介護の仕事を始めて数日が経ちました。
こんばんは40代独身介護士のシラカバです。
今日は日曜日。仕事は休みでした。ちょっと時間があるのでこれまでの仕事についてお話します。
初任者研修の資格はあるとはいえ、介護職は完全の初心者です。2週間が過ぎたところです。まず初めに戸惑ったのは介護の世界は完全に女社会であること。そこに男一人(実際はほかに男性はいますが主任だったりリーダーだったりするので現場にほぼいない)。
現場に同姓がいないのがこんなに苦しいのかと思った。冗談が通じないし、悩み事を言えないし、話をしても心が通じてる感じが全くしないんです。なんでみんな冗談一つ言わないのか?バカ話をしないのか?不思議でしょうがない。
「何か他人に弱みを見せてはいけない」みたいな空気が流れていて、ギスギスした人間関係がそこにあった。私もまだ入ったばかりの職場ですが、妙な緊張感を感じています。
例えば新人を迎えた先輩の立場なら
「慣れましたか?」とか
「介護の仕事キツイでしょ?」とか
「介護職続けられそうですか?」とか
なにか新人に対して言葉をかけるもんですが、この2週間でたった一回だけしかその言葉をもらっていない。何なんでしょう。。。私がただ受け入れられていないだけなんでしょうか。それとも女の世界は新人に対してこんなに冷たいんでしょうか。それともこの施設だけの特徴なんでしょうか。。。
今もなお居心地の悪さを感じています。これまで鉄工所みたいな男社会に属していたから、そのギャップがすごいのかなとも思いますが。。。
次に感じたのはこのコロナ禍にあってのことでしょうが、とにかく消毒・消毒・掃除・消毒。。。みたいにとにかく清潔にしなければならないこと。まるで掃除の業者か?と勘違いしてしまうくらい消毒と掃除が多いことです。
今はまだ利用者に対してやれることが限られているのもあるんですが、私の大半の仕事は消毒と掃除です。この2週間でかなりうまくなりました。。。
そして最後の感想としては「介護の仕事は難しい」ということ。
ここ数日、口腔ケアや食事介助、ベッド移乗、おむつ交換をさせてもらっています。やはり認知症の方が多く私の言葉がほぼ通用しません。
「口を開けてください」
「こっち向いてください」
「腰を上げてください」
ほとんど通じません。あとは私の方で体を動かそうとするんですが、「痛い痛い」と言われてしまえば、もう手に負えません。
特におむつ交換なんて何もできません。今は完全にお手上げです。研修担当の横でずっと汗かいて終わりです。いつかこんなことが自分でもできるようになるのか。想像すらできません。
あの初任者研修の「おむつ交換の授業」は一体何だったのか?
なんの意味もありませんでした。
結局、健常者が利用者のふりをしてもただの”コント”だったのです。
現実のおむつ交換は何もさせてもらえません。
介護の仕事を始めて2週間が経ちましたが、早くも壁にぶち当たっています。悩みは尽きない。
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