ずっと恋愛ごっこだけしていたかった 8
声を掛けてみる
ディスコでの行動を書きます
学校やバイトが終わって
友人と待ち合わせしたり一人で入ったり
同じところに週に何回行ったでしょうか?
ちょっと飲んで(この頃19歳なので今はアウトです)
私はお酒が強かったのでそんな量で酔いはしませんでしたが
この時は誰ともお付き合いしていなかったので
ひとりで入り口近くの席に座って
目ぼしい男の子が来ると
何時?って聞いてました
要するに逆ナンというやつですね
今考えるとこんなことできる私
信じられません
元々人見知りの人間
この頃は別人みたいだったんだなと改めて思います
友達と待ち合わせしてるって言って
(実際待ち合わせしている時もありました)
気が合えば次に来る待ち合わせをしたり
もっと気が合えばお昼に会う約束をしたりしました
常連の人はある程度知っているので
あんまり見かけない顔の子に声を掛けました
それで大体の人はせいぜい昼に会うくらい
それが発展してお付き合いまでしたのは2人くらい
昼に会ってお茶したり服を買ってもらうこともあったり
でもそれだけです
自分の中ではただ会うだけなんですから
それ以上もそれ以下もありません
一緒に歩いていたりするのを見かけたそのディスコの友人たちは
ひとりひとりを見て
似合わないとかもったいないとか今度の子は良かったとか
いろんな批評をしてきました
勝手にやってるんだからどうでもいいと思いましたよ
別にその人が好きなわけじゃないし
ただ選んでいるだけでしたし
この場合の好きは恋愛感情という意味です
一切ありませんでした
漂流していたかったです
家に行ってそういう風になりかけた人もいました
でも拒否しました
今考えると
私が家に行った時点で
そうなるものだと思ってもしょうがないことですよね
一番好きでいてくれる誰かを探していたんだと思います
結局そういう人はその中には見つかりませんでした
最初に声かけた男の子は友人と結婚しました
私と別れて彼女と付き合う時にその友人本人から
付き合っていいかって聞いて来ました
全然かまわないし私のことなんか気にする必要が無い
って答えました
別れてからどうするかなんて本人の自由です
別れるも何も付き合っていたかどうかもわかりません
ただ何か買ってもらっただけなんですから
それにしっかり者の友人に結婚を意識させるような人
私が単に見る目が無かっただけだと思います