白川町での2週間🍅
皆さんこんにちは。この度、ふるさとワーキングホリデーを活用して白川町に2週間(8/6~19)滞在していた大学4年生女です。
今回白川町に滞在しようと思った理由は主に2つあります。私の夢は海外で日本語教師になることです。私の住んでいる所はどちらかというと都会なので、日本の良いところと言ったら便利とか安全とか、ありきたりな点しか考えつきませんでした。しかし日本にはもっと良い点があるはずで、それを自分の目で見たり体験したりして、海外の方にそれらを発信しながら教師をしたいと思い、滞在を決めました。もう1つの理由は、トマト農家さんの元で働く人を募集していたからです。私はトマトが大好きなので、人生で1度は大量のトマトに囲まれてみたいという単純な理由でした。
仕事について
仕事は希望通り、藤田さんというトマト農家の方のお手伝いをさせて頂きました。1人で出勤する日も少なくなかったので最初は正直不安でした。しかしパートさんが数名いらっしゃって、沢山気にかけてくださったおかげですぐに不安はなくなりました。パートさんにはとてもお世話になりました。ビニールハウス内での暑さ対策を教えてくださったり、時間内に終わらなかった作業を手伝ったりしてくださいました。
仕事内容としては、茎を支柱に固定する誘引作業、トマトの先端に付いている枯れた花びらを取る花がら取り、そして収穫のお手伝いをさせて頂きました。誘引作業ではポケットに道具を沢山入れるのでポケットのあるズボンを履くのがお勧めです。服はかなり汚れるので汚れてもいい服装で作業すると良いと思います。また、標高が高いとはいえビニールハウスの中は暑いです。冷たい飲み物必須です。軍手ではなくビニール手袋を使わせてもらえるので、それを使うと良いと思います。赤い服はトマトに反射して収穫時にミスしてしまう可能性があるため、NGです!
休日について
私が白川町に滞在した期間はお祭りが盛んな時期だったので、休日や仕事終わりにはお祭りに行きました。私が白川町に滞在している短い間に私を覚えてくれた方々がたくさん声を掛けてくださって、まるで地元のお祭りに参加しているようでした。
同じタームで参加したワーホリ生と休みがあった日には、白川町探索をしました。その際に「結。&えんとえん。」というお店に寄りました。手前はパンや駄菓子が売られていて、奥に行くと古着屋のような空間がありました。店員さんに聞くと無料で持っていって良いということだったので気に入った服を持ち帰らせてもらいました。お店の雰囲気も良く、みんなで服を選んでいる時間もとても楽しかったです。
暮らしについて
1週間目は「かきぞれ大黒宿」、2週間目は竹川家(民泊)にお世話になりました。
1週間目は全ての家事を自分たちでしなくてはならなかったので、実家暮らしの私としては特に自炊に手こずりました。しかし一緒に生活していた仲間たちが作ったおかずをお裾分けしてくれたり、私の失敗をカバーしてくれたりしてなんとか1週間目を終えることができました。自炊以外に困ることは何もなく、とても快適に過ごせました。目と鼻の先には「エイトクヤ」というお店があり、そこで毎回別のアイスを買うのが好きでした。またかきぞれ大黒宿のすぐ下には川があり、そこで川遊びなどもしました。オーナーさんもとても優しい方で、何かあった時にはすぐに駆けつけてくださいます。
2週間目は竹川家に泊まらせて頂きました。ご飯は3食作って頂いていたので困ることはありませんでした。丁度お盆の時期の滞在だったのでお子さん家族が大集合という感じでした。流しそうめんや花火に私と、一緒に竹川家に泊まったもう1人のワーホリ生も交ぜてもらいとても楽しい時間を過ごしました。竹川さんの家は藤田さんのハウスまで歩いて20分程の距離です。
まとめ
白川町の2週間を通して地方の良さを感じられて、白川町のことが大好きになりました。特にいいなと感じたのは、一本道での車同士の譲り合いです。両者が譲り合ってしばらく停まっていたのは面白かったです。白川町の良さはなにより町の人の優しさだなと思いました。そして同じタームのワーホリ生たちと仲良くなれたのも良い思い出です。ふるさとワーホリに参加してからは、もっと国内の色々な地域に行って、日本の文化や良さを知りたいと思うようになりました。白川町での2週間は後にも先にもない貴重なものになりました。温かい気持ちにさせてくれる方がたくさんいます。のどかで地方の良さを感じてみたい方は是非白川町へ訪問してみてはいかがでしょうか。