蟹味噌ではなく蟹膏
最近知り合った中国書道史の先生と友だちと浅草の四川料理の店にまた行った。季節が変わるとメニューが変わると聞いていたけど、かなり変わっていてたのしかったし、上海蟹が登場した。
上海蟹はとにかくオスに限る。オスメス半身づつが多い中、オス丸ごと1匹で登場したので小躍りした。オスには、黄色い味噌をよけた先に半透明のねっとりした物体があって、それがこの世でいちばんの旨みじゃ無いかと思っている。食感は何に似ているかというと、皮膚科でもらう硬めの半透明の軟膏だ。食べたことないけど、ベタつきと柔らかさがちょうどそんな感じ。調べてみたらマジで「蟹膏」と表現するらしい。黄色い蟹味噌と一緒にこの膏を舐めるとなんとなく犯罪に加担している気持ちになる。正味な話、白い身とかはどうでもいい。
今日のAI
「茹でられて解体された上海蟹を甲羅がわからみたところ」とお願いしてみた。どうなってるんだ?これ? そんなに難しいお題じゃなくないか? ところで、世間を多少騒がせている生成AI画像論争があり、のちに生成AI画像をエンジョイ勢としてSNSに使っていたことを恥じなくてはならない時が来る気がしないでもない。