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かんぽ不正とアイドル不祥事

同じグループの社員として恥ずかしくなるくらい不正が相次ぐ『かんぽ生命』…ふと『アイドルの不祥事』と重なるところがあった。どのアイドルというワケではなく一般的な不祥事と捉えていただきたい。

私はある時期から『推し変は絶対しない』と心に決めた。それに値する推しに出会ったというラッキーもあるが、『推しがいつ去るか分からない』という精神状態ではアイドルも良いパフォーマンスが出来ないであろうし、取り巻くグループのパフォーマンスも落ちるし、そんなパフォーマンスを見たくないからである。

逆に『推し変』をちらつかせ、アイドルに過度な要求をするというのが、多くの例において不祥事の発端だということに最近気づいた。

かんぽにおいても、ときには『保険会社を変える』と言い出す客もいるのだろう。保険会社が群雄割拠する中、かんぽの営業マンもあの手この手を使いお客様を繋ぎ止める。今回『あの手この手』がガッツリ詐欺行為だったというのが事の顛末だ。

だから、私の場合それが何であれ一度契約の場に立ったら『必ずおたくと契約するから、不利な情報もきちんと言ってくれ』と告げる。もちろん契約の場に立つ前に精査をして意にそぐわないときはその話は断る。契約の場での駆け引きは考えない。

いわゆる顧客獲得が使命とされる職業は、色んな面で顧客を失う恐怖にさらされる。かんぽ生命に関しては『パワハラ』が絡んでくるのでちょっと厄介だ。…とはいえだからといってそれが不正を許す理由にはならない。

しかし、顧客の不誠実な駆け引きもまたそのサービスレベルを下げ、損をするのは自分何だということを認識しなければならない。ちゃんと正面から見てあげればほころびも早期に発見出来るものだ。

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