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「あなたみたいな人は教員を辞めて正解でした」と言われた過去

「朝から晩まで部活に授業準備...いつまでこの生活を続けるんだろう」

そんな思いを抱えながら、4年間中学校体育教員として働いていた日々を振り返ってみたいと思います。

教員という仕事の実態

朝7時半には学校到着。8時前からクラスで生徒を迎え、1日がスタートします。

授業は体育なので、グラウンドや体育館を1日中走り回ります。下校時間の16時になっても、仕事は終わりません。むしろ、本番はここから

部活動の指導が始まり、夏場は18時30分まで生徒と一緒に汗を流します。その後は職員室に戻って明日の授業準備。帰宅は毎日20時過ぎ。

土日も部活動や大会運営で休みはほとんどありません。家と学校を往復するだけの生活でした。

お金は貯まるのに、心は満たされない日々

休みがないので、お金を使う暇もなく、貯金は自然と増えていきます。でも、それは見かけだけの余裕でした。

心の奥には、なんとも言えない虚しさがあったんです。

その虚しさを埋めるように、仕事帰りにパチンコ店に入り浸る日々。1日3万円負けることもざら。「まじで何してんだろ、自分」って自己嫌悪に陥る日もありました。

月給の手取り27万円。休みがないから貯金はできるはずなのに、気づけば通帳残高は数万円。

それでも、教員という仕事の魅力

教員という仕事は、間違いなく素晴らしい職業です。

目の前で子どもたちが成長していく姿を見られる。時には悩み相談に乗り、一緒に解決策を考える。部活動で目標に向かって一緒に汗を流す。

何より、「先生、ありがとう」という言葉をもらえる。そんな充実感のある仕事は、なかなかないと思います。

人生を変えたある日の出会い

休日、何気なく見ていたブログやYouTubeで、新しい働き方に出会います。

「好きなことで収入を得て、好きな時間に好きな場所で働く」

そんなライフスタイルを目にして、純粋に「自分もこんな生活がしたい」と思いました。

それまでは漠然と「教員は定年まで続けるもの」と思っていましたが、この出会いが僕の価値観を大きく変えることになります

転職への決意、そして周囲の反応

教員を辞める決断をした時、最初に反対したのは両親でした。

「せっかく教員採用試験合格したんだから、3年頑張ってから考えた方がいい」
「安定を捨てるのはもったいない」

朝4時まで説得を受けましたね。

でも、時間にも場所にも自由な働き方を実現させたい、その思いで反対を押し切り、退職しました。

SNSでの厳しい声

退職を報告したSNSでは、さらに厳しい声が上がりました。

「あなたみたいな人は教員を辞めて正解でした」
「税金の無駄」
「責任感のない教員は去って正解」

心無い言葉に傷つきながらも、自分が心からやりたいと思えた道を選択したので、まったく後悔はありませんでした。

新しい道を歩み始めて

教員を辞めてから、本当に多くのことを学びました。

  • 自分で決断する責任の重さ

  • 0から関係を築くことの難しさ

  • 時間の使い方の自由さ

  • 収入は自分の頑張り次第という現実

辛いことも多かったけど、すべてが自分を成長させてくれる経験でした。

今、振り返って思うこと

教員時代の経験は、今でも大切な財産です。

  • 生徒と向き合って培ったコミュニケーション力

  • 部活指導で身についた目標達成のための計画力

  • 授業準備で磨いた企画力

これらは、どんな仕事でも活きる大切なスキルだと実感しています。

新しい働き方での発見

独立して気づいたのは、時間の価値です。

教員時代は「時間=労働」という方程式が当たり前でした。でも今は、時間の使い方を自分でコントロールできる

朝型に無理に合わせる必要もなければ、誰かの予定に振り回される必要もない。自分のリズムで働ける、朝はいつ起きてもいい、平日でも土日でもいつ休んでも遊んでもいい、そんな自由な生活が、何より幸せです。

同じ悩みを持つ人へ

「このまま教員を続けていいのかな」
「でも、安定を捨てるのは怖い」

そんな思いを抱えている人も多いはずです。

正解は人それぞれです。教員を続けることも、新しい道を選ぶことも、どちらも間違いではありません。

大切なのは、自分の心に正直に向き合うこと

周りに言われたから、安定しているから、

などの理由で、モヤモヤを抱えた状態で定年まで働くのは、貴重な人生の時間がもったいないなって思います。

後悔する人生を送らないように、自分の心に正直に決断したいですね。


そんな僕が教員を辞めてフリーランスになり、月100万円達成までの軌跡をブログにまとめました。

これを読んでいただければ、あなたも教員から独立してフリーランスになるイメージが湧くかと思います。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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