#014 聴く力より訊く力?
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『対人救助の現場で使える質問する技術便利帖』大谷佳子
こちらの本では、社会福祉士さんやスクールカウンセラー、医療職の方々向けの「質問のしかた」について解説されています。
風俗のお仕事を含む接客のお仕事ではお客様との会話がとても大事なので、気になってチェックしてみました(*'ω'*)
1・傾聴だけでは仕事にならない?
「傾聴」という言葉は知っていますよね?
相手の話に耳を傾けて熱心にきくことです。
昨今では接客や対人関係における会話術について解説されるとき「傾聴」を重視した発信が多いなと感じます。
一昔前と比べると傾聴の考え方は一般的になっていて、割と知られている概念になってきましたよね。
ただ、業界の女の子の言う「会話が苦手」は「傾聴が苦手」ではないように感じます。
そもそも「傾聴」というのは、相手が話をしている状態が前提になりますので、無口だったり会話の苦手な方を相手にする場合は「傾聴」に至らないことがよくあります。
2・質問力(訊く力)
「きく」という言葉は日本語だと「聞く」「聴く」「訊く」と、いくつかの漢字が使われています。
私が関わっている人たちの中では、この中でいう「訊く」が苦手な人が多いんじゃなかなと感じています。
「訊く=たずねる=質問する」ですね。
接客のお仕事を円滑に進めるためには「必要なことを聞き出す」力も当然必要になります。
お仕事の性質上「こんなことは好き?」「これは苦手?」と確認をしてコミュニケーションをとらなければ、相手の満足度を高めることが難しくなりますので、どうしても「傾聴」や「雑談」する力だけではなく「聞き出す力」も必要になるんですよね。
3・雑談+訊く+傾聴
会話の流れは基本的にはこんな感じになると思います。
会話の能力は「雑談をする力」「質問をする力」「相手の話をよく聴く力」が揃っていると、だいたいのことがうまく対応できますよね(*'ω'*)
会話術に関する本を読むときはそれぞれの能力のどれかについてが中心になっていることが多いので、すべてを網羅できるように数種類読むことをお勧めします。
【雑談や話し方の本】
これ系の本はマンガ版でサクサクっと読むのがオススメです(*'ω'*)
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