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初めて(?)のGS4レポ〜100万ドルの男・大成功編〜

突然ですが、またクソアンケで決まったので大成功を初攻略していこうと思います

大成功に決まりました

大成功はGS4のDLC追加キャラ。税抜1,800円で買えることから「1,800円の男」と言われています(※恐らく私のTLのみ)
公式HPでは「おっとりした雰囲気の教育実習生」と書かれており、GSシリーズ初の教育実習生キャラとして登場しました。

私はGS4を皆さんが引くくらいの時間プレイし、風真玲太をかまいたおしてきましたが、実は彼の攻略は初めて。
しかし、TLの「功の女たち」を見るに、その沼はたいそう深そうです。
できる限りの心の準備をしてプレイしていきます


1年目

大成功を登場させるにはDLCを購入するだけでなく「1年目5月30日まで何の部活にも入らない」という条件が必要になります。
条件通り、なんの部活にも入らず適当にメイクしたり友達と遊んだりぼんやりと高校生活を送る私マリィ。

すると、突然回想が入ります。

『なんのクラブも入らないまま、もう5月も終わり……わたしも何か始めてみようかな?』
『でもわたし、何をしたいんだろう……』

部活動が盛んで勉強のレベルが高く、生徒会の活動も活発。どんな三年間にするか選び放題とも言える名門はばたき学園ですが、この世界のマリィは自分が何をしたいのか、目標すら浮かびません。

そんな折、公園に現れた顔のいい不審者こと大成功。
顔面が1,800円どころか100万ドルでわろた。ショタボイスに定評のある中の人・下野紘さんのお芝居も珍しいダウナーな感じの声色で新鮮です。

彼は100万ドルの顔面を引っ提げて、絶対に無理のあるテンションで自己紹介の練習をし、絶対に無理のあるパターンで「これでいこう」と呟きます。やめとけ。

やめとけ(やめとけ)

翌日、御影学級にやってきた教育実習生がこの彼でした。
担任が御影先生で授業中後ろについてる教育実習生が功とか、教室の平均顔面偏差値ぶち上がりすぎて時空が歪みそうです。
もしこの教室に私が迷い込めばエルフの森に攻め入ってきたゴブリンみたいな絵面になりそう。

顔面で殴り合う教室


戯言はせておき、やってきた教育実習生。なんと(なぜか)GS3の担任大迫力先生を伴って登場するというサプライズ付き。いきなり粋なファンサービスですね(シャレです笑え)

現在は中等部で教えているという彼がなぜ高等部の教育実習についてきたのかはわかりませんが、きっとかつての教え子の教師としての第一歩に感慨深いものがあったのでしょう。見届けたいと小次郎に頼み込んだのかもしれません。

大迫先生を思わせる書体で黒板に名前を殴り書き、大迫先生を思わせる口上で自己紹介をする大成先生。
少しダウナーで不思議な雰囲気を持つ彼にはやや無理があるテンションと口調ですが、御影学級の(やかましい)生徒たちにはウケました。


このように、大成先生はずっと少し無理をしているというか「自分らしさ」を押し殺して大迫先生の真似をしている印象です

公園での練習といい、授業の練習といい、ずっとらしくない感じでいるのがプレイヤーである我々にもひしひしと伝わってきます。
そして、決定的なのが食堂でのイベント。

激辛麻婆対決をするという氷室教頭青筋必至なこの一幕、辛さを感じないという大成先生が勝利するのですが、生徒たちは大迫先生を囲んで盛り上がります。

「『なりは小さくても大迫力』ってやつ、自己紹介でマネしたんだけど」
「激辛勝負にも勝った。でも結局、大迫先生の周りの方が盛り上がる」
「君はここにいていいの?」

あなたといたいからいるんですよ、先生

まるでマリィが大迫先生を追いかけずに自分の隣にいることがおかしいことであるかのような口ぶりで話す、大成先生。
その口ぶりは決して大迫先生のことを妬んでいるのではなく、単に「自己評価が低い」という印象を受けました。

のちに明かされる、かつて荒れていたという過去を加味してこのエピソードを振り返ると、
彼は大迫先生に確かに救われましたが「それでようやく真人間になれただけであって、人に何かを教えられる人間ではない」と自分を評価しているのではないか、と私は考えます

とにかく、どこまでいっても自己評価が低いんですよね。
何か上手くいったことがあっても、このときの彼はまだ「大迫先生ならもっと……」「教師としては……」と考えてしまう。

憧れの人と夢を追いかけているはずなのに、それがなぜか窮屈になってしまっている。
その姿が、高校生活でやりたいこと——つまり夢を見つけられないマリィと対照的に描かれています。

合間のテスト結果はぱっとしないまま、1年目の冬に「真冬のアイス早食い大会」という半分拷問のようなイベントの取材に強制的に駆り出されます。

そこで再会したのが、教育実習を終えてなぜか大会で優勝している大成先生。
参加した経緯はまじで最後まで不明だったのですが、この時点で教員採用試験に不合格だったことから後から発覚します。
もしかしたら、彼なりのやけ食いだったのかもしれませんね。

なぜスーツを着ていたのでしょうか

このとき「雰囲気が違う……」とマリィが感じたのは、服装や表情といったわかりやすい部分で描写されていません。なので「どこが?」と感じられた方もいるのではないでしょうか。

これはおそらく、ポケットを手に突っ込む仕草や気だるげにアイスを頬張る様子などで、マリィが学校で見ていた「大迫先生の真似をする大成先生」の像とは違って見えたのでしょう。

学校で見た「教師を目指す熱血好青年」と、今目の前にいる「おっとりダウナー大学生」の二面性。
それは、彼の理想の姿と本来の姿が大きく乖離していることを表していました。
夢がまだ見つかっていないマリィに突きつけられる、夢を追う者の残酷な現実がそこにあります。


彼はずっとこのことにコンプレックスを抱いています


※ここらで箸休めに普通状態で義理チョコに不満を抱く前方彼氏面の風真玲太をお楽しみください

2年目

大迫先生から大成先生の教員採用試験不合格を伝えられたマリィ。以前取材したコンビニに彼の影を求めてやってきます。
(ここで大迫先生がわざわざマリィに大成先生のプライベートなことを教えてくれたのは、彼が教育実習中にマリィのことを話していたからなのだと思います

すると、運命的に再会できた大成先生。もう、あの背伸びして熱血青年を演じる姿はなく、素のおっとりとした雰囲気(公式談)をまとっています。
自分はもう先生ではないと言い、次の試験は受けないと頑なな大成先生。

「オレが教師になっても誰のためにもなれないから」

また自分を卑下するようなことを言う大成先生。この言葉は、誰かのためになりたいという気持ちの裏返しです。
マリィはそんな先生に本音をぶつけます。

「わたしは大成先生を見て自分も頑張ろうって思いました」
「きっと、大成先生が一生懸命、公園で自己紹介や授業の練習しているのを見てたから……」

目標もなく、努力をしたこともないマリィが、少し無理をしてまでひたむきに夢を追う大成先生に惹かれ始めているのがこの台詞で見てとれます。

こうして二人は、コンビニ塾と称してコンビニのイートインスペースでの勉強会を開くことになりました。



マリィは学年上位を目指すため、大成先生は教える練習のため。
何の目標もなくなんとなく生きていたマリィに、大成先生が初めての目標を授けてくれるこのシーン、なかなかにじんときて熱いものが胸に込み上げてきました。

彼のルートはずっと、こうして夢を持つものと持たないものの対比が続けられているのが面白いですね。

この時点でかなり功にメロついてた私、功に会いたくて功コマンドをゴリラ叩き。完全なるガリ勉と化していきます。
そうして夏の期末テスト直前、スチル発生。

昔荒れていたこと、試験ではなく面接で落ちたため人間性に問題があると考えていることを話してくれる大成先生。

「でも、大迫先生はすごいんだ。オレを殴りもしないで、まっすぐ立たせてくれた」
「大迫先生は、こんなオレに、毎日楽しそうに接してくれた。そんな人、初めてだったよ」

大成先生が模範とし、理想とする教師像が大迫先生ただ一人である理由がここにありました。

はば学の先生たちは零一を含め教育熱心で生徒思いです。なんたってあの天之橋一鶴の学園の教師なのですから。

ただ、楽しそうに向き合ってくれたのは大迫先生一人だったのだと思います。この点において若かった大成少年は揺さぶられたのでしょう。

不良生徒を叱りつけたり優しく諭したりしてくれる先生は沢山いるかもしれませんが、楽しそうに向き合ってくれた先生は彼にとって初めてあり、唯一の存在だったのです。

「学校とか勉強が好きになれた。だから、オレも大迫先生みたいに、オレみたいな生徒を見つけられたらいいって」
「でも、違ってた」「今のはば学にオレみたいなのはいないし、それ以前にオレは大迫先生と違って、みんなをあんな笑顔にできない」

「大迫先生みたいにはば学の教師になって、かつての自分のような生徒を指導する」という彼の夢は揺らぎ始めてしまいました。
もう、ルカやコウのような生徒はいないし、自分に大迫先生のマネは向いていない。

他には何も感じないという彼の、唯一といっていい熱情——大成先生の根幹そのものが揺らいでしまっています。

マリィは無邪気やなあ…

そんな中挑んだテストの結果は無事50位以内。
合間にネトゲナンパ救出イベを挟みつつ、
大成先生は教員採用試験をもう一度受けることを決意してくれました。

2人で夢を追いかけようぜ!


そして12月の期末テスト。私マリィは学年一位に。何の目標もなくぼんやりと過ごしていた女生徒が、大成先生のおかげで秀才に生まれ変わりました。

そして、大成先生も教員採用試験に無事合格。以前より明らかに笑顔が多くて可愛い(シンプル感想)

可愛い(シンプル)


「大成先生のおかげで、勉強がすごく好きになりました」
「オレは君がそう言ってくれるから、自分も教師として何かできるかもって、思うことができた」

このやりとりさ〜〜〜〜〜!!!!!
「大迫先生のおかげで勉強が好きになれた」っていうさっきの流れまんまやん!!
回り回って、大迫先生とは少し違う教師像だけど、同じように生徒を救えてるじゃん!!
教師ドラマか????

「オレの理想の教師像は大迫先生だけど、目指すべきものとは違うって、今はわかる」「君のおかげだ」

いやアッッッッッッッッッッッツ……………………
そうなんですよ、理想と目指すべきものは違う。

大迫先生の後を追わなくたって、彼なりに彼らしい指導をすれば、大迫先生のように生徒に夢と目標を与え、勉強を好きにさせることができるんです。目の前にいる、マリィのように。

※ここらで箸休めに腹ペコすくすく成長期な一紀くんをお楽しみください

可愛いなお前は💢

3年目

そんな大成先生や偶然再会した大迫先生に感化され、マリィも一流大学に入って教師になるという夢を抱きます。

功に聞かせてやれ!


ですが、もう一度大成先生の授業を受けられると思っていたら、彼の赴任先ははば学ではなく与多門工業高校。
名前もその様相も、明らかに名門はば学とは対照的な学校のようです。

ご く せ ん

マリィが行ってみると、案の定な雰囲気に案の定な生徒たち。そんな彼らに大成先生は言います。

「勉強で運命変えるんだよ。おまえらも来いよ。コンビニで補修」

自分自身、彼らのようにやんちゃしていたけれど勉強で運命が変わったからこその台詞です。
まだ全然物語の途中なのにひとりで勝手にぐっときてしまいました。

ごくせんのような教師ドラマにじんときていると、とてつもない爆弾胸キュンイベントがきます。
皆さん、安全バーを下ろして覚悟の準備をしておいてください。

いきなり「今日は与多門高校に行ってみよう」と思いたつ行動派女、マリィ。

「大成先生に会えるかな?」
↑これもう完全に恋してる台詞やろうがええ加減にせえ

来たはいいものの雰囲気がGTOすぎる与多門高校に怖気付くマリィ。


ここの選択肢で下を選ぶとやばいということをフォロワーさんの功の女にお聞きしたので、ヒロインらしくビビってみます。

すると、こうですよ

おおおおおおおおおオレの彼女!?!??!??!?!?!???

えっ……………私………………サクセスの彼女……………?

この他にも胸キュン満載の最高イベなのであえてこれ以上は描写しません。
ただ、絶対にこのアトラクションは体験した方が良いとオススメさせていただきます。

きっと、先生と教え子でしかなかった平行線の関係に、異性として意識するきっかけをもたらすためのイベントだったのでしょう。こうかはばつぐんだ!

それはそれとして夏休み前の期末テストで学年1位をとり散らかすマリィ。
サクセス学級のナンパ不良どもに絡まれながらも大成先生に報告しにいきます。

「うん。このまま一流大学合格だ」
「はい! 一流大学に入って、大成先生みたいな先生になるんだ……!」

この会話が本当に健気で可愛くて泣けてきます。マリィ、まだ無自覚かもしれませんがもう既にかなり大成先生のこと好きになってますよね。

何の目的もなく日々を過ごしていた自分に夢を与えてくれた先生に恋をするのは必然です。
そんなマリィに「君しかなれない先生になれって」と返すのもまたいい。

理想と目指すべきものは違うって、わかったばかりの大成先生です。

せやな!!


そうして「ええ話やなあ……」とじんときていると、唐突にこれです。

いさお……おまえ………“緩急の鬼”か???????

唐突に花火大会デートに誘われて本気で声が出そうになりました。
現在わけあって入院中で、病室でプレイして病室でこの記事を書いている私が声を上げればナースコール必至です。あっぶねえ…………

…………いやほんとに危ないなお前はぁ!?
なんやその意外にもちょっとヤカラな私服は!?

ツボすぎてもうわけわからなくて涙出てきました。良すぎる、顔も服も。

なぜかデート中に店番手伝ったりソースましましにしたりわけわからん挙動はありますが全部許す……多分つれがトイレに行く間だけとかそういう頼まれ方して断れんかったんやろ………顔がいいから全部許す…………

花火が終わった後、意味ありげに「これでおしまい……」と呟く功。

「今の君なら、一流大学どころか、もっと上を目指せる。でもオレにはそこに引き上げる力はないよ」
「コンビニ塾じゃ、引き上げるどころか下に引っ張ってる」

これはゲームシステム上、プレイヤーもうすうす勘付く仕組みになっています。
メタい話ですが、このイベントにたどり着くほどコンビニ塾コマンドを叩いた我々マリィは必然的に学年トップをとり散らかすことになるのです。

プレイしながら「もう塾行く必要ないじゃん」って思い始めたところに、ガツンと殴りかかるようなこの発言……私もまんまとガツンときました。

学力パラが250を超えたマリィに、いち高校教師である功が教えられることはあまり多くないという現実がそこにありました。

マリィもきっと、教科書の中でわからないところがなくなっていて、
コンビニ塾がもう必要なくなっていることを互いに察しながら、暗黙の了解で口にしないような、そんな不安定な関係性が続いていたのかもしれません。

その曖昧さを、功が大人として責任を取る形で終わらせにかかりました。

「だから、おしまい」
「オレがこうやって教師になれたのも、君との勉強の時間があったから。でも、君はもっと上に行けよ」
「それにな、オレを必要としてるやつがゴロゴロしてるんだ。あいつらはオレが教えないと」

マリィが未練を抱いて後ろ髪を引かれないよう、ポジティブな理由を精一杯かき集めてその背中を押す功に、大人の男としての矜持を感じます。

あえて家まで送らずに「じゃあな」と消えるのも、名残惜しさを振り切るような感じがして胸が痛い。

「大成先生は与多門高校の先生だから、わたしが独占ちゃいけなかったんだ。でも……これでもう、会えないのかな……」

マリィ!!!!!!それは恋や!!!!!

1億デシベルでそう叫びたいのをぐっと堪えて、惰性で適当なコマンドを叩き続けます。

隠しキャラお約束の失踪イベントですね。
功のような隠しキャラ・追加キャラは3年目の終盤に姿を消すという伝統がときメモGSにはあります。

功の失踪はこのパターンか……と途方に暮れて、玲太のデートの誘いを断りまくりながら、1年目のようにぼんやりと暮らしていると、
ネトゲナンパくんがはば学の校門前にやってきて例のコンビニまで行くように言います。

こいつだいすき

え!?嘘!?と思ってたら全然失踪してなくて普通に会えました、功。

「あいつに心配させるくらい落ち込んでたみたいだ」
「自分でおしまいにして、落ち込んで、生徒に心配されてる。情けな……」

いさお……功ォォッ!!

マリィに会えたことと、生徒たちが悪さもせず誤解もうまずはば学から戻って来れたということに安堵して「もう全回復だ」と言ってくれる功。

この辺りで、功にとってもマリィがただの生徒ではなくなり始めているような気がしてめちゃくちゃときめきメモリアルしました……(※きゅんときたの意)

私も全回復だょ…!

その後も失踪することなく、ずっとそばにいてくれた功は、一流大学の受験日にもマリィの前に現れてくれました。

「ちょっと付き合ってくれ」と言って連れて行ってくれたのはスカイラウンジ。
理由は「デートっぽいだろ」………………

いや……………お前…………ちょっと顔がいいからってメロつかせ祭り開催しやがって……………

花火大会の時のことを「一方的に悪かった」と謝る功。

「一方的に終わりにして悪かったな。オレ、そういう無神経な奴だから。ごめんな」

ここでも自己評価を下げる言い方を使います。
ですが、ここで気がついたのは、功のこういう自分を下げる口調は「相手に責任を負わせない」「相手を傷つけない」ために無意識に選んでいるのではないかな、ということです。

関係を終わりにして、マリィが「自分に責任があったのでは」と思わせない言い方を選びましたし、これもそうなんです。単純に自分に自信がないだけでなく、彼なりのフォローも混ざっているんですよね。
ダウナーでおっとりして見える彼の、潜在的な優しさを私はここに見ました。

ラウンジで景色を見て、デートのようなデートでないような、はっきりと言葉にできない時間を楽しむ二人。

何も感じないと自分を評していた功が、危ない場所に立つマリィを心配して初めての感情に気づき始めます。

そうやって、焼きそばの辛さやアイスの冷たさや知らなかった感情を、たくさんマリィから教わっていけよ……功……

エンディング

そうして長かった二人の受験勉強は終わり、功は教会に来てくれました。
子供の頃から感覚が鈍く、他人の「その人らしら」や「自分らしさ」がわからなかったという功。

「そんな人間が教師を目指したり、ましてや大迫先生なんて、一番遠い存在だよ」

そう言う功ですが、マリィのおかげで教員試験を諦めずにいられたこと、
コンビニ塾がなければ自分が誰かの役に立てるなんて今も思えていないということ、
自分にこそできることをマリィに教わったことを話してくれます。

そしてマリィも、大成先生に背中を押されたこと、大成先生がいたから将来を真剣に考えて素敵な先生になりたいと思たことを話します。

それはまるで、二人の相互作用の答え合わせのように。
二人のコンビニ塾は、塾というよりも互いが互いを教える進路指導室だったのかもしれません。

「君はオレを教師にしてくれたんだ。いや、人にしてくれた……」

マリィから沢山の感情を教わって自分らしさを知り、ようやく人になれたと自身を評する大成先生は、君が好きだと、心からの想いをぶつけてくれました。

ここの択がめちゃくちゃいい!!!!

OKは「わたしも大成先生が好きです」
NOは「わたしも大成先生が大切です」

どちらを選んでも、大成先生というひとりの教師を尊敬していることには変わらないんですよね。
それがこの教師と生徒の物語の終わりを美しく彩ってくれている気がして、めちゃくちゃエモいです。

答えはもちろん「好きです」

こうして、先生と生徒の関係は終わりを告げ、新しい名前の関係が二人を結びつけました。

この後のやりとり……本当に最高で甘々なので……ぜひ……見て……(日記はここで途絶えている)

総評

最高。エモすぎ。何も言えん。あのキス台詞は反則(語彙死)

1,800円で購入した男が100万ドルの激メロラブストーリーを見せてくれて感無量です。
功を生んでくれたご両親(製作陣)に感謝。

全編通して「夢」や「理想の教師」が主軸としてお話が展開されていくのですが、
そういった爽やかさに加えてきちんとときめきの「甘さ」も描かれていて、
まさに彼の愛するチョコミントのような味わいのルートでした。

これでDLC1,800円は違法。実質無料。実質収入。
最後までお読み頂いたそこのあなた、買うべし!!

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