らんまんの聖地、佐川町の不思議な滝
NHKの連続テレビ小説でお馴染みの「らんまん」。その主人公の牧野富太郎さんは、高知県の佐川町出身です。その自然豊かな佐川町に、もう長らく忘れ去られてしまっていた、美しい滝があります。名前を「白水の滝」と言います。この滝が今どうしているのか気になり、60年以上ぶりに、幼い頃の記憶を辿って遊びに行ってきました。
久しぶりの訪問は、Googleマップで調べても辿り着けず、役場に道を聞いてもわからず、本当に手探りで、道をかき分けて進みました。しかし、山の中を暫く歩いていくと、昔と変わらず厳かに神秘的な姿で「白水神社」と書かれた鳥居が立っていました。あぁちゃんと着けたね!と仲間と喜び合いながら、鳥居をくぐり抜けると、白水の滝を目指してさらに200メートル程進んで行きました。そして漸く辿り着くと、そこには別世界のように空気の澄んだ、心地がよい境内と、懐かしの白水の滝がありました。
久しぶりに訪れた、この綺麗な白水の滝見て、多くの人に知ってもらいたいと思いました。こんなにいい滝が、忘れられているのは、寂しいし、勿体無いと思いました。だから、気づいてもらえるように、このnoteで心ばかりの発信をしようと思います。
まずは、白水の滝の紹介を兼ねて、昔話をさせてください。
小学生の頃の話です。私は父に連れられて白水の滝によく行きました。そこには太夫さんがいて、白装束を着て、よく滝行をされていました。滝の水が太夫さんの体にかかると、その水が牛乳のように、真っ白くなり滝つぼから流れてきます。その水を、バケツでサッとすくうと、透きとおった普通の水なのです、何度やってもそうなります。この滝は霊験あらたかな滝で、よく修行を積んだ人が滝に打たれると、その水は白くなるのだと父が教えてくれました。私も小滝には、よく打たれましたが白くなったかは定かではなく、少しばかり痛かったことを覚えています。
白水の滝の不思議をクラスの友に話すと、不思議がる人や疑う人などがいたので、クラス全員で夏休みに滝に行きました。太夫さんにはその日、滝行をしてもらい、やはり体に触れた水は、真っ白く、皆で何回も、何回もすくっては、不思議がっていました。
私にとってはとても大切な思い出の場所です。少しでも知ってもらえたら嬉しいです。次回も、白水の滝で起きたとても不思議な出来事を書いてみようと思います。よければ読んでください✨
(白水の滝への行き方もまた次回まとめてみようと思います。)
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