浦島次郎日記／2023年秋編の1
7月に続き今年2度目のニッポン。ワタシはどこから来てどこに行くんだろうとか思いつつ日々の出来事を綴ってまいります。
10月28日 土曜日
3時起き、ラグビーワールドカップ3位決定戦を途中から観て4時終了。4時半に家を出て5時過ぎ空港着。前回はほとんど最終搭乗者だったので今回はかなり早めに行ったら早過ぎた。
諸々済んで7時過ぎ搭乗口へ。ニッポンに着いてバスに乗るのにナケナシのベトナムドンを円に両替。ここの銀行のレートは全然悪くない。ニッポンでドンを両替するとマイナー通貨だからって信じられないくらい酷いレートなので。
8時、離陸。機内はまだベトナムなのでひたすら4時間半耐えニッポン時間14:15、関空着。寒い。バスで阪急梅田駅へ。15時半、ツマと無事再会。
ベトナム時間13時半なので遅い昼メシは梅田駅地下街の中華の有名店で焼きそば+焼売+ビール2杯。
17時半、家。猫が迎え。
ハノイの空港で衝動買いしたベトナムウィスキーで飲み始め。無色の液体だがnot bad。20時前、ブラタモリを観ながら寝てしまう。ベトナム時間18時。
10月29日 日曜日
5時半に目覚ましで起きる。久し振りによく寝た。
ラグビー決勝は後半残り15分くらい。1点差で南アフリカがリードというシビレる状況。ニュージーランドが攻め込むが反則で決めきれない。そうこうしているうちに終了。南アフリカはノートライで優勝。この大会の決勝って大体いつもこんなだ。
午前中から予定があり散歩は行かず、朝メシは椎茸うどん。
9時半、家を出てT歌劇場まで歩き。11時半からの公演ってここならでは。
演劇はほかのゲイジュツ同様、観終わった後にジブンの中でジブンと反応し続ける。その反応の深さがこのゲイジュツの価値に他ならないが、その点でなかなかいいものを観たような気がした。もちろんそれは観る人により異なり、ワケわからんかったみたいにただ貶すだけの人もいる。
14時、一緒に観た人達と遅いランチ。ベトナム風ココナッツカレーなど。散歩して帰る。夕陽と阪急電車。
16時、家で飲み始め。蕪の漬物、稲荷寿司、水餃子など。ニッポンシリーズ第2戦はオリックス楽勝。大味な試合が続く。
10月30日 月曜日
6時起き、朝メシはもらったどら焼き。若干哀しい。
8時半、家を出て神戸三宮へ。会ったことのない祖父3兄弟が戦争中に建てた墓参り。誰もその墓には入っていない。銀杏の木が6割方黄色くなっていた。
11時、新神戸近くの古い教会を改造したパン屋のレストラン。有名な店らしい。ランチ前だったのでモーニングセットのサンドイッチを食べる。少ないようでハラ一杯になった。
昼はビールを飲まないと気が済まないので三ノ宮駅のガード下で2杯。ツマミはソーセージなど。
13時、JRで京都へ。今回のニッポン滞在メーンイベント、京都散歩。
15時、清水寺近くのホテル着。宿泊客はほぼ全員ガイジン。
16時、部屋で休んだ後、地下鉄を乗り継いで南禅寺方面へ。紅葉がここも6割程度。夕陽に映える三門など。
歩いて旧京都会館、現ロームシアター京都へ。前川国男のオリジナルデザインを活かし香山壽夫が改修設計をして10倍良くした。1階に蔦屋書店、スタバが入り、2階がキモチのいいレストランになっている。軽くつまむつもりが勢いでしっかり食べ飲んだ。
18時半、バスでホテルへ。途中ガイジンがバスに乗り込んできては京都駅に行くか?って運転手に聞き、行かないって言われて降りて行った。どの程度の情報をカレ等は持っているんだろうか。
20時、部屋で寸法測る。呑み鉄を観ながら寝る。
10月31日 火曜日
6時起き、7時から清水寺散歩。天気が良くキモチいい。ほとんどがガイジン観光客。
外国観光の目的が相互のブンカの違いの大きさとそこに横たわる絶対に越えられない溝の存在を知るためであるならば、ここを見る価値は十分あるだろう。
8時半、ホテルに戻り朝食。焼きたてのパンと卵料理、果物など。空間も食べ物もウマい。
10時半、チェックアウト。ホテルに荷物を預け三十三間堂まで散歩。アレもコレも国宝、みたいな。圧巻とはこのためにあるコトバ。その後日曜美術館で見た河井寛次郎記念館、古い京の町家に宿る濃い空間を味わう。
ワレながら充実した旅行だ。
ホテルに戻りビールを一杯飲んで荷物受け取り家路に就く。
16時、山あり谷ありで家に到着。
仕事のメールやらZaloやら。飲み始め豚しゃぶディナー、ニッポンシリーズなど。
21時寝る。10月と、休暇の半分があっという間に終わった。
