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白川町での真夏の大冒険
①自己紹介
みなさんこんにちは!
この度、「ふるさとワーキングホリデー」という制度を利用して、白川町に2週間(8月6日~8月19日まで)滞在させて頂きました、石井沙也加です!
私は現在、環境学部、建築デザイン学科に所属しながら、まちづくり、地方創生、古民家再生など地域を盛り上げることを専攻しています。その同じゼミの先輩に、ふるさとワーキングホリデーの制度を教えてもらいました。
将来地方で活躍したいと考えていた私は、様々な地域の雰囲気を感じ人と出会い、新たな発見を見つけたいと思いました。
また、普段学んでいる建築の知識が社会の場でどこまで生かせるのか自分の力試しもしてみたいと思い参加しました。
今回はそんな私が体験した真夏の大冒険のお話をさせていただきます
②町・仕事・暮らしについて
● 町の印象
今回、白川町にワーキングホリデーの始まりの駅となる「白川口」に降りました。この駅に向かうまでの車窓からの景色に私はもう既ににこれから始まる2週間の生活に向けて高揚感に包まれていました。
駅に降り立ち、息をそっと吸い込むと感じたことのない綺麗な空気が前日からの移動の疲れが吹き飛ばしてくれるような感覚でした。
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私は普段、瀬戸内海が生活の隣にある地域で生活しています。そんな私には高い山々に囲まれたこの白川町は空が広く、緑の色も深くとても美しいと感じました。
そんな新鮮な景色を、雄大な自然を、白川町の方々は口をそろえて白川町の自慢として教えてくれました。ふるさとの毎日見ることが出来る日常の景色に好きと感情を抱いている皆さんに素敵だなあと感じました。
わたしも自分自身のふるさとを思い出し、良いところを見つけるきっかけにもなりました。
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●お仕事について
お仕事では白川町移住交流サポートセンターという所で空き家調査や図面作成、移住者の名簿整理などをしました。特に印象的なお仕事内容は空き家調査に同行し、短時間で簡単な図面を書き上げサポートセンターに戻りCADソフトを用いて正確に仕上げるというお仕事です。工業高校から培った建築の知識や技術を直接現場で発揮でき、褒めていただいたことで、自らの仕事に喜びと満足感で溢れました。
そしてそれが実際に掲載されたのを確認した時は誰かの目に留まり役に立てば良いなと思えました!
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サポートセンターの方々は皆さん暖かく私を迎えてくださりました。
白川町について教えてくださったり、お休みの日は定番からコアなスポットまで連れて行ってくださったり、退屈な瞬間や寂しい時間は一秒もありませんでした!
思い出すだけで会いたくなっていしまいます。サポセンのみなさ~んお元気ですかああ!また会いたいです(^^♪
そして私はなんと午前中は白川町サポートセンター、午後は晴耕雨読とみだでお仕事という
Wワーカーとして過ごしていました!!
晴耕雨読とみだでは宿泊される方をお出迎えする準備を主にさせていただきました。
ここは古民家をリノベーションされているので古民家loverな私はお仕事しながらウキウキしていました。
丁寧に清掃作業をしたり、ベットメイキングをしたり、バレルサウナの準備をしたり普段はもてなしていただく側ですがその裏には丁寧な思いと準備があることを実感することが出来ました。
優しく和やかに流れるとみだにぴったりな雰囲気のオーナーさんをはじめとする方々が優しく接してくださりました。草抜きをしながらガールズトークをしたのがとても印象的でした。
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暮らしの点では、白川町である発見をしました。それは
「時間の流れはゆっくりなのに、一日はの体感時間はあっという間」です。
朝起きて、お仕事に向かい、仕事が夕方に終わり、帰宅し夕食を作り、風呂に入り寝るという比較的変わらないルーティンでした。
ですがこの寝るまでの間は、同じタームの子みんなで話したり、普段SNSを見るはずの時間も外を散歩してみたり、自分の将来について見つめ直したり、白川町の広い空に広がる星空を眺めながら仲間と語ったりもしました。
ゆっくりとすぎる時間の中に、忘れたくないと思える瞬間や景色がたくさんあり、密度の濃い時間が過ごせる白川町は素敵だと思いました。
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③終わりに
私は白川町に来て2週間のワーホリを通し3つ点を特に素敵だと感じました。
まず1つ目は人々の温かさ。お世話になったサポートセンターの方々、宿泊先の方々、運営してくださった白川ワークドット協会の方々、地元の方々、同じく移住されて新しいことをされている方など様々な方に出会いました。白川町にワーキングホリデー生として訪れた私達を温かく出迎えて下さり、白川町の魅力を伝えて下さり、短期間で皆さんからの大きな愛を感じることが出来ました。白川町民の皆様は学生から長く白川に住まわれてる方まで地元の方々が自分のふるさとを好きで、愛して誇りに思っているということが凄く素敵で私も白川町のことはもちろんですが、自分の地元のことも愛していきたいと思うようになりました。
そして2つ目は挑戦することに年齢は関係ないことを感じました。白川町には理由はそれぞれ、世代も国籍も様々な方々が色々なジャンルに挑戦し続けています。新たな事業を始めた方や、それを支えたいと集まった人など。。そしてその挑戦を応援し、発信し、協力しているのは、白川町のことを好きな地元の方々でした。挑戦できる環境も素敵ですが、それを全力で支え、興味を持ち続けていることがすごく素敵だと思いました。
そして最後は仲間との出会いです。
白川町に来て地元の方々と沢山のかけがえのない出会いや思い出が出来ました。
それは同じターム参加した他の5人がいたからです。
様々な地域から参加した私たちですが、短期間でこの先忘れたくない、記憶も思い出も関係性も出来ました。「ただいま〜」と宿に帰宅すると「おかえりー!!!」と言って今日の報告会が始まること、出迎えてくれること。お祭りでみんなで並んで花火を見た事、自分自身のやりたいこと、将来の夢、考えなどを語り合った夜のこと。
私が大切にしたいと思える仲間がここ、白川町が繋いでくれました。
白川町は自然や地域性、住民の方の直接的なサポートなど目に見えるものと、地元愛、ここで出会える仲間、経験の目には見えないふたつの素敵なものがあります。
目的があっても、無くても、白川町のことを知っていても知らなくても、必ず素敵な時間を過ごすことが出来ると思います。この経験を様々な人々に体験して欲しいです。
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私に出会ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。
みなさんが私を思ってくれた様に私もみなさんのことを、白川町のことを思い続けて愛してます。また会えるまで楽しみにしています。最高の思い出をありがとうございました!