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お茶刈りと製茶工場、終了。

2020年5/15、当店のお茶刈りと製茶工場は無事?終了しました。

タイトル画像は当店で使用中の2人用茶刈機、OCHIAI V8-SD 1140 です。
今シーズンもおつかれさまでした 。

お茶刈りについて、当店は自園の茶だけではなく、近隣の生産者の茶の製茶も請負っているので、摘採時期が重なるとどうしても自園を刈るのが少しずつ遅れていって気持ちが荒んできます。

前にも書きましたが、伊東市に製茶工場はうちだけになってしまったし、隣の郡の某組合も今年で製茶工場を止めるそうで、隣の郡の生産者達から来年から製茶してもらえるか問合せがありました。出来るだけ力になりたいのですが、うちの設備で何とかなるか少し心配です。

しかし猪木も言っています。この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。行けばわかるさ。

ちなみに当社のラインは60キロの半ラインです。製茶工場の1ラインは〇〇キロが2つで1ラインと数えます。うちは60キロが1つなので半ラインです。
生茶葉保管コンテナは約1000キロ分。24時間くらいなら茶葉品質を保持できます。5月上旬のピークだと数回はコンテナが一杯になります。

コロナの影響もあって生葉持ち込みの量は減ったとはいえ、地域で採れる時期がほぼ同じなので大変です。タイミングを見計らってというか隙をみて、なんとかうちの畑を刈り終わりましたが、最後の畑は適採から5〜6日遅れてしまいました・・・
お茶も大きくなりすぎて運ぶのが重かったし、気持ちも重たかったです。

以下画像は刈り終わったうちの畑です。刈り終わった順に並べました。
最初の畑を刈ったのが4/29、最後6番目の畑は5/15でした。
撮影日は全て5/15日です。

最初に刈った畑。撮った日には刈番が刈れそうになってました。
刈番とは新茶(1番茶)を摘んだあとにすぐに伸びてくる芽です。
1.5番茶的な位置づけです。

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2番目

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3番目。この畑の後半くらいから摘採期を逃し始めました。

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4番目

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5番目

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6番目で最後の畑。育ちすぎて葉が大きく硬くなってしまった。
ほうじ茶の原料にするか?(苦笑)

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繁忙期は生葉を数百キロ受付けているので荒茶を仕上げるスペースがありません。したがって茶葉を持込まれた生産者に仕上茶をお渡しするのもどんどん遅れます。工場内に催促の電話が鳴り響きます。。。

持込みが多いと自分たちの畑が後回し・・・

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自然や農作物が相手なので、こっちの思い通りにできる事なんてまず無いのですが、何とか現場が崩壊せずに終われました。

お茶刈りと製茶は終わって数日経ちますが、体に溜まった乳酸がまだ抜けてない感じで体のキレが悪い。脳にも乳酸がたまっているような、ぼーっとした感じです。

お茶刈りは終わりましたが、後回しになってたまりにたまった自園分の荒茶の仕上げと、5月中に背が高くなった畑を中刈りする予定です。最後に今シーズン中、当店であったトピックスです。

トピック1
まずは自分のトピック。
チャドクガか何かの毒毛虫に刺されて全身赤い発疹だらけになる。痒みがすごい。疲れているのに痒くて眠れない!トピック2の怪我の遠因になっている気がしてならない。

トピック2
これも自分。精揉機に左手中指と薬指を巻込まれて大怪我。2年連続2回目。やばかったですが、何とか現場から離脱せずに切り抜けました。終盤で良かったし左手で良かった。ちなみに去年は右手の甲を挟まれてました。

トピック1と2、両方とも画像を載せたいのですが、直視できないレベルのような気もするので自粛しときます!

トピック3
最後、当店のトピックですが、5/20現在、静岡産の納得のいくお茶がまだ買えていません。ブレンド用の静岡県産は数点買ったのですが、単一で売る産地物や品種物が買えていません。
社長と話して今年は待ってみる事にしました。
うちだけの問題ではなく、コロナ禍での新茶販売低迷に加えて今シーズンの茶業界最大のトピックかもしれません。
お待ち頂いているお客様も多いのですがすみません。
恐れ入りますがもうしばらくお待ちください。
静岡県内遅場所が終わるまで、もうちょっと探してみます。

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番外編

白井製茶園の広報担当者、ティーオブキャット、推定10才♀に自園茶葉のチェックをお願いしました。

おっ!!

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これは・・・

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寒波か強風か雨不足か・・・
何の影響か知らにゃいが黄色なっとるな・・・!

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