ふしだらなケチャップ
みなさん、冷蔵庫の中に必ずと言っていいほど入っている調味料といえばなんですか?
そうです。ケチャップとマヨネーズです。
ない人は今すぐ買ってこなくていいです。
ではもう一つ質問。
ケチャップとマヨネーズ、それぞれのパートナーといえば何ですか?
そうです。※ケチャップのパートナーはマスタード。マヨネーズのパートナーはお好み焼きソースです。
(※全国の主婦100人にアンケートを取ってない結果)
ですが私、気づいてしまったんです。
よく冷蔵庫にツーショットで目撃されるケチャップとマヨネーズ。なにかあるに違いない。
そう、ケチャップ、実はマヨネーズと浮気をしているのです。
まずは私の仮説を聞いてください。
お好み焼きソースは大体関西に出張しているので、そもそも冷蔵庫で見かける機会が少なくマヨネーズとは遠距離恋愛なのです。
(しかもからしマヨネーズとの浮気説も浮上している)
そしてマスタードとケチャップですが、いっしょに見る機会が少ないと思いませんか?
ホットドッグやハンバーガーのときくらいです。
これはもう停滞期といってもいいでしょう。
そこでマスタードに飽きてきたケチャップが、よく出張でお好み焼きソースがいないガラ空きのマヨネーズを誘惑し浮気が始まったわけです。
どうでしょう。
ま、ここまではただの仮説です。
しかし、それを決定づけるたしかな証拠があるのです。
そう、オーロラソースです。
みなさんご存知ケチャップとマヨネーズを絶妙な割合で混ぜて作る酸味が効きつつまろやかな愛の結晶(ソース)です。
なかなか表には出てこない、ふとしたときに現れるふたつがひとつになって生みだす禁断の味一一。
なんて不純なんでしょう。
しかもこれまた初恋と言わんばかりの綺麗なピンク色の愛の結晶(ソース)なのです。
ですがこのカップル、私は憎めないのです。
世の中からは「ケチャップ派?マヨネーズ派?」とあたかもお互いを敵対視されるように扱われ結ばれなかった運命。。なんて切ないのでしょう。
もはや織姫と彦星レベルで切ないです。
いかがでしたかみなさん。
これはほんの一例で実はキッチンは修羅場で溢れかえっているのです。昼ドラの台本書けるな。
それでは今回はこの辺で。
次回、「砂糖と塩生き別れの兄弟説」でお会いしましょう。