やべーカードが出た《The邪悪 寄成ギョウ》
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皆さんおいっす、白田まこです。
さて、昨日公開されたカード、《The邪悪 寄成ギョウ》はもう確認しましたでしょうか?
青緑黒のコスト11、Tブレイカーと相手のcipを奪う効果、相手ターンの初めに相手の墓地のクリーチャーをタップして出させるカードです。当時の原作は見てないのでこのキャラがどんな性格でーというのは大まかにしか知りませんが、おそらく彼らしいすごく陰湿でねちっこいカードとなってますね。
cipを奪う効果ですが、同じくcipをパクる《パック・リーマン》と比べると継続して奪える点で差別化できていますね。またcipを封じる点では《地封龍 ギャイア》や《黒豆だんしゃく》とも共通します。ここだけ見ると「いるだけでうざったい邪魔なカードだなー」という印象ですね。
個人的に問題なのは最後の「相手の墓地のクリーチャーを場に出す」効果。cip持ちのクリーチャーを呼び出して効果を奪う、というコンセプトなのだと思います……《龍仙ロマネスク》を出せば自分は4ブースト相手は1ランデス、《終末の時計 ザ・クロック》を踏み倒せば相手のターン丸々スキップ。ターンの始めはドローの前なので何もさせずにターンを飛ばせます。また相手にクリーチャーを出させるカードなので《終末の監視者 ジ・ウォッチ》と組み合わせると相手の墓地にクリーチャーがある限りターンを飛ばし続けられます。(琥珀さんありがとう)
弱点はcipがデメリットなクリーチャーでしょうか。ですが実戦で遭遇しそうなのは《ギャイア》や《デュアルショック・ドラゴン》、状況によっては《学校男》辺りでしょうか?cipを奪う効果は強制なので上手く使われるとロックを破られたりするかもしれません。他にも除去耐性がないので呪文やオーラで簡単に除去されたり。こいつを使うなら相手に何もさせないようにしたいですね。
総評すると、極めて癖の強い大型ロックカードだと思います。決まればそれこそゲームセット級のコンボもできますがそのうち対策が練られそうな感じもしますね。コストが重いのでこいつに依存すると速攻に弱くなってしまいますし。でも後続のカードによっては超大化けする可能性もあると思います。存在を覚えておいて損はないカードではないでしょうか。
そういえばMtGに相手のカードの効果を全て奪う
ジョークカードがあったような……
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