さいとぅーについてまとめてみた
みなさんこんにちは。
「さいとぅーさんって何者なんですか?」と問われて
「ポンコツ村の村長です」と答えると
更に謎が深まって結局なんなのかわからないというクレームを受ける事が最近増えてきた今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
何者って聞かれてもどう答えていいかよくわからないので、僕のこれまでを簡単にまとめようかなと思います。
Twitter上では、ポンコツ村の村長を名乗っております。
ポンコツ村が何なのか。村長の役割が何なのかは僕にもわかりません。
「なんか語感良くない?」と名前の後ろに付けたら定着しちゃったのでそのまま使っています。
もしTwitter以外の変な経路でここにたどり着いてしまった人はこちらまでhttps://twitter.com/saitoo_3
どうせ真面目な事なんてめったに呟かないのでフォローはしなくても大丈夫です^q^
ポンコツ村自体は特にコミュニティと言うわけでもなく、活動を行っているわけでもない、架空の村です。特に気にしないでください。
最近はLINEのオープンチャットを使って「キャリア迷子」というコミュニティを運営しています。創設の由来はこの文の後半で書こうかと思いますが、名前の由来は「なんか語感良くない?」です。
さて自身のキャリアの棚卸の意味も含めて書き殴りますが、キャリアとしてはザックリこんな感じです
①人材総合ベンチャーに新卒で入社
担当部門は人材を用いたセールスプロモーションで、主に人材の採用・手配・管理を行っていました。
土日を中心に「週末集客あるしなんかモノ売りてーな!」って言うお客さんの所に人を送ってなんかモノを売る手配をしていた感じです。
平日も土日もキャンペーンは走るので、この時は休日関係なく毎日夜遅くまで頑張っていました。
特に単純に人出しゃ仕舞いよ!って感じじゃなくて、日次で件数管理しながら数字が行かないととっても怒られるからどうにかしてたのが大変だった点ですかね。
②名古屋支社立ち上げた人が退職したので代わりに担当してくれってさ
入社から2年ぐらい経った頃、会社大きくするよー!って感じで名古屋支社が立ち上がりました。
しかしその立ち上げ担当が、立ち上げて半年ぐらいで家庭の事情でリタイアしてしまいました。ざんねん。
そんなある日、突如取締役から呼び出しを受けて個室に。
そこに居たのは社長。
新卒のペーペーが社長と取締役と個室に閉じ込められる事件が発生しました。
社長「最近どうよ?」
ぼく「元気にやってます!」
社長「名古屋興味ない?」
わずか1往復半のやり取りで名古屋赴任が決定。
当時25歳でしたが新拠点の事業部責任者に就任してしまいました。
右も左もわからないというか、土地勘も無いのでもはや右と左がわからないレベルでしたが、休日関係なく夜遅くまで働いて、プロモーション以外にも派遣業と紹介業も含めて事業を拡げ、無事名古屋支社の社員数も30名規模ぐらいまで拡大しました。年齢的に後から入ってきた部下の半数以上が年上だったのが大変だったのをなんとなく覚えています。
③人事担当になったと思ったら3か月で採用責任者になっていたの巻
そろそろこの会社でやれる事も一通りやった感あるし、事業部も2年で他の拠点と比べてそんなに遜色ないぐらいまで大きくなったし、毎日夜遅くまで働くの大変だし、転職でもして新しい領域に挑戦しようかな?とか思っていたところでちょうど名古屋に現れた社長より
「拡大フェーズで一気に人増やしてるけど、さいとぅー会社の事よくわかってるじゃん?人事やりなよぉ!」
と言われ、急遽東京本社に戻り人事をすることに。
確かに入社当時30人居なかったぐらいの会社が、その頃には200名規模まで増えており、入れ替わりもあったので気が付くと社歴トップ10人に入っていました。入社して5年ちょいしか経ってなかったんですけどね。
そんなこんなで人事担当になったんですが、2ヵ月ぐらいしてまた別の取締役から呼び出しを受け
「さいとぅーを職責無しで暇させる程うち人に余裕ないから、来月から中途採用の責任者やってね^^」
って言う感じで人事歴3か月で採用責任者になりました。びっくり。
採用予算は数千万円あるから、しっかり頼むよ!だってさ。
当時の会社は良くも悪くも挑戦的で、過去の成功事例に安心せずもっとうまい方法を考えろと言われ続ける会社でした。
前任の採用責任者にはたくさん補佐してもらいましたが、それでも昨年よりも高い目標を与えられてひーこらしていました。
特に採用マーケティングの領域は知見があまりにも足りなかったので、社内にある情報を全てひっくり返して睨めっこしたり、分析したり、求人媒体者や紹介会社から情報を仕入れたり交渉したりと、毎日夜遅くまで働いて、ギリギリ採用目標をクリアしました。特に多い時は1日9面談ぐらい組まれていて、勝手にわんこそば面談と呼んでいました。
特に「目標達成しないとか"無い"から」みたいな社風だったので、わからないで済ませられないので、名古屋立ち上げの時もそうですが、未経験の領域だとしても無理やりに情報取りに行ったり仮説立てて回すしかないっていう経験はなんか色々な事に役立っている気がします。責任とかプレッシャーとかでお腹はマジで常に痛いので、デスクに座っている時にはデスノートのLみたいな座り方でずっと働いていました。行儀が悪いってよく怒られていました。わかる。
ついでにこの時の上司がデータ人間で、
「で、データは?」って二言目に必ず聞いてくるタイプの人でした。
全求人媒体のPV数⇒詳細閲覧数⇒応募数⇒採用数といった数字を日次で把握し、異常値があれば1日でも早く気が付かないと目標が達成できないぞ。という仕事の仕方を教えてもらえたのはこの頃かなと思います。
それ以外にも、存在するデータは色々な角度で並べて分析すれば様々な仮説が生まれるって言うのもとても勉強になりました。エクセルは嫌いになりました。
ファネル分析っていうやつらしいですねこれ。やらないと死ぬからって理由でやってましたが後々勉強して知りました。車輪の再発明みたいな感じがしましたが、ぎりぎり目標達成できたから良しとしましょう。
あ、あと確かこの頃ぐらいに所属していた会社が、小規模マーケットにですが株式上場しました。
毎日お腹を痛めながら頑張っていた、そんなタイミングでやってきたのがコロナさんでした。
④人材事業が一気に萎んだから新規事業立ち上げてくれって、集めるべきは新人じゃなくね?編
コロナ騒動始まりたての頃は出勤自粛やリモートワークの増加。人を集める系の催事のイベントもほとんどが中止。等の理由で人を客先に派遣する類の事業のほとんどが一時的に事業が縮みました。
コロナが長引くことがほぼ確定したタイミングでまた例の役員から呼び出し。
「拡大路線で増やしていた人事部だけど、コロナで人員を削減する事になった。人事部で営業経験あるのさいとぅーだけだから、一旦営業部に行ってもらえる?あとついでに新規事業立ち上げてくれ」
ついでの部分が何にもついでじゃなかったんですが、毎日無茶振り生活を送っていると麻痺してくるのか、口から出てくる返事は「わかりましたー。いつからっすかー?」でした。
実際にスタートしたのはそれから2か月後。流石に採用周りの引継ぎもあったので急ピッチで引継ぎ資料を作ってなんとか引継ぎを終え部門を異動。
で、蓋を開けてみればその部門に集められたのが新卒を含む営業未経験4名。
立ち上げる事業は営業代行事業と決まっており、僕が異動する前から別部門の先輩が兼務で4か月ほど先行してやってくれていました。
で、大体1か月あたりの売上が4人の合計で6万円。ここから4人分の人件費取り除いていくらの赤字だい?^q^
先輩「あ、あと事業計画代わりに立てておいたから。来月から黒字でよろしく!」
一ミリも目途が立っていない事業部譲渡が行われた瞬間です。
改めて時間を取って全体を把握してみると、マニュアルも碌に無く、管理体制もまるで出来ておらず、もちろん教育など夢のまた夢でした。
仕方が無いので毎日夜遅くまで働いて管理体制を整え、メンバーだけでギリギリ黒字体制までは持って行ったのですが、いつの間にか立てられていた売上目標はその倍ぐらい。
じゃあ売上の半分は僕が持ってくればええやん。と自分でアポ取って数字積んで管理と教育しながら干からびた大根みたいになりながらなんとか部門を回していました。
この時が個人的に体力のピークだったらしく、
上司「さいとぅー、これこれこんな感じでこれやっておいてくれ」
私「わかりました!・・・・・・・・・。すみません、何か言われた事は覚えているんですが一語一句記憶から消えたのでもう一回お願いします!」
って言いながらその場でメモを取らないと全ての短期記憶が消えて行ってしまうお疲れ様感だったのを覚えてます。
流石にあのレベルはもうやりたくないネ!
ちなみに以前のツイートでちょいバズった困った部下君はこの時の子です。
個人的にちょっと面白かったエピソードなので興味がある方はどうぞ。
疲れてた理由の一つは絶対この子だけどな!
⑤色々あって静岡の彼女と結婚を決めて転職。そして転職先を退職。
前職の激務をぶった切って彼女との結婚話が浮上。
新規事業も大変な状況で申し訳ないけれど「結婚して静岡に行くのであたくし退職します」と再度東京を離れる事になりました。
転職後の会社はそこそこ大きめの上場しているITベンダー。
嫁の親としても、急に無職の男が現われて「おたくの娘と結婚します」と言われても困るだろうと、そこそこ安定してそうな規模感の会社で選んで転職を決めました。この時今思えば毎日深夜2時くらいまで働いてましたが、婚約⇒会社への退職の連絡が同日。転職活動自体は1ヵ月くらいで終わらせました。嫁と嫁の家族に「全てが早すぎて何もついてこれなかった」と後で言われました。今は反省しています。
それからしばらくして、新しい職場は、前職の膨大な無茶振りと裁量があった仕事と比べて少し退屈に感じていた点と、上を引っこ抜いて出世するにも平均年齢が高すぎて10年以上掛かりそうだなぁという展望の遠さからなんとなく仕事に萎えていた所、嫁が結構大きめに体調を崩してしまいました。
現在では元気になっているんですが、これもタイミングだろうと、その時前職を辞める事を決意しました。
嫁の親からもある程度信頼を得ていたので、まぁ大企業の肩書はもういいだろうという打算も有りました^q^
⑥ニート村長爆誕。ふらふらしながら現在に至る。
今では我が家で飼っている鶏達とはしゃぎ散らかしながら元気な嫁も、当時は体調があまり芳しくなく、生活のサポートも含めてほぼ付きっ切りとなっておりました。
ついでに折角だから飼い始めた鶏を見ていってくれ。
さて、主に前職ですが、どの部署に居ても昼夜問わず働くのが当然みたいになっていたので、これもタイミングだなと折角だしニートライフを満喫し倒しておりました。
とはいえ完全無欠の無職だと貯金が瞬く間に消し飛ぶので、細々と
・採用活動支援
・営業支援
辺りで知り合いの企業のお手伝いをして辛うじて本日まで生きております。
⑦今後の展望とやりたい事
嫁も元気になったので、改めて本腰を入れて仕事をし始めようかと考えています。法人立ち上げたんですが、基本的にはフリーランス的に動いていると思ってください。
このnoteで宣言をした後おしごとくださーい!って言って回ろうと思ったんですが縁とは奇妙なモノで、このnoteを書く事を決意した瞬間めちゃくちゃ予想外の所からお問い合わせを頂いて営業のお手伝いをさせていただくことになりました。世の中不思議な事でいっぱいだ!
それも含めて今後力を入れてやっていこうかなと思っている事が大きく分けて4つです。
■営業支援
営業を外注するにはハードルがたくさんあります。
営業戦略立案からテレアポまで、間口を広く取っての支援を改めて強化していこうと考えています。
サービス詳細は別途どこかでまとめようと思うのですが、特にハードルの高さとなっているのが
「固定費型は成果が見えないのに高い」
「成果報酬型はちゃんと動かない事がある」
だと思っているので、この辺をケアしたサービスにしようかなと思っています。
■採用支援
年数でいうと採用部に居た期間は短いのですが、
人材業界経験×営業部マネジメント経験×採用責任者経験という複数の立場の経験と、それぞれの立場で短くともそこそこゴリゴリやらせて頂いた経験から総合的にお手伝いさせていただけるかなと思っています。
こっちもどこかでまとめますね。
■Youtube「ポンコツ村の勉強会」
僕が大学時代経済学部だったのであんまり気付かなかったのですが、意外と世の中の人経済の勉強をしていないという事が嫁との会話から判明し、嫁ちゃん制作の動画化が決定しました。基本的には家でホワイトボードを前に実際に勉強会を開き、それを録音。文字起こしして動画化と言う流れを取っているので教えている側の僕は一発勝負という謎の縛りが発生しております。
僕が詳しく説明しようとすればするほど動画がつまらなくなるバグが発生するため、基本的には経済の事を良く知らない嫁をのびのびさせながら楽しく勉強会を続ける事を目指しています。
こっちは嫁が頑張って作っているものなので必ずチャンネル登録と全ての動画の高評価をよろしくお願いします。
■キャリア迷子
オープンチャットを用いたコミュニティなのですが、意外と人が集まってくれたのもあり、ここにも力を入れていきたいと考えています。
特に、他の人の悩みとそれに対するアドバイスが見える場所があるって結構面白いなーって思ってます。
自分の悩みって意外と自分でわからない事よくありますしね!
元々は友達がキャリアに困ってたから人事時代の経験やらツテやら諸々を用いてお手伝いをしていた。っていう所から始まったのですが、謎に年収がポンポン上がっていく人たちが居て(今のところですが半分近くが100万円単位で上がってたりして逆になんでやねんと思ってます。ぼくはあがらなかったのに!)無理のない範囲でお手伝いできたらと思っています。
主な活動はこちらのオープンチャットの管理と質問回答などをしているのですが、深い話をしたい場合などは個別相談もさせていただいています。
その場合はツイッターのDMとかから連絡貰えたらと思います
ツイッター:https://twitter.com/saitoo_3
そんなこんなでなんとかポンコツなりに今日まで生きております。
営業支援と採用支援は事業としてちゃんと考えなきゃなのでそれは別途HPとか作ろうかなと思ってます。
その時はまた公開するので拡散よろしくね!
というわけで、「で、さいとぅーってなんなの?」という質問に対する回答編でした。これからも皆さんなかよくしてくださいねー!
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