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#015 ALONEとLONELY

スタエフ015 ALONEとLONELY

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『SOLO TIME (ソロタイム)「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』名越康文

私は基本的には一人で行動するのが好きです。
一人だから寂しい…とも思わないです。
でもそう思わない・思えない 人もいますよね。
その違いってなんなんだろう?と思って読んでみました(*'ω'*)


1・群れの中での自己実現だけでは人は虚しさから逃れることができない

ALONE:孤立 ←(同じ「一人」でも違うもの)→ LONELY:孤独

人は群れの中で過ごしていますが「群れ」の中でのあなたの居場所はライフステージの変化によりなくなってしまう可能性がありますよね。
(学校、職場、家庭…etc)

いつかなくなるかもしれない場所(群れの中)での自己実現だけでは人は虚しさから逃れることができません。

だから人は人の中にいることで漠然とした不安があるんですね。

まず「人は一人だから孤独というわけではない」ということを知りましょう!ってことですね(*'ω'*)


2・群れから離れる感覚を体験すべし

群れの中での疲れは「場」や「空気」から離れないと癒せません。
すぐに群れから離れるのは難しいのでまずこれをやってみましょう!

環境
・旅をする:日常の人間関係や環境から物理的に離れる
・断捨離をする:常に影響を受けている身の回りのものを手放す

時間
・古典、SFに触れる:大きなスケールに自分を位置づける

普段の環境や人からあえて離れることや、自分の主観以外の時間の感覚を持つってことが大事なのかな(*'ω'*)


3・これからの人間に求められるのは情報ではなく感覚?

今は体験重視の時代!…「情報をためる時代」から「感覚を磨く時代」へ。
ミニマリストが増えてるのもそうですが、何かをせっせとため込む価値観は薄れてきているのかなって感じます。

AIの発達:情報の蓄積や処理が得意
人間は?:感覚の判断

群れの中で円滑に過ごすために必要なのは、言葉や理性で正確に情報を伝えることです。
しかし人間は「微妙な違い」を感じ取る力があります。
数値で表せないもの≒本質…を見抜く力を人間は持っています。

本来の力を発揮するために、群れの中で情報処理をしているだけでなく、一人の時間で感覚を磨くことも大切なのかなと思います。


まとめ・「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」

同ずる:群れの中で他人の感情にいちいち感応し同調し振り回されている状態。

和する:他人の感情に感応しつつも、それによって自分の芯を揺らがせることなく相手を思いやり力を貸すことができる状態

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」がまさに「ひとりぼっち」の在り方かなぁと思います(*'ω'*)

本文中にも

・自分にできることは自分が努力し自分でコントロールできることだけ
→他人は変えられない。

・他人のタスクに心を奪われ自分のタスクに使う時間を失っている
→人生の無駄遣い

といったことが書かれていました。

《真摯な思いであっても、自分のタスクに充分向き合わなければ他人に貢献することはできない》んですね。

群れの中でより良く在る…ためにも「一人になること」が大切なんだなぁって感じますよね(*'ω'*)


アンガーマネジメントやマインドフルネスについても触れられていましたので、それらを習得できている人はこの本の理解は早そうです(*'ω'*)

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