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成人の日、失敗と挫折だらけの経験をしてきた私が若い皆さんに伝えたいこと

小金井市二十歳を祝う会を開催しました

1月13日、小金井宮地楽器ホールにて、「2025年小金井市二十歳を祝う会」を開催しました。午前(市域北側)、午後(市域南側)に分かれて2部制です。特に午前と午後が入れ替わるお昼の時間帯はフェスティバルコート前は二十歳を迎えられる方とそのご家族の皆さんで大変な賑わいとなります。

改めまして、今年度二十歳を迎えられる皆様、ご家族の皆様、おめでとうございます。

今年度小金井市で二十歳を迎えられる方は1,246名(外国籍の方含む)。難しい時代が予測されますが今後の社会を担う若い皆さんがいきいきと自分らしく生きる世の中にするのは私たちの責任でもあります。


さて、主催者を代表しての挨拶では、私自身の経験を踏まえ

「失敗は成長の近道であること」

「過去と未来は後で繋がること」

についてお話しました。
振り返ってみると、私自身多くの失敗と挫折を繰り返してきたことに気付かされます。

というか、いつも気づいていました。「俺って転ばないと学ばない人間だなぁ」と。


<これまでの失敗や挫折>
 ※抜粋

◯ 高校まで続けていた野球は万年補欠
◯ 学業面において高校入学当初はクラスで5番以内に入っていたものの、高3年の実力テストでは学年530人くらいの中で下から2−3番目の成績
◯ 周囲の予想通り大学受験浪人
◯ 大学1年の時になじめず大失恋も経験し大学2年の時に半年間授業をドロップアウト
◯ いざ就職の時は氷河期真っ只中(1999年)
◯ 新卒で入社した会社で1年目にして数々のミスで会社に損失を出す
◯ やがて管理職に抜擢され東京栄転もその数ヶ月後に失格の烙印を押されチームは解体
◯ 地域に縁ができて小金井市議会議員になれたものの、1期目2年半で辞職し市長選(2015年)に挑戦も落選。5歳と2歳の子どもを抱え40歳にして無職に

まだまだいくらでも「やらかしてしまった」ことはたくさんあります。

誤解されないように書いておきますが、決して今の「市長」という立場になったことが成功とは私は思っていません。ただ、それを任せてもらえるようになったことは私自身大きな成長だと感じています。そして、政治はあくまで手段です。

「市長」というと華々しい経歴を持った人というイメージをお持ちの方が多いかも知れませんが(一般的にはそうかもしれませんが)、私はまったくそんな感じではないことは上記に書いた通りです。

「失敗は成長の近道である」、「過去と未来は後で繋がる」の意味

ここで二十歳の若い皆さんに伝えたかったことは、興味関心のあることや目の前のことに自分なりに一生懸命に取組むことで、また新しい扉は開くよ。失敗しても前を向けばいつかまた上を向いて歩いていけるようになるよ、ということです。

また、私は若い頃は夢を持っていませんでした。社会人になる時には「稼いで50歳でリタイアしたい!」とか言っていたことを思い出します。でも、いつしか様々な仕事や興味を持ったことや人間関係やを築いていくうちに、36歳くらいの時に政治をやってみたいと思うようになりました。

それまでの仕事がコミュニケーション・デザインや企業の課題解決でしたので、そこで身につけたスキルや考え方は実に政治に関わる上で役に立ったのです。まさかこれまでの仕事がそんな風に繋がるとは思っていませんでした。まさに、後から繋がったのです。

いま夢や目指すものがわからなくても、目の前のことに一生懸命取組むことで、想像していない未来が待っているかもしれません。

1996年1月、高校の友人たちと二十歳の成人式の時の写真(右から二番目が私)。


可能性に満ちた若き皆さんを応援しています!

式典の後は、貫井囃子、ビデオメッセージ(林望先生、FC東京選手、角田夏実選手)、そして抽選会と盛り上がりました。

貫井囃子の方から「一緒に踊ろう」とお声掛けがあって会場から有志が壇上に。午後は私も。
抽選会も盛り上がりました


式典終了後に二十歳を祝う会実行委員の皆さんとこきんちゃんも一緒に記念撮影。素晴らしい式典、そして二十歳代表の挨拶でした。お疲れ様でした。これからの可能性に満ちた若き皆さんを応援しています!

実行委員会の皆さんと記念撮影

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