ダーツの投げ方①:立ちかた
ここからは実践編です。
ダーツの持ち方については書かせて頂きましたが、あくまで参考までに。
ここではダーツを投げる際の立ち方についてご説明します。
基本的な立ち方
ダーツを持って投げる手と、同じ側の足が前になるように立ってください。
例)右手で投げるのであれば、右足が前になります。
野球は手と足が逆になると思います。
その投げ方のことをダーツをしている人たちの間では「野球投げ」と呼び、
ダーツが出来る場所の張り紙等に「野球投げ禁止」と書かれています。
野球投げをするとなぜダメなのか。
それは投げたダーツの威力が上がり過ぎてしまうからです。
ダーツは投げたダーツの速さや破壊力を競う競技ではありません。
狙った場所に刺さるように投げる競技です。
ですので、より正確に投げるために投げる手と同じ側の足を前にします。
必ず守ってくださいね!
スローライン
ダーツを投げる場所を示す線です。
主にステッカーなどが床に貼ってあります。
このスローラインを出てはいけません。
スタンス
ダーツの立ち方のことを「スタンス」と呼びます。
スタンスには大きく3種類ありますが、これはあくまで一例です。
前の足と後ろの足の位置、角度は人によりさまざまです。
まずは前の足の角度を検討するための参考にしてください。
注意点は、無理な立ち方で投げ続けるとケガにつながるという点です。
体の構造上無理な体勢で練習を続けることにより、腰や背中の筋肉や筋を痛めてしまうことが多くあります。
スタンスを考察するポイントは以下です。
①きちんと立っていること
重心が前の足の上にあり、安定して立てていることが重要です。体勢がフラついている状態で投げていては狙ったところにダーツは刺さりません。
前の足に重心を乗せようとすると、だいたい体重のかかる割合が(前足)8:(後足)2くらいの割合で立つことになります。
②投げた際の腕の反動を受け止められること
きちんと立てているつもりでも、投げた際に体勢がフラつくことが多くあります。これは投げた反動を受け止め切れていないからです。
反動を逃がすのか、吸収するのかは個々の骨格や投げ方によってさまざまですが、少なくとも反動に対する処理ができていない立ち方ではダーツが安定しません。
立ち方の基本的な内容はここまでになります。
応用的なことはとてもたくさんあります。
また、個人差が大きいところでもあります。
まずは下記3点に注意してダーツを投げてみてください。
①投げる手と同じ側の足が前に。
②スローラインからは足が出ないように。
③きちんと立てる足の位置に。
長くダーツを楽しむために、無理なツライ姿勢では投げないようにしてください。