度かツイートもしたと思われる、お気に入りの写真たち。
たまに見返すと当時を思い出して、あんなことがあったな、そういえばあれはどうなったんだろう。なんて思い返していると胸の辺りがなんだかぽかぽかしてくる。
なかなか遠出がむずかしい現在、こうやって思い出に浸るのもいいなぁとしみじみ思う。
こころのシャッターチャンス。
笑って、泣いて、どんな顔でも。
ピントを合わせて逃さないように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?