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どうぞ心安らかに

物がよく壊れる1日だった。朝イヤフォンを挿し、片耳からしか音楽が聞こえないことに気づく。萎える。萎えるね。代替品をアマゾンで速攻で購入。

学童に迎えに行った息子が、「傘が壊れた」と。どれどれと開いてみたら、もう二度と閉じることはなかった。悲しい。悲しいね。代替品をアマゾンで速攻で購入。アマゾン様様だ。

今週来週なんだかんだと予定が入っているので、息苦しくなって無理やり半休を取得した。最大の関門はやはり忘年会。入社2年目で初めての飲み会。行きたくなさMAX。乾杯のビール以外飲まないことをここに誓う。職場の宴会で飲む酒と時間と気遣いなんて、二日酔いも含め、世界で最大のMOTTAINAIだと思う。(SDGSとかなんとかサステナブルとかいろいろあるけれど、MOTTAINAIのおばさんどこいった)。

お世話になっている方の親御さんが亡くなったそう。コロナが流行ってから、田舎すぎて会いに行けていないと聞いていた。こんな寒い雨の日に、彼女が孤独で寂しい思いをしているのかと想像すると、それだけで涙が出る。とても我慢強く、働き者の人だから、無理をしていなきゃいいな、必要以上に辛さを味わっていなきゃいいな、と仕事中そればかり考えていた。

自分らの親の姿も、つい重ね合わせてしまう。私たちはこれから、4人もの親を見送らねばならないのか。喪失。悲しいことだが、自分が親を看取れるのは幸せなことでもある。そう思わなきゃやってられない。

特にうちは離れて暮らしているので、親のことを考えて苦しくなることが最近は特に多い。今はあちこち痛い痛い言いながらも、病気らしい病気もせず元気に過ごしてくれているようだけれど、彼らももう70歳。万が一の時のことを想像する日も増えた。ものすごくおかしな話だが、「世の中の多くの人がそれを乗り越えて生きているんだから大丈夫」という事実は、ぶっちゃけかなり励まされる。

でも、子供が生まれたときに世界が違って見えたように、親が死ぬことで世界が変わって見えたりするのだろうか。それはちょっと、いやかなり、怖いな。

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